ジュリアン・アサンジ氏逮捕ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」ウィキリークスのジュリアン・アサンジ氏が逮捕された! 容疑は、レイプだそうな?! ふざけた容疑だ! 別件逮捕、冤罪、謀略、罠、ハニートラップだろう....。 ウィキリークスには、諸説がある。モサドあるいはCIA等が作ったディスインフォーメーションの為のリーク組織だ、というのがそれである。投稿者は穿った見方だとして、いろいろ調べている内に、逮捕だ。 この説は、後退するだろう。 仮にどうであれ、リークは必要なことだ。彼のsengoku38君のリークにせよ、その方法論は兎も角、事実は知らされなければならない。真実は事実に基づいて、考察される。その意味で、ウィキリークスの暴露は、世の中のウソを暴くとして、歓迎していたことは言うまでもない。 正当な暴露と正当でない暴露があるだけだ。当然、個人情報の暴露などは不正当である。 公人、公益の暴露は正当である。公は既にみんなの為にあるのであるから、そのみんなは知り得て当然だ。 みんなの範囲であるが、いろいろ議論があるであろう。国益という問題もある。国益故に秘密もあろう。その国益は、やはり、公益に反しない範囲で許されよう。私益が公益に反しない限り許されるのと同じである。 世界が情報化でますます狭くなる中、公益とは人類による益と考えなければならない。それに反する情報は、リークされて悪いはずがない。それが本来、ジャーナリズムの使命であるが、そのジャーナリズムが権力の側に起って、情報を公開しない。 驚くことに、ウィキリークスの情報リークが、ジャーナリズム全体のリーク情報を凌駕すると言うから驚きだ。結局、現今のジャーナリズムは情報を隠しているのである。それがそもそも問題だ。 世界は、何かの巨大な権力によって操作されている。これは間違いない。情報のリークはこの巨大な権力の都合には悪いが、みんなの都合には関係ない。寧ろ、それによってみんな(人類)の都合を侵害している。とすれば、リークは歓迎されるべきだ。 だから、逮捕された。これは弾圧に他なるまい。 いちいちの情報について、ここでは触れないが、これまでもいくつかの問題について検討してきたから、感ずることであるが、確かに隠している。そして、都合良く操作されているケースは数多い。 故に、ウィキリークスの正体が何であれ、情報リークは本来歓迎されるべき事だ。情報は真正なものであれば、インフォーメーションの土台となるべきものであるから、ディスインフォーメーションには直接には、関係がない。仮にディスインフォーメーションの為のウィキリークスであるならば、そうでない別のウィキリークスが登場すれば良いだけの話である。 今のところ、そう言う動きはない。権力によって取り込まれたジャーナリズムの対立軸としての新たなジャーナリズムと捉えて良いのではないかと思う。 ジュリアン・アサンジ 「なぜ世界にWikiLeaksが必要なのか」(リンク先では日本語) http://www.ted.com/talks/lang/jpn/julian_assange_why_the_world_needs_wikileaks.html 。 。 2010-12-08 飄(つむじ風)純粋な理知をブログに注ぐ。 |