カテゴリ:実技・相続
3級FP技能士 合格講座 中野克彦 中島智美 藤崎仁
《問15》 相続放棄,代襲相続,代償分割に関する次の記述のうち,最も 適切なものはどれか。 1) 民法の規定における相続分については,長女Dが相続を放棄した場合で あっても,その相続の放棄はなかったものとして算定される。 2) 長女Dが相続を放棄した場合,孫Fが相続人となる。この孫Fを代襲相 続人という。 3) 代償分割とは,相続人のうちの1人または数人が,遺産の全部または大 部分を相続し,他の相続人に対して金銭などの別の財産で支払う方法を いう。 解説者:藤崎 仁 (税理士、CFP(R)、1級FP技能士) 《問15》正解:3 【相続放棄,代襲相続,代償分割】 答えは「3」です。 1) × 民法において相続放棄があった場合には、その放棄をした者はいなかったも のとみなされるため、相続分の計算上もその者を関係させずに算定します。 2) × 相続放棄があった場合には、その放棄した人の子に代襲相続されることはあ りません。 孫Fが代襲相続人となるのは、長女Aが既に死亡している場合等に限られま す。 3) ○ 記述の通りです。 ────── COPYRIGHT (C) 2007 Hitoshi Fujisaki All Rights Reserved. ────── お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.03.05 12:42:26
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