121811 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

FPヨッコのマネー・サロン

FPヨッコのマネー・サロン

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
Jan 17, 2006
XML
テーマ:ニュース(100000)
カテゴリ:気になるニュース
ライブドアに強制捜査。

いったい何をやらかしてしまったのでしょう?

証券取引法の、
「偽計取引、風説の流布」の疑いで捜査を受けています。

分かりやすく言うと、
「あんた、嘘付いて儲けちゃったでしょ」容疑。

その嘘とは、
・買収巡り虚偽公表
・水増し決算

・株価つり上げ

今回は、このうちの
「買収巡り虚偽公表」を見ていきます。

ライブドアは、言わずと知れた
M&A(企業の合併・買収)で大きくなった会社ですが、
その企業買収をどのように行っていたかというと、
「株式交換」です。

株式交換とは、
○企業買収の際、買い手の企業が新たに発行した自分の会社の株を
 買収先企業の株と交換し、完全子会社化する制度。
 銀行借入などで、多額の資金調達をする必要がないメリットがあり、
 欧米のM&Aでは主流。


で、どんな疑いがあるのかというと、
ライブドアのグループ会社「ライブドアマーケティング」は、
株式交換で「マネーライフ社」を買収すると公表しておきながら、
ライブドア側が、実質支配する「投資事業組合」を通して、
現金で買収していたというのです。

「株式交換」でなく、「現金」で。

買収先の企業の株式を、旧株主から「投資事業組合」が買い取り、
その旧株主には、現金が渡っていました。

では、買収する際に「ライブドアマーケティング」が発行した
新株はどこへ?
 ↓
「投資事業組合が」持ったまま。

その企業買収が発表された後、
「ライブドアマーケティング」は、株式分割(細かい説明は省きますが、
一時的に株価が高騰することが多いのです)を行い、
株価は上がりました。

どれくらい上がったかというと、
日経によると、最も株価が上昇した価格で比較すると
45倍強!!

どの段階で、投資事業組合「ライブドアマーケティング」
株を売却したのかは、まだ分かりませんが、
このような経緯で
値上がり益が、ライブドア側に渡ったと見られています。

ライブドアのグループ会社だけでなく、
ライブドア本体でも
同じような手段でM&Aを行った容疑もあるようで・・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  Jan 17, 2006 04:19:15 PM
[気になるニュース] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X