カテゴリ:実技・相続
3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁
《問14》 Aさんの相続における遺産に係る基礎控除額として、次のうち正し いものはどれか。 1) 7,000万円 2) 8,000万円 3) 9,000万円 解説者:藤崎 仁 (税理士、CFP(R)、1級FP技能士) 《問14》正解:2 【遺産に係る基礎控除額】 問13では、相続税を課税するための基礎となる金額である「課税価格の合計額」を求めました。 この「課税価格の合計額」から、この問題のテーマである遺産に係る基礎控除額を控除した金額に対して税率をかけて相続税額を求めます。 「遺産に係る基礎控除額」は、 5,000万円+1,000万円×法定相続人の数 という算式で計算します。 法定相続人は、配偶者Bさん、二男Dさん、長女Eさんの3人なので、5,000万円+1,000万円×3人=8,000万円で正解は 2) となります。 この問題ではあまり関係ありませんが、算式中の法定相続人の数とは、 相続を放棄した者がいた場合でも、その放棄がなかったものとした場合の相続人の数 のことをいいます。 この問題で仮に二男Dさんが相続を放棄した場合でも法定相続人の数は3人となります。 法定相続人の数を出すときは、相続放棄は無視するのです。 ────── COPYRIGHT (C) 2007 Hitoshi Fujisaki All Rights Reserved. ────── お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2007.02.19 13:37:56
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