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「18650リチウム充電池の復活を試みる」ですが一応の結論です。
充電できないバッテリーの復活について 「危険行為」だと思うので試みていません。 分解して個々の電池として使う事にしています。 充電できない電池の復活について 自然放電で電圧低下した電池は復活する 過放電・過充電で死んだ電池は復活しない この区別が理解できない人は素直に廃棄するべきだと・・・ と思います。 ジャンクバッテリー分解後の電池容量 掃除機で使いこまれたと思われる電池の平均容量は4.3Whぐらいでした。 電池をモバイルバッテリーに入れて使う 18650電池を16本21本と突っ込めるモバイルバッテリーを改造しています。 使い道の無いモバイルバッテリー複数台でポータブル電源化を検討しています。 なぜ18650リチウム電池を使おうとするか? リン酸鉄リチウムイオン電池は初期投資額が凄い多いのが大きな要因。 ここからは過去の日記です 先日も電動バリカンを使用中にバッテリーが消耗しているのに気づきつつ アトチョト!と使用を続けたために過放電で使えなくなりました。 過放電で使えなくなったバッテリーは僕の技術では復活しない様なので 分解して個々の18650電池に分けて再利用する事にしています。 再利用は中華モバイルバッテリーに詰め込んでいます。(蓄電用途だけどね) そのモバイルバッテリーも2023年には5本になりましてトータル電力量は 320Wh超えしており余裕でポータブルバッテリー1個分はあります。 そうは言っても18650電池が足りない 使い道を色々調べていくうちにマキタバッテリーソケット採用の中華工具が ゾロゾロ増えたり、18650電池がESP8266直結で駆動可能で長期運用に最適とか 中華モバイルバッテリーに21本セット可能タイプが出たりとね。 次々と食い付いてしまうボク・・・デス そういったわけで・・・ 今回は死亡電池の復活を・・・ 前情報としては、18650バッテリーは過放電保護機構が標準で含まれています。 なので、今回は手違いで過放電したセルの復活検討してみます。 ※BL1890系バッテリーが過放電で死ぬと18650が3本過放電状態なので復活すれば結構お得ですよね~。 ネットで検索してみると弱い電力でジワジワ充電すると保護機構を無視して充電 できる記述があります。僕みたいな素人が自作回路で挑戦するのはリスクが高いと 判断しました。購入可能な品があるか調べると、楽天に取り扱い店があったので 過放電解除機能(0Vアクティベーション機能)なるものを備えたモノを買いました。 >>>最初に試した電池は復活しませんでした<<< ![]() 死亡したマキタ18V互換バッテリーから取り出した1V以下出力の電池。 ※捨てるのが面倒だったので何個もあります。 この電池の死亡状況は充電回数20回未満ながら「充電していたら使えなくなった」 「使用中にパワーが落てきたのに気づいていたのに、あとチョット!と使用していた ら二度と使えなくなった」というケースです。分解して保護回路が無いのを確認した ので充電時の過電圧暴走と放電時の強制過放電では無いかと思っています。 ~~どうなるか~~ 2時間ほど充電放置した後にテスターで電圧を測ると2V近辺になっていました。 「もしかすると復活するかも?」と期待させる状態ですが、テスターの表示数値が みるみる減ってるので再び充電です。 なんか復活しそうな感じがしてきました。 ~~で?どうなったか~~ 残念ながら写真の4本は24時間以上充電してもダメでした。 また、マキタ互換バッテリーの過充電で死んだ奴も試しましたがやっぱしだめ。 2023年5月4日 オークションでジャンクのダイソン掃除機バッテリーを買ってます 前回の電池は工作機器使用の強制過放電と過電圧暴走の最悪ケースを自分で実演した 電池だったので復活した所で「ヤバくて単体利用しか出来ない」代物でした。 ※そう考えると「復活しなくて良かった」と思えるんですけどね・・・ ![]() とは言え、少ないこづかいをやりくりして遊んでる身としては、次なるネタは? て事でダイソン掃除機のバッテリージャンクを購入して検討します。 ※本当はジャンクポータブル電源が欲しかったのですが「新品買うわい!」て感じの値段なので断念 掃除機の純正バッテリーなので結構消耗している事が想像できますが吸引力を ネタに売っているメーカーなので吸引力の低下具合で使用中止すると予想して 「残量がソコソコ残ってるといいなぁ~」と期待しての購入です。 今回は写真の6ユニットを3000円を切った値段で買う事ができました。 ![]() ![]() 再利用しないので気にせずケースをぶっ壊しました。機種によって7本6本と 本数が違ったり20700電池の奴もあったりしました。 36本なら1本100円ッス ※20700も電気的な仕様は18650と同じなのでDeepSleep動作機の電池で使うことにしました。 バラした各電池の電圧の多くは3.7V以上でした。その中で1ユニット分は 1V~2V近辺と単体での充電は出来ないセルが混じっている状態でした。 てか、完全に死亡した電池が見つからない。 >>>XTAR ANT MC1 Plusで充電すると復活しました<<< 1V~2Vを示す電池6本を充電器にかけてみました。 うち2本は充電できましたが、あとの4本は充電を開始する気配すら無し。 充電できなかった4本をXTAR ANT MC1 Plusにかけてみたところ充電器 上部のLEDがパラパラと点灯して復活させようと試みているようです。 このまま半日ほど放置してみたところ満充電状態まで復活しました。 4本試して4本とも復活させることができました。 電池復活の結論としては「復活する電池は存在する」です。 ※たぶん自然放電等で電圧が落ちていっただけの電池が復活するんだと思います。 復活ついでで放電式の容量測定器にかけてみました ![]() 復活させた電池を容量測定器にかけて4.2Vから3.5V迄の放電容量を見たところ 2029mAhと思った以上の容量が残っている様子。測定器は中華機器ですが購入 時に何本も検証確認したので間違いは無いはずですが ホボ新品とかびっくり 先日購入したモバイルバッテリーケースに入れて使う事にします。 分解してモバイルバッテリに入れた電池は、どんな容量なのか測定してみる事にします 前回3000円を切った値段でダイソン掃除機の廃棄バッテリを購入しましたが、 今回更に3500円でダイソン掃除機の廃棄バッテリを購入しました。そして今まで 貯めたマキタ18.6Vバッテリのから取り貯めたのやらノートPCから取り出したの やらで9本のモバイルバッテリケースを18650電池で埋める事ができました。 ![]() モバイルバッテリケースは21本式5個 16本式4個で計169本使っています。 ケースだけで約1万円・電池はジャンク購入で計6500円突っ込んでいます。 ※※他の電池はノートPCとかマキタ18Vバッテリを分解した奴なので0円で考えています。 16000円といえばAliExpressでLifePo4電池3.2V230A品が買える値段なので トータル736Wh以下は惨敗ライン・・・あれ? これヤバい負ける気がしてきた(汗 でもLifePo4電池を買うなら大容量品買わないと損な気がするので仕方ないか・・・ ![]() ![]() モバイルバッテリケースはXT60コネクタを追加改造してバッテリ直の出力を 足したので3本直列で12V / 6-7本直列で24Vバッテリの使用を考えています。 うん妄想では使えるんだよ。 作った本人も妄想だと判っている事と言えばバッテリ実容量が不明な点w 全ての電池が使用済品なので急激な放電には弱いと判っていますが16本/21本の 並列で何とかなるんじゃない?って期待があります。 ちなみに僕の妄想容量は1kWh ![]() そういった訳で放電式の容量測定器のコイツで計測できれば文句無かったのですが 9999mAhで桁溢れして無理なので以前の電流計を思い出して作り直す事にします。 いや・・・ そもそも200本以上のの電池をコレで測定するとかアリエネーです。 そういった訳でモバイルバッテリーごと容量を測るモノを作りました 容量測定器を作りましたので順次計測していく予定です~ ![]() ![]() 改造したモバイルバッテリと接続できるコネクタに加え負荷抵抗を2Ωにした 容量測定器を作りました。160Whバッテリなら1日ぐらいで測れる予定です。 これで、今まで作ったモバイルバッテリの容量を順次確認していきます 途中より測定時間が結構必要だったのでセメント抵抗を7本に増強したのと、
3000mVを切ったら測定終了する様にFETリレーを追加しました。 FETリレー追加で発火・爆発後の二次災害を回避する為に、不在時は途中停止 できる様になりました。(休止時間挟むと測定容量増えるケドなー) 左側は作成当初の写真で、右側がモバイルバッテリー測定時の状況写真です。 ・1:18650-21本 107429mWh 12.58h ・2:18650-21本 97574mWh 11.34h ・3:18650-21本 163754mWh 19.18h ・4:18650-21本 172479mWh 18.92h ・5:18650-21本 98286mWh 11.52h ・6:18650-16本 72561mWh 8.35h ・7:18650-16本 82989mWh 9.51h ・8:18650-16本 110423mWh 13.49h ・9:18650-16本 70281mWh 8.54h 容量計測は古民家の外にあるスチール書棚の中で行っています。 まーこれなら出社等不在時に爆発しても延焼は手前の石畳なので大丈夫かなと 単なる放電試験なので「んなこたーない」とタカくくってますけどねぇ~ ・放電測定を終了した奴を半日放置すると3500mV超えの電圧に戻っていました。 またソイツを再放電計測すると1回目の計測容量の5%ぐらい放電できるようです。 できれば1回目の放電終了を検知した後は放電済をフラグでも持って再充電が済む までは放電禁止状態にしたいですね。 いよいよ最後の測定をしています。いろんな出自の電池等ですが合計1kWh手前程度で 3Sで組むと900Wh程度は見込めそうです。また、容量少な目のパックでの平均は 1本1200mAh程度になります。内部抵抗での劣化判定も興味ありますけど・・・ 容量確保はこの程度にして今後は災害準備として「被災時何を使う?」の負荷を考えます。 あとは放電だけだと1回使って終わりなので、「充放電コントローラー」の検討をします。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/13 03:33:39 PM
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