いい人でいると
いい人は、どんな人でしょうか? 人から見て、都合のいい人です。 常に、人から自分がどう思われているかが気になります。 自分がどう思うかではなく、人からどう思われるかが気になります。 子どもの頃は、親のためにいい子でいる。 大人になっても、親にも、すべての人に気をつかいます。 ストレスがどんどん溜まっていきますが、それでもニコニコしています。 あるとき、許容範囲をこえてしまいます。 すると、今までのストレスが爆発して、ひどいと殺人を犯したりします。 あんなにいい人だと思っていたのに、あんなにいい子だったのに・・・と、言われているのをよく耳にすると思います。 人のためだと思っていても、実際に人がどう思っているかわかりません。 自分の本音を言わない人は、周りからも本音を言ってもらえません。 実は、ありがた迷惑だったとしても言ってくれません。 それが、ふとしたことで、言われたり、裏切られたりすると、私はこんなにがんばってきたのに、尽くしてきたのにと思ってしまいます。 でも、それは自分が勝手に思っていただけで、相手が思っていたかどうかはわかりません。 なにかの拍子に、そのストレスが爆発してしまいます。 事件を起こすこともあるかもしれません。 大病を患ってしまうかもしれません。 我慢強い人は、ギリギリまで痛みを感じずに過ごしてしまうので、わかったときには手遅れということもあります。 自分に正直に生きていると、一見、わがままと思われ嫌われるように思うかもしれませんが、実際には、そんなことはないのです。 自分を示した方が、相手もわかりやすくて、楽なのです。 楽に生きるということは、自分に正直に、思いのまま生きるということです。 それが、周りの人も楽にしていくのです。