2008/12/29(月)03:02
マクドナルド【消費者をナメている】販売戦略▼大阪騒動▼
■関西初見参2.5倍バーガーに長蛇の列
ハンバーガーのビーフパティ(牛肉部分)が従来の2.5倍になった日本マクドナルドの「クォーターパウンダー・チーズ」の先行販売が23日、大阪市中央区の御堂筋周防町店で始まった。
ビーフパティが4分の1ポンド(113グラム)あるため、クォーターパウンダーと名付けられた。
関西地区では、この日に売り出すのは同店だけで、販売開始の午前10時前には500人以上が集まり、数百メートルもの行列ができた。
クォーターパウンダーはすでに11月に首都圏などで販売が始まっているが、関西では初登場。
26日以降は一個360円で販売される予定だが、この日はバーガーとフライドポテトと飲み物セットで500円のみの販売。
それでも飛ぶように売れていた。
行列には1時間以上並んだという人も多く、友人らと訪れた大阪市浪速区の大学4年、山本恭宏さん(22)は「肉が厚くて食べごたえがあり、2時間並んだかいがあった」とほおばっていた。
この日の売り出しオープニングセレモニーにはプロゴルファーの上田桃子さんがゲストで登場。
「ハンバーガーが大好き」という上田さんも「さすが大阪。食へのこだわりはすごい」と人の多さに驚いた様子だった。
[産経新聞] (12月23日17時35分配信)
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■マクドナルド、大阪『QP』発売初日に“1日店舗売上1002万円”の最高記録を達成
日本マクドナルドは24日(水)、23日に大阪・御堂筋周防町店に3日間限定でオープンした『クォーターパウンダー(QP)』のPR店舗「クォーターパウンダーショップ」の初日売上が1002万1736円(速報値)になり、同社の1日店舗売上最高記録を更新したことを発表した。
同記録は『クォーターパウンダー』のセット販売のみで達成。また、同日の来店者数は約1万5000人だった。
同社のこれまでの1日店舗売上記録は、1985年1月1日に鎌倉店(神奈川県・鎌倉市)が記録した742万5040円(確定値)で、約24年ぶりに更新した。
同社によると
「今回の記録は“クォーターパウンダー”セットという単一メニューのみの販売で達成されており、その意味においても前例のない記録」だという。
通常のビーフパティの2.5倍を使用した『クォーターパウンダー』は、ボリューム感とジューシーな味わいが話題の商品。関東では自社ブランドを伏せ“謎のハンバーガー”としてPR販売を行ったのち、11月28日より本格販売を開始している。
関西初登場となった今月23日は、同ショップにオープン前から行列ができた。
また、当日はアンバサダーとしてプロゴルファーの上田桃子選手が登場し、オープニングセレモニーを行っていた。
同メニューは2009年2月6日より近畿圏約560店舗(予定)で順次発売する。
[オリコン] (12月24日17時34分配信)
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■マクドナルドがサクラで行列演出? 新商品先行販売で
日本マクドナルドの新作ハンバーガーの近畿先行販売が御堂筋周防町店(大阪市中央区)で始まった23日、同社側が雇ったアルバイトが行列に加わり、商品を購入していたことが25日、分かった。
客の長蛇の列が話題になり、同社はこの日の同店の売上高が1店舗としては過去最高を記録したと発表していた。
同社は「意図的に行列をつくるつもりはなかった」と説明しているが、消費者らからは作為的な話題作りとの声もあがっている。
先行販売されたのは、ハンバーガーのビーフパティ(牛肉部分)が従来の2・5倍になった新商品「クォーターパウンダー・チーズ」。
23日にプロゴルファーの上田桃子さんらを招き大々的にPR。
店前には徹夜組も含めた長蛇の列ができ、1日で約1万5000人が来店、1店舗の店舗売り上げ高としては過去最高の1002万円を記録したと発表していた。
同社の説明によると、アルバイトは同店のサービス内容やこの商品に対する客側の反応を調査する目的でマーケティング会社に依頼。
この会社が大手派遣会社「フルキャスト」に、キャンペーンスタッフの名目でモニター募集を要請していたとしている。
フルキャストが行ったアルバイト募集は
「楽チン!新商品を並んで買って、食べるだけのお仕事!」
とし、新商品発売に伴い、支給されたプリペイドカードで、飲食店で商品購入を行う内容。
雇用されたアルバイトは約1000人で、このうち約300人がハンバーガーの味や接客などに関して5段階で評価するアンケートに答えていた。
時給は1000円だったという。
日本マクドナルド・コミュニケーション部は
「モニタリングは“サクラ”ではなく、故意に来店者数を操作する意図はなかった。1000人分の売り上げは50万円ぐらいなので、それを差し引いたとしても、過去最高の記録は覆らない」としている。
一方、アルバイト派遣を請け負ったフルキャストは「あくまで新商品を購入してアンケートに答えるモニタリング調査だった」としている。
25日に同店に客として訪れていた大阪府東大阪市の男性会社員(22)は
「話題作りをしようとしたのだろうが、バイトがいたなんて信じられない。お金を払って買ったのがばからしい」と話していた。
◆テレビプロデューサーでタレントのデーブ・スペクターさんの話
「マックは安価で量も多く不況に強いファストフードなのだから、こんなことまでして売り出す必要はなかったはず。後から『ギャグでした』と公表するつもりだったら許せるけど、子供にも人気があるんだからやっぱりうそはいけない。マックを愛する僕にとっても非常に悲しい話だけど。それでも僕は行くつもりだけどね」
◆企業会計に詳しい宮本勝浩・関西大学大学院教授(理論経済学)の話
「モニタリング調査は何十人かを事前に募集して商品を試してもらいアンケートなどに答えてもらうやり方が一般的で、今回のフルキャストの手法は正しい調査とはいえない。1000万円という売り上げを大々的に宣伝しており、かなり作為的で信用を失墜させる。マクドナルドの今後の売り上げにも影響しかねない」
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★消費者を「ナメている」
マクドナルド経営陣よ!
【遊び】は終わりだ!