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Jul 19, 2005
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カテゴリ:保険
なかなか終わらない地震保険シリーズです(笑)。

今回は、地震保険における保険金の支払われ方です。

さて、地震保険に加入したら、地震にあってしまいました。
保険金はどのように支払われるのでしょう?

地震保険の場合、
自動車保険や生命保険と違い、
損害の程度が、次の3通りに分けられ、
それに応じて、保険金が支払われるのです。

全損・・・保険金額の全額。ただし、時価が限度。
半損・・・保険金額の50%。ただし、時価の50%が限度。
一部損・・・ 保険金額の5%。ただし、時価の5%が限度。


なぜ、損害の程度が3通りに分かれているのでしょう?
それは、保険金を迅速に支払う為なのです。
自動車事故のように、1件1件の事故の程度に合わせて
保険金を支払うのには、かなりの時間を要します。
地震は、他の災害に比べて、被害の程度が甚大ですから、
1件1件に合わせた保険金の支払いをすると、
とても支払いが追いつきません。

では、時価って何でしょう?
時価というのは、読んで字の通り「その時の価値」です。
建物であれ、家財であれ、
時間が経つと、それだけ使われているので、
その分、価値が下がります。
ですから、保険証券に記載されている保険金額ではなく、
その時の価値でしか支払われないのです

ただ、今では、
ほとんどの保険会社が、契約時の評価額に相当する
保険金を支払う特約を用意しています。
(保険料は割高ですが)

このように見ていくと、
地震保険は、あくまで家などが倒壊した際の生活を補うもので、
住居や家財の損害をすべてカバーできるものではないんですね。

次回こそ、地震保険最終章です。





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最終更新日  Jul 20, 2005 08:07:48 PM
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