曹操注解 孫子の兵法

2006/04/08(土)18:46

トルクメニスタン☆遠くに行ったなあ

送信者 : "逢沢一郎" 宛先 : "曹操閣下" 送信日時 : 2005年1月19日 9:37 件名 : 初めてのトルクメニスタン訪問 ―――    初めてのトルクメニスタン訪問     ―――  17日18日トルクメニスタンを訪問しました。同国は旧ソ連の一国。位置はイラン、アフガニスタンの北、カスピ海の東。スンニー派が主流のイスラムの国で人口は約500万人。  二アゾフ大統領の強いリーダーシップ、言い換えれば独裁政治のもと豊富な天然ガスを武器に独特の国づくりを進めていることから時々北朝鮮に似ていると評されることがあります。  17日朝二アゾフ大統領と会談しました。エネルギー開発をはじめとする日本からの投資やアフガニスタン情勢、対ロシアや中央アジア外交などについて幅広く意見交換しました。  大統領は真冬にも拘わらず半袖シャツ姿。実によく喋る政治家で会談は1時間30分に及びました。日本に対する期待の現れです。  印象的だったのは同席していた閣僚達のピリピリした姿。大統領が私との会談に関して何か尋ねたりすると緊張しきった表情でサッと起立するのです。そして質問に答え、大統領の発言をメモします。暫く立っていると座れの合図があり着席します。  話には聞いていましたがほんとうに驚きました。たいへんな豪腕実力大統領です。彼の指示がなければ何事も動かない、というのも頷ける話です。  日本は今度首都アシハバートに大使館を開設しました。17日の大使館開館記念レセプションにはトルクメの政府要人や国連機関、各国大使はじめ外交団の皆さんを招いて日本をアピールしました。100人もの出席者があり盛会でした。  トルクメニスタンの天然ガス、石油は魅力的です。戦略的にも重要な所に位置しています。政治の民主化や人権に問題があることは率直に指摘しつつ二国間関係を発展させたいと思います。           外務副大臣 逢沢一郎

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