フリーバード・時価旅 スタッフの何でも旅行記Part.2

2014/12/09(火)11:17

週末ソウル(2) シャルロッテ劇場でミュージカル観劇

韓国(6)

 今回のソウル旅行の目的は、シャルロッテ劇場で上演中の、「オペラ座の怪人」ソウル公演をみることでした。  シャルロッテ劇場は、ロッテワールドの近くにあります。明洞からだと、地下鉄2号線の乙支路入口駅から乗り換えなしで30分程度です。明洞駅から4号線に乗って、途中で乗り換えるのもアリ。  地下鉄の切符(1回用交通カード)は自動販売機で買えます。だいたい1000ウォンあれば行けますが、シャルロッテ劇場のある蚕室駅は、ちょっと遠いので1100ウォンでした。さらに、カードのデポジットとして、500ウォンを支払います。デポジットは、使用後に「deposit refund」と書かれている機械にカードを入れると返ってきます。  改札は、カードを「ピッ」とタッチして、ターンテーブルをぐるっと回して入ります。  地下鉄にはホームドアがついていて、安全仕様です。ホームも車内もきれいで、表示も分かりやすくて快適です。値段も安いです。でも、夜の12時ぐらいには終わってしまうので、その後はタクシーですね。  劇場に到着。あのロゴマークを見ると、わくわくしてきます。  当日のメインキャストが、写真付きで出ていました。左は、劇場ロビーのモニターで紹介されていた、もう一人のクリスティーヌ役のチェ・ヒョンジュさん。私が知っている韓国人の中でもっとも綺麗でかわいい彼女は、日本では西珠美という芸名で「オペラ座の怪人」にも出演していて、今回は故郷での凱旋出演ということで、この人が見たくてソウルまで来たのですが、今日のキャストは別の人でした…。  ともかく、気を取り直して、チケットボックスで当日券を購入します。チケットボックスには日本語ができる人が一人いて、丁寧に案内してくれました。  開演まで少し時間が合ったので、劇場のとなりにあるカフェでひとやすみ。このカフェも、演目のイメージにあっていて、開演前の時間をすごすにはピッタリです。  夜公演は20時スタート。日本の劇場よりも遅めですので、開演前に夕食をすませておくほうがいいかもしれません。今回は、眠気防止のため、あえて食事はとらずにコーヒーだけですませましたが。  日本人と韓国人では、ずいぶん感情表現のしかたが違うな、なんて思いながら、感動的な舞台を楽しみました。  日本の劇場とのいちばんの違いは、幕間にできる女性用化粧室の行列。日本だと、ものすごく長い行列ができるのですが、ソウルではたいして並んでいません。よくよくまわりを見てみると、ソウルでは男性客がとても多いのです。ほとんどの人が男女ペアでみにきているので、約半分が男性です。女性同士で来ている人もいますが、ひとりで来ている人など皆無。なんか、日本がいかにオタク文化の国かというのを、感じさせられました…。  さて、どうしてもチェ・ヒョンジュさんをみたかったので、翌日14時スタートの昼公演にも行きました。せっかくソウルまで来たのですから、悔いは残したくありませんよね。  日曜の昼公演では、ちゃんとキャストが交代していました(右がチェ・ヒョンジュさん)。いや、よかったよかった…。日本語で歌っていた西珠美さんが、チェ・ヒョンジュさんとして韓国語で歌っている姿に、感慨もひとしおです。

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