|
全て
| 趣味とお金
| 暮らしとお金
| 保険とお金
| 住宅ローンとお金
| 教育費とお金
| セカンドライフとお金
| 年金とお金
| 証券投資とお金
| 相続とお金
| 健康とお金
| 経済とお金
| 食とお金
| 最近読んだ本とお金
| ノスタルジー
| 国力とお金
| 近隣トピックス
カテゴリ:国力とお金
●さて年も明けて、日常が始まったと思いきや、日本の周辺は実に騒がしい。日中・日韓・中韓とそれぞれが三つ巴で、対立をしている状況だ。 ●米中はどうかというと、どうやらトランプの共和党は、オバマの民主党と比べ、対中で強面の姿勢のようだね?米国営放送のボイス・オブ・アメリカによれば、トランプが就任早々 非難したのが、中国が南シナ海全域で主権を主張し、軍事施設を建設している・・という事だった。国際仲裁裁判所の判断で、すべて否定されたにも関わらず、中国が従おうとしないことへの非難だ。 ●大統領報道官によれば、米政府は戦略的に意義のある航路上の、「国際的な領海」を守る方針だ。 そして、ある国による占領行為を防ぐとした。どの島かについても言及はしなかったが、これらは事実上の国際海域にあり、中国の一部ではないとした。 ●国務長官に指名されたティラーソン氏は、1月上旬の公聴会で、米国は中国に対して、明確に「島での建設を停止すること」「中国は島に触れないこと」の2点を要求した。・・とある。 ●国防長官も海兵隊上りの天才的軍事指導者だったそうだから、さてこの後どうなるか見ものだね? 対中強硬派の現職・ハリス米第七艦隊司令官(横須賀が母港ですよ)も当然この流れで、8月の留任が決まり、昨年からずっと、固唾をのんで推移を見つめていた中國人民解放軍は頭が痛いだろうね? 当然反発はするが、今現在米国と事を構えても、勝てる戦争にはならないからね。どういう対応に成るか見ものだね~ ●英国もEUを離脱して米国と似たような動きになり、どういう流れからきた話かよくわからないが、現在建造中の空母2隻を、2年後から南シナ海に遊弋させるって話もあるようだ。日英はいま対艦ミサイルを共同開発してる関係だ。 ●日本はどうか?トランプが安保ただ乗り…だと非難してもっと費用を出せと言ってるが、確かに対GDP比で1%という軍事費は主要国では少ないのだ。ドイツでも確か1.7%だったか?英仏などでも2~3% 韓国は3%超えてたかな? ●戦後の日米同盟に慣れてしまい、ある意味甘えがあって、これが当たり前の姿になってしまったきらいはあるよね?自国のことは自国で守るというのは、独立国の当然のスタンスだから、これを機に見直しが進む可能性はあるよね。実際すでに国会では、その気があるのかどうか?議員が質問していたよね。 ●GDPがそれなりなので、1%が仮に2%になれば、国防費は10兆円にもなる。中国が17~8兆円米国が50兆円強らしいが、日本の場合、専守防衛が現在の縛りなので、能力はあっても戦略爆撃機や攻撃型空母・弾道ミサイル もちろん核兵器も持てないのが今の現状だ。国会でも北朝鮮情勢をにらんで、先制攻撃もできるような武器体系をそろえようという動きもあるようだ。確かに向こうが核ミサイルを、打ち上げてからそれを待って対応するなんてのは、戦とは言えないよね?戦後の平和ボケ思考からいい加減抜けないといけないんじゃないかとは思える。憲法改正がこのあたりを睨んでるのかはよくわからないが・・・ ●しかし5兆円も増えるという事は、社会保障費は減るだろうし、他分野に相当のしわ寄せがくる。軍事的対立で国民が得するなんてことはないのだ。戦争に勝ったところで領土を割譲という事もなければ、賠償金を得ることもできず、ただただ国民にしわ寄せが来るだけだ。日中でも経済はすでに補完関係であり、戦争になればお互い潰しあいをするだけで、国民にはなんのメリットもないはずだ。 ●そもそも、東アジアの軍事費の膨張は、中国・北朝鮮が主に原因を作った。とりわけなぜ中国は、国内に未だ恩恵を受けてない国民が何億人もいるというのに、社会保障制度や高齢化対策・環境対策などに 予算を廻さず、使うあてもないような膨大な軍事に費用をかけるのか? ●旧ソ連が米と軍事で張り合って、結局財政が持たなくなっって崩壊したことを思い出すべきと思うが、中国の夢・・大中華帝国・再興に一度は賭けてみたいのかしらね~ ●欧米列強のみならず、日本にまで蹂躙された近世の屈辱を晴らして、それを格下になった他国に投射したところで、いずれ歴史の中の一コマに埋もれるだけのことだろう。その国に住む人が、安寧に豊かに 将来不安を感じないで生活できるかこそ・・・が、肝要だと思うがいかが? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.01.27 20:09:42
コメント(0) | コメントを書く
[国力とお金] カテゴリの最新記事
|
|