フリーバード・時価旅 スタッフの何でも旅行記Part.2

2008/06/21(土)13:37

オーストリア航空 ウィーン研修 その9

オーストリア・スロバキア(10)

★3日目 朝★  来たばっかりだというのに、もう最終日です。早い・・・。帰りたくない・・・。   朝食は6時半から。プレーンオムレツをつけました。プレーンにもほどがあるっ!と言うほどの、味のついていないシンプルなオムレツでした。お好みで塩コショウをふっていただきます。  パンは硬くて丸いゼンメル。これを横にスライスして、間にハムをはさんでハンバーガーみたいにして食べるととてもおいしいのですが、その食べ方はウィーンの高級ホテルに似つかわしくない気がしたので、おとなしくちぎっていただくことにしました。 さて、11時の集合時刻まで、適当にショッピングでもして・・・ということだったのですが、せっかく自由に使える時間があるので、朝の散歩が楽しめる場所に足を延ばしてみることにしましょう。  シュバルツェンベルクプラッツから71番の市電に乗って、南へ20分あまり。ウィーンの南のはずれにある、中央墓地へ。17番目の駅のツェントラルフリードホフ2で降ります。  市電や地下鉄には、日本と同じように「妊娠中の方、乳幼児をお連れの方、体の不自由な方、お年寄りの方に座席を譲りましょう」という表示が出ています。この、お年寄りのマークが何とも味があります。こんなひげたっぷりの立派なおじいさん、最近見かけなくなりましたね。   中央墓地の入口には立派な門があり、入口の前には花屋さんが並んでいます。線香やロウソクは売っていません。    中央墓地という名の通り、中はお墓です。お墓がひたすらたくさん並んでいます。横浜の外人墓地とは違って、とにかく広く、並木道もあって、静かで、ゆっくり散歩ができます。  観光客が行くのは、だいたい第32区の、著名な音楽家の墓が集まっているゾーン。入口から、ここを見学して、その奥のカール・ルエガー教会を見て帰るだけならば、20分ぐらいですませることもできます。 それ以外の場所に行く時は、目的の偉人の場所をしっかり入口で確認しておくか、あるいは「目的なくただ散歩をするだけ」と決め込むか、いずれかにしなければなりません。ただなんとなく、「有名人のお墓はないかなぁ~」なんてキョロキョロ歩いていても、迷うだけで、「これは!」と思うものにはなかなか出会えません。 芝刈り機の音だけが時々聞こえる静かな墓地を、1時間ほど散策していきました。     左から、ベートーベン、モーツッァルト、シューベルト。    左から、シュトラウス(父)、シュトラウス(子)、ブラームス。  ブラームスはレッセル公園にある像と同じように、難しそうな顔をしていました。

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