緑枝挿しの季節はもうすぐ終わります。
梅雨時みたいな日射量の少ないときは穂木にカビが生えるので緑枝挿しには適さないのだそうです。趣味の園芸5月号で、京成バラ園ヘッドガーデナーの鈴木満男先生がさし木、つぎ木、とり木のやり方を教えてくださっているのですが、いままで考えつかなかったちょっとしたポイントがありました。これ↓ 稚拙な絵で申し訳ありませんが、さし穂を鉢から出ないようにするんです風があたらないように、ってことなんですよ。用土は鉢の深さの7分目まで、鉢の上端から5~6センチまで。7号鉢で5本程度、さし穂は用土に2.5~3センチ埋める。(絵は比率適当です)それともうひとつ意外だったのは”用土の粒が粗いと水はけはよいが、酸素が多く含まれるのでさし穂の切り口にこぶ状のカルスができて、発根しにくくなる。”んだって。よく、カルスができたら根っこが出てくるって見るのでびっくり!挿し木2年目の春も花は咲かせないほうがいいらしいのですが、うちは咲かせています。別に何のセオリーもありませんが。2年目の春のヨハネパウロ2世です。親株よりりっぱな花が咲いた。。。HCでみかけた、コンスタンチェ・モーツァルトの苗。新しいバラなので見るのは初めてです。客注のものだったので手を出すことはできませんでしたが、照り照りの葉っぱですね。和音。綺麗な花が咲いた苗でした。