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藤原久敏の『あやしい投資話に乗ってみた』

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藤原久敏

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2021.08.20
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カテゴリ:その他
先日、実家の深い側溝の草むしり中、足を滑らせ、
コンクリート角で股間を強打。

診断の結果、恥骨の亀裂骨折
更には、泌尿器科でMRIの結果、、、。

さて、なかなか衝撃的なタイトルですが、
今回ネタは、投資とはまったく関係ございません。

ただ、「あやしい投資話~」「20年投資を~」など、
実体験を書くことには一家言ある私としては、今回の事故は、
ぜひとも書きたいな、と。


けっこうな長文&(ぶつけた場所が場所だけに)生々しい話では
ありますが、ご興味あれば、お読みくださいませ。



草むしりをしていたのは、冒頭写真のように深い側溝。
若干小雨の中、滑りやすくなっていたせいか、
かなり無理な体制で手を伸ばした拍子に、ズルっといって、
コンクリートの角に、思いっきり股間を打ったわけです。

潰れた!!と思いました。

痛いというよりも、目の前が真っ白になって、一気に血の気が引いていく
のが分かりました。
そして吐き気が。。。
なぜか股間よりも、下腹部に鈍痛が走ります。

しばらくはまったく動けず。
5分くらいして、何とか動けるようになるも、怖くて股間は見れず。

とりあえず服の上から触って、血が出ていないことを確認。
もう5分くらいしてから、恐る恐る、確認。

なんだか鼠径部あたりに、ピンポン玉強の膨らみができています。
これを見て最初は、「ぶつけた勢いで、睾丸が体内にめり込んだ」
思ってしました。

冷静に考えればそんなわけないですが、このときはパニック状態。
そんなことを思うと、余計に気分が悪くなって、また吐き気が。

陰部も異常に膨れ上がり、変なところに、しこりができてもいます。
この時点では、ぶつけた箇所をまだ正視できずに、
脂汗をかきながら、1時間以上、とにかく仰向けになっていました。

今思えば、この時点で救急車を呼んでも良かったかもしれません。

そして1時間以上経って、ようやくマシになってきて、歩けるように
なり、吐き気もおさまりました。
陰部は異常に膨れ上がっているものの、じっとしていれば、
それほどの痛みではなくなってきました。

ただ、最低限の動きができる程度で、その日はその後、ほぼ横になっていました。

2~3日して腫れや痛みはかなりマシになるものの、とても走ったりできる
状況ではなく、また、陰部全体がグロイ紫色に染まります。
動くとしこり部分が痛く、さすがにこれは病院へ行かねば、、、と。

この時点で、直接打ち付けたのは、どうやら陰部ではなく、鼠径部だったかな、と
推察できる余裕もできていました。
ただ、場所が場所だけに、整形外科ではなく、あえて泌尿器科へ行ってみました。
人生初の泌尿器科で緊張します、まさか、こんな理由で行くことになろうとは。

泌尿器科では、初診ということで、(来院原因問わず)いきなり尿検査。
いや、違うんだけどな・・・と思いつつ、期せずして健康診断を受けることが
できました(異常なし)。

そして診察で、股間強打の話をすると、
医者は「いや、君、それは整形外科だろう」と。

なんだかすみません、ってな空気になりました。

「俺、専門ちがうのに・・・」と、若干嫌みを言われつつも、触診とレントゲン。

すると、「恥骨、折れているかもしれない」「しこり、血の塊かもしれない」とのこと。
そして言うには、「恥骨は折れてたら、入院」「血の塊は、切開して取らないと」と。

これには、また血の気が引きます。
まさか、そこまで重症とは、、、たしかに強打してしばらくは最悪のことも考えましたが、
一応、痛みはマシになってきていたので、ちょっと楽観視していたようです。

そこで紹介状を書いてもらい、整形外科と泌尿器科のある総合病院へ。

整形外科ではもう一度レントゲンを撮って見てもらい、恥骨の亀裂骨折が判明
まぁ、いわゆる骨にヒビですね。
もっとポッキリいってたら入院(絶対安静)でしたが、それはなんとか逃れました。
そして、場所が場所だけに、安静にするしかないのこと。

泌尿器科では診察のうえ、MRI検査。
おそらく、人生初のMRI(今回、人生初をイロイロ経験しています)。
全身を固定され、巨大な筒の中に入って、ガー、ビー、とうるさい音に30分ほど
耐える検査です。
これ、人によってはかなりキツイのでは、、、と思いました。

実際、問診では「閉所恐怖症ではないか?」などいろいろ聞かれました。
個人的には、昔に指宿で入った砂風呂みたいで、ちょっと面白かったですが。

で検査の結果、やはり、しこりは血の塊でした。
というか、陰嚢の中全体に血が広がっている状態で、睾丸が下の方で圧迫されていました。
そう、自分で触っても、睾丸が1つ確認できなかったので焦っていましたが、そういう
ことだったんですね。

これを見て、「陰嚢を切開して、血の塊を出して、キレイに掃除して、、、」と、
医者が怖いことを言い始めます。

個人的には、恥骨骨折よりも、こちらの方が深刻です。
ただ、いろいろ話するうちに、「僕は外科なんで、できれば切りたいんだよね、
でも、このまま様子見てもいいかも、、、」と、救いのお言葉が。

はい、経過観察でよろしくお願い致します、と。

なので、経過が悪いと、まだエライことになる可能性はありますが、
おそらくは、このままやり過ごせることになりそうかと(しばらくは定期的に診察)。

いずれにせよ、かなり出血していたみたいで、これには、すぐに冷やさなかった
ことを激しく後悔。

打撲は即、冷やす。
これでもか、というくらいに冷やす。

しっかり冷やすことで血管が収縮し、内出血をかなり抑えることができるわけですね。
高校時代にスポーツ(柔道)をやってので、身に染みて、分かっていたはずなのに。
今回、これを怠った(というか、それどころではなかった)ことが、大きな反省です。

少しでも反面教師にしていただければ幸いです。
あと、靴裏がツルツルになったサンダルは、即、新しいものに買い替えましょう。
今回、速攻で新しいサンダルを買いました。


腕や足を骨折したことのある人は多いと思いますが、恥骨骨折はそれほど多くは
ないと思うので、これで武器(ネタ)が1つ増えたと思えば、少しは救われます。
投資実体験ネタもそうですが、やはり実体験は書いていて、いくらでも筆が進みます。
将来、何か病気になったときは、たぶん、闘病記的な本を出版するかと思います。





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最終更新日  2021.08.20 18:10:04
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