風が嫌いな訳自然現象の中で、雨より嫌いなのが風 前はそんなに嫌いじゃなかった。 でもね。 あの日を境に、風はアタシの最悪の敵と化した。 風の強い日。 いつものようにチャリを漕いでいたアタシは、学校まで一本でいける用水路沿いの道をひた走っていた。 この日は、忘れもしないバレンタインデーチョコを渡す日の2月16日(だったと思うw) 14日が休みだったんだよ確か。 で、16日に持ち越しになったんだけどね。 違う袋に入れたチョコを、ハンドル部分にぶら下げて。 漕いでたの。 風に負けじと必死に。 でも、容赦なく吹き付けてくる風、風、風 一つ言っておくと、この一本道、殆ど障害物、つまり建物がありません。 だから、おもいっきし風の通り道になってる訳で。 それに、一刻も早く気付いていたら… あんなことにはならなかったのに(涙) 風が吹き付ける中、引き続き、必死に漕いでた訳よ。 当時17歳のうら若きオトメが必死の形相で(爆) そしたら・・・。 『ヒュゥゥゥゥゥ……』 あんなに強かった風が、音を立てて急に静かになった。 「お?♪」 と思った次の瞬間!!! ドン!!! 凄まじい威力の横風が、アタシの身体をチャリごとふっ飛ばした。 マジ、効果音で言うなら『ドン!』だった。今でも忘れないあの威力。 で、飛ばされたアタシはというと、悲鳴をあげて稲刈りの終わった田んぼに突っ込んだ。 その衝撃で、マジ膝えぐれた。 2日間くらい血が止まらなかったくらいさw とにかく、こんな調子で大切な日に大怪我を負わされたアタシは、風が何よりも嫌いになったわけですゎ。 みんなも、くれぐれも風には気をつけて!!! ふっ飛ばされないようにw ・・・それにしても、アタシ+自転車で結構な重さになるのに、よくあんだけ飛ばされたよなーと今でも感心するw |