◆飲酒はやはりがんの原因になる?
●米国・米臨床腫瘍学会・がん予防委員会は声明で、飲酒はがんの大きな原因となるとの声明を発表した。飲酒とがんの関係は、米国に限らず、国内外多くの研究機関から報告されているが、なかなか疫学的調査というのは時間がかかり、因果関係を科学的に証明するのは難しいわけだね。●日本でも、愛知県がんセンター中央病院の病院疫学研究は有名で、HERPACC研究として世界的に知られている。HERPACCでは、胃がんのうち食道に近い噴門部がんについて、次のように報告されている。男性の中で喫煙をする集団では、喫煙も飲酒もしない集団と比べて、がんを発症する危険度は3倍になり、さらに毎日飲酒する習慣が加わるとその危険度は5倍になる‥ということのようだ。やはり酒も良くはないんだね?<img src="http://livedoor.blogimg.jp/hisaday41750/imgs/4/f/4f3b2f24.png" width="149" height="130" border="0" alt="飲酒" hspace="5" class="pict" align="left" />●米でのこの声明は、同学会が飲酒の危険性を公式に認め、対策に乗り出す‥ということに意味が有るようだ。咽頭・食道・肝細胞・結腸などのがんに飲酒は危険であり、女性の乳がんについても、たとえ適量でも危険性を高めると報告されている。世界で新たにがんになる人のうち5.5%、またがんで死亡する人の5.8%は飲酒が原因だとか。●米国立衛生研究所(NIH)ではアルコール度5%のビール1缶(340ミリリットル)を、2時間以内に男で5本、女で4本飲むと深酒とし、1か月に5日以上この状態を続けると、過剰な飲酒と定義しているようだ。●ある程度長生きもすれば、今更 酒を飲むなと言われても、それは無理というもの。むしろ危険性より、精神的な快楽とかの方が優るように思われるのは私だけだろうか? それでも、たばこはさすがにやめた方がよいだろうね?栄養にもならないし害しかないのでは? 酒飲みの勝手な言い分かな?