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カテゴリ:古民家補修
子供の頃からズッと倉敷に住んでいてフッと気づくと、小さい頃からあった建物が
空き地になったり民家が改装して観光地向け商店になったり、観光地向け商店が 廃業してガランとしたりで時の流れってこんなもんね~ なんて思っています。 そんな流れの中で縁あって今僕が住んでいる場所から歩いて約5分の倉敷美観地区内に ある古民家を譲って貰える話が舞い込んできて、断る選択肢も無いまま入手しました。 でもま~、 昔の暮らしを全否定して大改装したリノベーション古民家が苦手な僕は、 僕の意図する古民家がこの世に1件ぐらいあっても良いかな~と思っています。 あと、美観地区内の家には補助金が・・ 美観地区内の家という事で入手当初は補助金を貰った補修を考えていたのですが、 倉敷の街並み保存などやっている関係者はモルタル・トタン屋根・アルミサッシが 美観地区内の家屋として不適当と考える様で、撤去して指定の壁・屋根・建具への 変更する申請じゃないと認可出来ないとの事でした。 僕は「まだ使えるモノを壊して見栄えの良い同じ機能のモノを作る」という考えは 同意できないので補助金を貰っての改修を諦める事にしました。 建物はこんな感じ 建物の名前 清澄茶庵(せいちょうさあん) 場所 岡山県倉敷市本町1-47 築年 大正期(以前の家主から継続中の火災保険の備考欄に「大正時代から」と記載) ==残念ながら明確な築年は判りません== 改築 昭和40年頃に3件の家を1件の家に合併風改築(その頃に瓦屋根の葺き替え 調べると、近所に住んでいた大工さん左官さんが施工した箇所の話などありました。 使ってる柱は再利用品が多く、築年に合わない古材を使っていたりします。 玄関に繋がる通路(右の写真は少し改装した後です。 玄関 と その中 と 夜の玄関 南の縁側から見た倉敷美観地区 と 下から見た建物の姿 下からライトアップされた事もあります。 家の見取り図 改装したりするのが面倒だなと思っていたのですが、見取り図がありました。 2022年4月2日 Google Mapに古民家を「清澄茶庵」として登録しました 嫁さんの知人より、団体「くらしき語り部工房」さんに古民家を貸して欲しい などと話があって、2月より月一回のペースで貸し出しています。 個人的な思いとしては、彼等に僕の家族の人生が豊かになる方向で活動して いただけたら商売抜きで良いよなーなんて思っている次第であります。 あと、 「倉敷市民に利益のある事」をベースに活動してただける感じなら近所・行政に 話がしやすいとか何とかネ 僕の団体じゃないので無理は言えませんケド まー、上の妄想はどうでもいいんですが 彼等の活動するベースを他の方々に告知しやすい様に古民家をグーグルマップに 場所を登録する事にしました。 って店舗登録になるのね(汗 住居の実績は無いし、僕が古民家で行うのは維持管理作業なので全て必要経費にできるのですが、 地代・電気代・水道代を考えると最低でも年間20万は収入が無いと赤字確定なので呑気に考えています。 「壁の修繕や屋根の張り替え」は遊びでは無く維持管理作業とか笑えますね。 僕が勤めてる会社は副業OKみたいだし仕事に影響なければ問題無いトコでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/08/14 10:37:17 AM
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