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カテゴリ:気になるニュース
ライブドアに強制捜査。
いったい何をやらかしてしまったのでしょう? 証券取引法の、 「偽計取引、風説の流布」の疑いで捜査を受けています。 分かりやすく言うと、 「あんた、嘘付いて儲けちゃったでしょ」容疑。 その嘘とは、 ・買収巡り虚偽公表 ・水増し決算 ・株価つり上げ 今回は、このうちの 「買収巡り虚偽公表」を見ていきます。 ライブドアは、言わずと知れた M&A(企業の合併・買収)で大きくなった会社ですが、 その企業買収をどのように行っていたかというと、 「株式交換」です。 株式交換とは、 ○企業買収の際、買い手の企業が新たに発行した自分の会社の株を 買収先企業の株と交換し、完全子会社化する制度。 銀行借入などで、多額の資金調達をする必要がないメリットがあり、 欧米のM&Aでは主流。 で、どんな疑いがあるのかというと、 ライブドアのグループ会社「ライブドアマーケティング」は、 株式交換で「マネーライフ社」を買収すると公表しておきながら、 ライブドア側が、実質支配する「投資事業組合」を通して、 現金で買収していたというのです。 「株式交換」でなく、「現金」で。 買収先の企業の株式を、旧株主から「投資事業組合」が買い取り、 その旧株主には、現金が渡っていました。 では、買収する際に「ライブドアマーケティング」が発行した 新株はどこへ? ↓ 「投資事業組合が」持ったまま。 その企業買収が発表された後、 「ライブドアマーケティング」は、株式分割(細かい説明は省きますが、 一時的に株価が高騰することが多いのです)を行い、 株価は上がりました。 どれくらい上がったかというと、 日経によると、最も株価が上昇した価格で比較すると 45倍強!! どの段階で、投資事業組合が「ライブドアマーケティング」の 株を売却したのかは、まだ分かりませんが、 このような経緯で 値上がり益が、ライブドア側に渡ったと見られています。 ライブドアのグループ会社だけでなく、 ライブドア本体でも 同じような手段でM&Aを行った容疑もあるようで・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Jan 17, 2006 04:19:15 PM
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