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きょうは毒きのこ日和です

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2018/08/18
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カテゴリ:DIY:PC等:小ネタ
[ジャンク扱い]富士通 スキャナー Image Scanner fi-5530C2 (本体のみ)[黄ばみ・ACアダプタ・ADF給紙シュート欠品] - EJA1606-637-0005




以前はA4の自動給紙スキャナを使っていたのですが、パンフレット・会議の資料などA4より
大きな紙の取り込みに苦しんでいました。
昨年9月に電脳売王でA3ジャンクスキャナーACアダプタとADF給紙シュート欠品で
税抜き価格1643円が売られており、動いたらラッキー!てな感じで購入。
届いた商品は良く日焼けしてるなーって印象ですが、消耗部のローラー等は極端な劣化感は無い。
電源は24V2.5Aを要求しており、別途ACアダプターを購入しました(約1500円)
別買いで買った24Vアダプターは、運よく同じコネクタだったので電源投入が出来ました。
でもスキャンソフトとドライバを入れても、まるで動作しませんでした。
rblog-20180818152345-00.jpgrblog-20180818152345-01.jpg
丸で動作しないので、何処かにセットスイッチが存在すると思い探してみると
ユニット裏面から見たらADF給紙シュート用の差し込み口があり、調べると
差し込み口の奥にスイッチがある様です。 ADF給紙シュートの挿差し込みを
検知する様になってるっぽいので、試しにスイッチを反応させるとスキャン動作
する様になりました。

てな訳で、差し込み口の奥のスイッチを押すステンレスステイとMDFボードで
ADF給紙シュートっぽいモノを作ってみました。
rblog-20180818152345-02.jpg

組み合わせるとこんな感じになります。
期待どうり、この状態だとスキャンできました。 この程度で動くとはラッキーです。
rblog-20180818152345-03.jpg
これで旅行とか行った時に貰うパンフレットとか会議の資料とかカタログとかが、
素直にスキャンしてデータ化できる様になりました。
                      やはりA3対応は偉大であります。​



ココからはADF給紙シュートモドキの作成法です

・100×20x2の鉄製金具2本 (長い方が有利です)
  この金具で作成したADF給紙シュートを支えます。
  曲げて使う必要があるので、アルミや薄いモノだと壊れると思います。
  写真の部材はホームセンターで購入したものです。
  

・MDFボード
  ADF給紙シュートの基材です、加工が楽なのが良いです
  400x200(程度)x5  1枚
  300x70(程度)x5    2枚

・厚さ2mmの板
  鉄製金具の差し込み口を作る為の厚み材です。
  300x70程度     1枚

・25mm幅のバルサ棒


1.金属ステイを確認する
rblog-20180818152345-01.jpg

ユニット裏面から見ると左右にADF給紙シュート用の差し込み口があります。
この差し込み口に金属ステイを差し込んで、スキャナツールの動作を確認
しましょう。


差し込んだ感じはこんな風になります。
都合良く、金属ステイ上面と給紙面の段差は10mm程度になっています。






2.金属ステイ用スリット板を作る
 2mm厚の金属ステイを差し込む為のスリット板になります。
 21mmの開口は、使う金属板に合わせて変更してください。
 スキャナの出っ張りなどは、現物合わせで削ります。




3.給紙基板を作る
 スキャナに出っ張りがあるので、その個所を切り抜いた板にします。
 写真では用紙ガイドの加工とかしてあるのですが強度が低く、
 A4縦だと紙が斜めに入る事が多いので、A4横で使う様にしています。
 この両脇に25mmのバルサ棒を2本づつ貼ると300mmのガイドとなり
 ほぼ297mmのA4横のガイドで使う事ができます。 




4.給紙基板に板を張り付ける
  給紙基板・300x70板・厚さ2mmの板・300x70板の順に張ります
  後で削るので金属板の差し込み口側5mmぐらいは接着剤無しがお勧めです。
位置関係は以下の様な感じ


写真の黄色い板が厚さ2mmの板になります。



5.実際に差し込んで、金属ステイを調節しつつスキャナと干渉する部分を削る。
 スキャナに色々な出っ張りがあると思うので、疑似ADF給紙シュート側を
 削っていきます。​(疑似ADF給紙シュートは斜めに刺さるので図示できません)



凹凸をしっかりかわしましょう。







後で気づいた・・
  金属ステイの露出シロが20mm程度だったため、削り作業が無いと
 疑似ADF給紙シュートを支えることが出来なかった様です。
 長い金属ステイだと、削り作業無しで支えることが可能になります。


6.出来上がりに満足したら、完成です
rblog-20180818152345-03.jpg

現状の不満は左右の用紙ガイドの踏ん張りが足りないトコロです。
ウッカリすると、用紙ガイドが広がって紙が斜めに給紙されちゃいます。
あと、A3用紙を連続給紙するには長さ不足でもう一工夫欲しいです。
    ※旅行のパンフレットや会議の資料ぐらいしか給紙しないから、事足りています




2021年10月 フィードローラーが死んでいます。

 今年は8月頭~9月末長期出張がありまして出張準備とかも考えると、
スキャナを最後に使ったのは3月か4月頃だと思います。
嫁が古い写真を取り込んで欲しいと持ってきたので取り込もうとすると、
途中でジャムってしまいました。スキャン中の写真を取り出そうとすると
     粘着質な何かがくっついてる
んー、なんか飴玉でも落としたかな?って感じのニチャニチャした感じです。
調べてみると透明な送り出しローラーが劣化でニチャニチャに変化していました。
※ネットで調べると「加水分解」という現象で部品交換が必要とのことです。
フィードローラーと呼ばれる部品でメンテナンスキットには入ってません。

本来ならお役御免といったトコロですが、自炊の話を聞くことも
無くなった今ではA3のドキュメントスキャナに巡り合うのは当分
無いだろうの判断で自力修理を試みることにします。

部品をAliExpressで探してみるとあるもんですね。 ビックリです。
交換は上部ユニットをバラシて行うのですが、挑戦者のネット情報
が無く手探りでバラし交換を行いました。 この状態になると修理
するまで使えなくなるので、ヤフオクで予備機を購入して修理待機
とかそんな使い方をするしか無いのかなぁ・・・ と思う
※ヤフオクで送料入れると4500円ぐらいで売っていました。スキャナの値段を見ると
 予備機構想は消えて無くなりました。





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Last updated  2023/07/02 07:47:15 AM
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