『暮らしとお金』 FP HISAが綴る 日々の雑感

2014/11/21(金)14:43

◆生姜は薬か 食品か?

健康とお金(253)

●昔から知られた効能だが、生姜はほんとに便利な植物だ。下着メーカー・トリンプは生地に生姜の粉末を付着させて、吸湿と発熱効果を高めたインナーを発売した。黒生姜という、熱帯地方に自生する生姜中の、ポリメトキシフラボンという成分が、その効果を持つのだという。生地に付着したものを洗っても、効果は持続するとか・約150グラム分の生姜を使い、下着に成分エキスを付着させるのだとか。 ●化粧品ブランド・アユーラからは、入浴剤も出ている。「生姜香草湯」という。血行不全や手足の冷えに効果アリらしい。じわじわ体を温め、血行改善の効果を期待できそうだ。 ●せんねん灸、で有名なセネファでは、「せんねん灸オフしょうがきゅう八景」というロングセラーを持つ。お灸のもぐさの中に生姜成分を入れてるのだとか? ●強いコリがある部位や足裏など、肌の厚い部分に使うと、体全体を温める温熱効果が高いのはしょうがの特徴だ。先のせんねん灸では、銀座の治療室で体験ができる「お灸教室」をやってるのだとか・・是非行ってみるといいね! ●おっと食べるのを忘れては困るよね?お茶漬けの永谷園の話だ。2007年から生姜部を開設して、効能や食べ方の研究をしている 。9月から「「冷え知らず」さんの温生姜スープ たっぷり野菜 粕汁風」・・・を発売した。即席スープを多く出しており、生姜の特性にゾッコンの様子だね? ●ポイントはいかに生姜の温熱効果を引き出せるかだが、加熱後に乾燥させるなど、各社の工夫は様々だ。おまけに「”ほっ”とヨガ」まで提案して、毎日の運動が必要と、ヨガスタジオ「LAVA]と提携している。 ●生姜の殺菌作用や温熱効果は 古くから日本人に知られていて、生活に取り入れられてきた。主に口からの摂取だが、近代になり科学的な成分分析によって、薬としての効果も確かめられるようになった。 ●生の生姜には「ジンゲロール」が含まれ、殺菌・解熱・手足の血管を広げるなどの働きがある。それを乾燥させ加熱すると「ショウガオール」という成分に変化して、胃腸壁に作用し血流を良くして、体の深部から温めるのだそうだ。 ●寒くなるこれからのシーズン 温泉に浸かったあとは、生姜の入ったスープで体の芯から感じる「暖かさ」が欲しいものだね?ためしてみよう~~

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