※布置撮影の写真、
エル弁慶が水晶玉の中に念じて物質化した
二人のための別空間の家。(物質化されたのが9月9日で、六郷熊野神社などでの弁慶宿願の日)
違う角度から撮影。
この金色と銀色の屋根の下の光は
いつでも見える
『願いを叶えよ』
壁かも知れない、いいや、足元の床かも知れないね
いちいち見なくっても、体の周りに確固たる何かが
存在するだろうって事、分かっているよなあ、おい
だから君も、暗い室内で泳がぬ訳だし、緑色の灯を
点さなくても、ちゃんと傍へと来られたじゃないか
ざらざらの漆喰に手を付けば、星々を感じるような
君の閃きだけで、夜の帳の奥へと行けるのさ、ねえ
漸く見えた互いの炎は、ちらつく願いそのものだよ
©布置将臣 2024年 5月22日(00:00)
(※詩の行末を縦読みすると「ねがいをかなえよ」)
エル(-_-)弁慶👺のリクエスト
※ロマンチックな詩にせよとの事です。
※賢治が霊的に中尊寺で目撃した
弁慶(大盗)の魂が、ヨソで再度がんばる。
(賢治の詩だと、薄暗い部屋に忍び込んできた
大盗(弁慶)は、やっぱり夜這いは不敬だと思い、
つぶらな目で相手を拝んで、どこかに悔しそうに去ってゆく)
銀のかたびらは鎧の下にきる肌着。
この行末縦読の詩では、義経の魂に対して
弁慶の魂が「願いを叶えよ」
と心に呼びかけ、漸く上手くいった内容
賢治が目撃した大盗(弁慶)の魂は、
暗いお堂で、殿と同じ所にいたくて
義経の魂が輝く舎利の塔へと、
鎧をぬいで、ちかよってきたけれども、
身分違いだと思いなおし、自主規制して帰る
(※病弱な賢治には霊的視力があった。)
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参考テキスト引用
中尊寺
宮沢賢治
七重(じゅう)の舎利の小塔(こたう)に
蓋(がい)なすや緑(りょく)の燐光
大盗は銀のかたびら
おろがむとまづ膝だてば
赭(しゃ)のまなこたゞつぶらにて
もろの肱映(は)えかゞやけり
手触(たふ)れ得ね舎利の宝塔
大盗は礼(らい)して没(き)ゆる