テーマ:猫のいる生活(138602)
カテゴリ:のんこちゃん、平成2年生まれ
ばあさん猫、のんこちゃん
もしかしてボケ始めたのかも知れん。 人間にしたら何歳だ、キミは。 のんこちゃんは、ツメが引っ込められなくなった。 息子のことが怖くて仕方なかったはずなのに、食事時にはビシっと隣に並んでいる。 おこぼれ頂戴作戦なのだ。 ドアだって自分で開けられるのに、人を呼んで開けてもらうのだ。 しかもその鳴き声は、弱々しくて聞こえない。 「にぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・」 毎日の食事は、猫缶だったのに最近は積極的に色んなものを食べる。 一番の好物は、マグロの刺身。 トロは食べない。ばーちゃんだから脂っこいものは苦手か。 赤身専門なのだ。 生クリームも好きだ。ほうれん草のおひたしも食べる。 肉はほとんど食べなかったのに、台所でお肉の料理を始めると・・・、 これまたビシッ!と座っている。 のんこちゃんは、母猫が自宅で産まずに、お外で産んじゃった子猫だった。 いつもびくびくしていて、他の子猫たちが食べ物に釣られて家に入って来ても、人がいなくなるまでじーっと外にいて食べるチャンスを窺っていたのだ。 しかし窺っている間に他の兄弟に食べられて、のんこちゃんはいつも取り分が少なかった。 その反動が今になって出たのか、ぼけちゃったのか。 とにかくヤツは食べる食べる。 さっきは息子がペットボトルのお水をとくとくと汲んだ音を聞いてか、 こたつ布団の上で寝ていたのに大慌てで起きて、息子のコップを覗こうとしていた。 牛乳と勘違いしたんだろうか。 なんだか「もぞこい」です。 注記)もぞこいとは仙台弁で「かわいそうな様、もろくはかない様子」などの場合に使います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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