2009/03/13(金)15:57
あなたを見てると涙がでる。
と、友達からメールをもらったことがある。
私も人に涙されるほど、一人前になったかな?
それとも60歳にして、一人暮らしを選んだあなたの
余裕かな?
敗戦後に生まれた私達は、男女席を同じくし、恋愛や結婚、学問や職業選択の自由や、差別を無くした平等な世界を目指していつも、親世代の「古い」考え方に反抗していたよね。
学生運動に加わらなくとも、世間の常識や定まったルートに逆らうことが、私達自身のそれぞれの小さな革命だった。
それが私達の体得した自由だった。
でもそんな自由観は、70~80年代で終わったんだそうです。
今の若い女の子や男の子たちは
もっときれいになること、セレブになること、
特別な才能を持ち社会に承認されること、
そんな幸福を得ることが自由になる、という考え方らしいです。
自由主義競争時代の幸福です。
(竹田先生の講義からの自己的受け売りです)
私達は私達で、黄昏期に来ましたね。
それぞれに選んだ道の負債を背負って。
重いときもあるよね。
「事柄が明らかになれば、言葉はおのずから従う。」
「事柄そのものが言葉を引きずってゆく」
「各人の性格が自己の運命を作る」
「運命は自分で道を見いだす」
まず事柄を明らかにすることから始めなくては。
またバカな話などして、泣き笑いしようね。