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フランスでの暮らし

フランスでの暮らし

フランス留学へのアドバイス

ここでは特にケーキ修行についてです。

フランス語はしっかり勉強してきてください。
留学センターなんかに行くと、あまり言葉は出来なくても、向こうで学べますよ。
などと優しい言葉を言われます。が、勘違いしないでください!
あなたは、洋菓子を学びに行くのであって、語学留学ではありません。
語学留学なら、語学学校に言って勉強してそれでいいのですが、洋菓子を学ぶのは、実際に働くということ。
いわえる、スタージュ生(研修生)です。
考えてください。もしあなたのお店に日本語をまともに話せない人がいたら?
どうして仕事の流れを教えますか?
あなたなら大事な仕事を任せませか?
無理でしょう。
簡単で当たり障りのない事やらせますよね。
フランスまで来て、皿洗いや、イチゴのヘタ取り、型の準備なんてしたくないでしょう?
もちろんルセットも読めない人には、計量すらさせてもらえませんよ!
完璧に話せなくても、たとえば、ムースの仕込み方をフランス語でいえるくらいにはしてください。

フランスのケーキ屋で働く方法。
特別なコネでもない限り、労働許可証なくして働くのは困難です。
一番手っ取り早くて安上がりなのは、30歳以下ならワーキングホリデーのビザを取りましょう。
コレがあればたいてい雇ってもらえますし、滞在許可証を申請する手間も省けます。さらにお給料も他の人と同じくらいもらえます。
les ouvriersと同じ立場です。

それが無理なら少なくても学生ビザを取りましょう。
そのとき肝心なのが何処の学校に登録するかということ。
convention de stageというのを発行してくれるとこを探しましょう。
コレは研修生の責任は学校側が取りますというもの。
コレがあればたとえ、お店にコントロールが入っても、不法労働にはなりません。
ただし給料は無いに等しいです。

「ビザなしで3ヶ月間だけ試しに働こう」なんて思ってる人は止めたほうが良いですよ。

まずビザなしはお店の人に警戒されます。
お店探しにてこずった挙句、やっとお店を見つけて働き始めたものの、何がなんだか分らないうちに3ヶ月が過ぎて帰国。
あれ?なに学んだっけ?ここで・・・
てなことになります。


働くことが決まっているあなたにアドバイス。
日本だと仕事はコックコート着ますよね。
こちらの人は、テレビ取材でもない限り、皆さんTシャツです。
多めの白いTシャツを持って来ましょう。
(こっちで買ってもいいけど)
なぜ白Tシャツかというと、こちらの洗濯機は90度で洗う機能があります。
汚れ易い仕事服は90度で洗ってしまいましょう。
 

では、フランスでたくさんのことを学び取ってください。


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