日刊フリースタイル　編集部

今回、ドバイ観光の目玉のひとつであるブルジュ・ハリファに登ってみました。映画『ミッション・インポッシブル -ゴーストプロトコル-』の舞台にもなった、あの建物です。その高さは828mと、世界で最も高い人口建造物となっています(2018年現在)。

■チケットの買い方

チケットは当日購入もできますが、事前に予約しておくほうが無難です。予約は以下のサイトからできます。

▼ブルジュ・ハリファ公式サイト
http://www.burjkhalifa.ae/

参考までに私の経験を話しておくと、私は夕方5時前にブルジュ・ハリファに到着しましたが、その時点で当日販売は～23時分までが完売。私が訪ねた時は競馬のドバイワールドカップの前日ということもあり、常時より観光客が多かった可能性もありますが、それでも列に並んでいた人のほとんどが予約の紙を持っていたので、予約しておくほうが安心かと思います。

上記のURLの「BOOK TICKET」というところから【日程】→【コース】→【時間】→【申込者情報】→【決済】という流れで進んでいけば予約できます。

今回、私はせっかくなので一番上まで登頂できるAT THE TOP SKYで申し込み。観覧最上階の148階まで登るか、途中の125階まで登るか、また時間帯などで値段は変わります。

私は最上階148階に、日没の時間帯である17-19時の時間帯の申込で535AED(約16,000円)の値段でした。3月下旬の日没は18時30分前後です。

■アクセスと注意点

ブルジュ・ハリファはドバイのメトロ・レッドラインのBurj Khalifa/Dubai Mall駅に直結しています。ただこの「直結」という言葉に落とし穴があります。

駅からブルジュ・ハリファまではドバイモールの中を通過して移動するのですが、まず「ドバイモールまでが意外と遠い」。

駅からドバイモールまでは動く歩道もあるのですが、ドバイモールの中心地まで歩くと15分ほどかかります。直結という言葉を鵜呑みにして、時間ギリギリの行程を組むと大変ですので気を付けましょう。

そして2つめの注意点は「ドバイモールの中が分かりづらい」という点。

駅からの直結通路を進むとモールの3階[2nd Floor]に到着します。ただ3階にはBurj Khalifaへの案内がほとんどなく、どこへ向かえばわかりづらい。なので、まずG階(地階)に下りてしまいましょう。G階に行けばBurj KalifaやAT THE TOPなどの案内が見つけやすいです(私は検証していませんが、最終的にLG階[Lower Ground]が目的地になるので一気にLG階まで降りてもよいかもしれません)。

G階に下りたら、連絡通路を出て左の方向に進むとシャネルやディオールなどの有名ブランドが集まるスペースがあります。その奥にあるエスカレーターの裏にあるエレベーターでLG階まで降りればブルジュ・ハリファの受付はすぐです。

■ツアーの内容

ここからはAT THE TOP SKY(148階観覧コース)についての話をしていきます。



17時からのツアーで予約をしましたが、30分前から受付が開始します。予約をしていても予約確認のために列に並ぶことになります。余裕をもって現地に到着しておくほうがよいでしょう。

ツアー開始までは1階の待合スペースで待機します。待合スペースでは、簡単なお茶請けと紅茶のおもてなしがあります。



時間が来ると、ガイドツアーから注意事項の説明があります。私は英語がわからないのでよくわかりませんでした(おそらくペットボトルなどは持ち込めない、開始後2時間以内に1階まで戻ってきてください、といった内容だったと思います)。

そこからブルジュ・ハリファのミニチュアを見たり、建設の歴史などのガイドを経て、エレベーターを乗り継ぎます。東京スカイツリーのエレベーターは春夏秋冬を和で表現した造りになっていますが、ブルジュ・ハリファのエレベーターも「ある工夫」が用意されています。これから行くという方はエレベーターも楽しみにされるとよいかと思います。

148階からの景色はこんな感じ。ツアーはここで解散し、あとは自由行動となります。

■感想など

今回は最初で最後のドバイ旅行のつもりなので148階まで登頂しましたが、ぶっちゃけ124,125階の景色もそんなに変わらない気がします(笑)。

違う点といえば、148階コースのほうがお客が少なく空いているのでゆったりと観光できる点がひとつ。そして、148階と124,125階で見える方向が異なる点でしょうか。見える角度が異なるといっても、一番写真映えするであろう新市街のビル群はどちらの階でも見ることができるので、148階のほうが絶対に良いということはありません。

ブルジュ・ハリファから見える景色に抱く感想は「本当に砂漠に囲まれた都市なんだな」ということ。



地上にいて街を歩く分には砂漠だと感じないのですが、地上148階から見る景色はドバイという都市がいまだに発展途上であることを改めて教えてくれます。こんな都市とその全貌を眺めることができる超高層ビル、これは他ではなかなか体験できないので、ぜひドバイを訪ねた際は登ってみてはいかがでしょうか。

（取材：桜木悟史）

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