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2011.08.14
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カテゴリ:相続・事業承継
独学 3級FP技能士 試験 解説 中野克彦 うだてともみ 岡村真由美
相続・事業承継(学科)

(56)下記の親族関係図において、孫Eの法定相続分は、(   )であ
  る。


┌─────────────────────────┐ 
│ 〈親族関係図〉                 │
│                         │
│ 被相続人A====妻B             │ 
│       │                 │ 
│ ┌─────┴────┐            │ 
│ │          │            │ 
│ 子C         子D======Dの配偶者│ 
│         (すでに死亡) │       │ 
│             ┌───┴───┐   │ 
│             │       │   │ 
│            孫E       孫F  │ 
│                         │ 
└─────────────────────────┘ 

1) 6分の1
2) 8分の1
3) 12分の1




岡村真由美
  解説者:岡村真由美

    (DCプランナー、CFP(R)、1級FP技能士)




(56) 正解:2) 【法定相続分・代襲相続】


孫Eの法定相続分は、8分の1です。


【過去の出題】
2010年9月3級学科試験(56)相続・事業承継「代襲相続」
2010年5月3級学科試験(56)相続・事業承継「代襲相続」
2010年1月3級学科試験(56)相続・事業承継「代襲相続」
2009年1月3級学科試験 (26) 相続・事業承継「代襲相続」

【関連の過去の出題】
2010年1月3級学科試験(56)相続・事業承継「法定相続分」
2009年9月3級学科試験 (56) 相続・事業承継「法定相続分」
2009年1月3級学科試験(57)相続・事業承継「法定相続分」
2008年9月3級学科試験(58)相続・事業承継 「法定相続分」
2007年9月3級学科試験(58)相続・事業承継「法定相続分」
2007年1月3級学科試験(28)相続・事業承継「法定相続人」
2007年1月3級学科試験(57)相続・事業承継「法定相続分」


今回の問題は、法定相続分代襲相続が理解できれば、簡単に解ける問題でしたね。
法定相続分と代襲相続について整理しておきましょう。

法定相続分

誰が相続人となるのか、また、一応の割合が民法でルールが決められています。
必ずしもその割合で相続するのではなく、あくまで目安です。

法定相続分の2つのルールをおさえておきましょう。

1.配偶者は、常に相続人となります。

2.配偶者以外の相続人には優先順位があります。
 
 ・第一順位・・・子
 ・第二順位・・・直系尊属(父母、祖父母)ます。
 ・第三順位・・・兄弟姉妹

 <法定相続分>

┌───────┬───────────┬─────────┐
│第一順位の場合│子ども    1/2 │配偶者 1/2  │
├───────┼───────────┼─────────┤
│第二順位の場合│直系尊属   1/3 │配偶者 2/3  │
├───────┼───────────┼─────────┤
│第三順位の場合│兄弟姉妹   1/4 │配偶者 3/4  │
└───────┴───────────┴─────────┘


代襲相続

相続開始時に、相続人となるべき人が死亡したり、相続権を失っている場合は、そのまた相続人がかわりに相続人になります。
これを、代襲相続と言います。

今回の場合で言うと、子(D)がすでに死亡しているので、孫(E)と孫(F)が、子(D)のかわりに相続をします。

(相続の放棄をした場合には、代襲相続はできません。)


今回の問題では、相続人は、妻(B)、子(C)、孫(E)、孫(F)になります。

法定相続分を出す時は、図に書き込んでいくとわかりやすいかと思います。

被相続人A====妻B (1/2)            
       │                  
  ┌────┴─────┐             
  │          │             
  子C         子D======Dの配偶者 
 (1/2×1/2)  (すでに死亡) │       
            ×    │
            ↓    │
          (代襲相続) │
             ┌───┴───┐    
             │       │    
            孫E       孫F
          (それぞれ 1/2×1/2×1/2=1/8)   

妻(B):1/2

子(C):1/2 × 1/2 = 1/4

代襲相続により孫(E)および孫(F)が相続
孫(E):1/2 × 1/2 × 1/2 = 1/8
孫(F):1/2 × 1/2 × 1/2 = 1/8

したがって、孫(E)の法定相続分は、1/8になります。

順をおっ解いていけば、簡単に解ける問題かと思います。
法定相続分と代襲相続を、しっかり覚えておきましょう!



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Last updated  2011.08.18 01:32:37

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