テーマ:温泉旅館(5105)
カテゴリ:温泉とか
別府の明礬温泉に位置する「御宿ゑびす屋」さんの日帰り入浴施設です。私はここができた直後から岩盤浴利用のためにたびたび通っています。最近はあまり行っていなかったんだけど、今年は何回か行きました。 明礬温泉は「鉄輪温泉」と「紫石温泉」と共に国民温泉保養地に指定されていて、その中でも明礬温泉が一番早くに指定されたということですね。このあたり一帯、「硫黄泉」が有名ですが、「緑礬泉」という強酸性のお湯をもつお宿もあるんですよ。そしてこのゑびす屋さんは創業明治7年という長い歴史を持った旅館なんですよ。 御宿ゑびす屋さんには露天の硫黄泉という明礬でも珍しい貸切風呂もあるのですが、私はそちらは1回入ったことがあるくらいかな。目当てが岩盤浴だったので。 グーグルmapの口コミで「高い!」とか言われている方もいらっしゃいますが、私的には時間無制限で好きなだけ温泉・岩盤浴が使えてこんないいとこ他にないやん、と思っています。確かに銭湯のように温泉にちゃちゃっと入りたいという方にはちょっとお高く感じるのかもしれませんが、私のような利用客には神施設なんだけどな~。 公式サイトの図をお借りするとこういう構造になっています。入り口を入ったフロントが3Fという感じです。 お店の前の駐車場は確かに停めにくい。それはスペース的にというより、前面道路にひっきりなしに車が通るから、って意味で。カーブあるし、坂道だし。 駐車場ですが、実は少し下にもうひとつあります。以前は広くてひとつだったけれど、今は2つにわかれていますね。貸切風呂の受付も湯屋えびすさんのフロントでするみたいなので、だれか一人受付に行くのであれば貸切風呂にはこちらの駐車場に停めたほうが近いです。 湯屋えびすさんの前から写す。 さて。入り口を入ると 下駄箱があって、入って左側に券売機があります。この入り口を入った階が3階ということになります。 私のような温泉入って岩盤浴入って~みたいな人は岩盤浴と大浴場というチケットを買えばよいです。ここにはメンバーズカードのようなものがあって1/1~12/31が有効期限で1000円になっていますが、それを買うと2500円→1800円になるのです。で、私のような利用客は2回目からすでにお得になる仕組み。 JAF会員300円引きですね。 カフェ&スイーツの桃太郎さんは当初はカレーとかも食べられたのですが、今はスイーツだけですね。 これがプリンです。以前は黒ゴマとか種類があったように思うけど今はどうなんだろう? これが湯上りソフト。プリンの上にソフトが乗っています。 さて、フロントで下駄箱のカギと交換に岩盤浴利用者は専用のタオル・バスタオル・浴衣のセットバッグをもらって大浴場に向かいます。 1Fの大きな露天があるほうと2Fの浴場は奇数偶数で男女が入れ替わるようになっていて、現在は奇数日1F女性・偶数日男性となっています。 圧倒的に人気があるのは1Fの露天風呂のほうのようですが、必ずしもそっちのほうがいいかというとそうでない時もあるわけでして。 雨の日とか風の強い日とか真冬の寒い時とか、それとか男性はあまり気にしていないかもしれませんが、真夏は日に焼けるでしょ!プール入ってるようなもんなんですからね。 私なんて落雷注意報が数日続いてた時にはわざわざ内湯のほうに入れる日にいきましたし。素っ裸な分、助けられても海より恥ずかしい。。命があればですが。 ずっと前の話ですが、真冬に露天の温度が上がらないので入れませんって断られたこともあったんですよ。。 更衣室にはトイレと化粧台と鍵付きのロッカー。平日に行くと、貸切状態のことが多し。 ゑびす屋さんには源泉が三つあるみたいなんです。1Fと2Fでは貼られている温泉カルテの内容が少し違ったりしているのですが、あんまり真面目に見てなかったのでどっちが何なのかはっきりわからないです。今度ちゃんと見よう・・・・。温泉分析書によるとひとつは単純硫黄泉で中性に近く、一つは単純酸性硫黄泉ということでPHが低いと。No.3 は単純温泉です。 2016年の4月の熊本地震以前にボーリングし直した、ということなのですが、地震の1年前くらいから温泉が出なくなってしまっていたのだか。 あの頃のことを思い出したんですが、こちらの窓から見える屋根にブルーシートをかけていた家屋もありましたね。 だから今どの源泉がつかわれているのか使われていないのかははっきりわからないのですが、1Fの露天風呂は白いと同時に青いので、メタ珪酸がたくさんはいってる一番上の温泉分析書の源泉じゃないかな~と思います。 これはちょっと見にくいけど中性に近いほうの分析書です。これがNo.2みたいです。 これが単純温泉。 えっとこちらは2Fの内湯「石の小道と癒しの洞窟」。入ったところは掛湯と「足つぼの川」。ゲルマニウムの石が敷き詰められています。 入ってすぐ左の浴槽。ここからも高速の明礬橋が見えていい感じなんです。「石の力湯」ということで湯口の中と床面に使用しています、とのことですね。公式サイトによるとゲルマニウム半身浴を20分行えばエアロビクスを2時間行った場合と同程度のカロリーを消費すると言われています、と。 お外にでるのが寒い時はこちらの硫黄泉でもよし。「五つの滝と岩の風呂」という名前です。 こちらは以前は部屋になっていたのですが、仕切りをとっぱらったようです。ジャグジーでブクブク。こちらは単純泉のほう。階段上ったところは水風呂。 そこそこ熱いのでそんなに長くは入っていられないですが、至極の硫黄泉。外気にはあたるけれど温泉に入っていれば大丈夫。顔だけ涼しくて心地よい。 こちらが1Fの露天風呂「風と歩く石畳」。もっと天気のいい時に撮った写真あったな~と思ったけれど見つからなかったので悪天候の日の写真で、すみません。 掛湯と歩くところ。「足つぼの川」。ゲルマニウムの歩行湯となっています。 洗い場のところの硫黄泉。冬はここで体を洗うのが辛い(笑)。寒い。 ここから階段を下りていくとすぐ下に単純泉のジャグジーがあります。以前は炭酸泉って書いていたかもしれない。 そしてその向こう側。左に桶風呂、目の前にでっかい露天風呂、その奥に箱蒸し、休憩室など。桶風呂は熱いもの、少しぬるいもの、水風呂です。この桶風呂にはいってるのが私にはとても幸せな時間です。そして露天風呂は白くて青い。ミルキーブルーという表現をされていることが多いようです。 ここの硫黄泉はにごり方が濃いように見えるので、温泉成分が多いと思われる方もいるようですが、温泉カルテに書いてある「浴感と成分の解説」によると ”明確な硫黄臭と、青色系の白濁が特徴。硫黄の苦みが明確で、わずかに酸味もある。硫黄の香りのほか、酸っぱい香りが感じられ、このエリアの湯の特徴が出ている。硫化水素を含む温泉噴気を浴槽に入れており、硫黄がコロイド状に析出し、強い濁りを生んでいる。”のせいなのかなぁ?と思います。 他の旅館さんが噴気を入れているか入れてないかは全然わからないのですが。天気がよいと、このミルキーブルーのお湯がとても綺麗です。 正面が「ひと休みの間」という休憩所。右が箱蒸しです。 平日は貸切状態のこと多いので寂しいくらい。最近、ネットでいい言葉を見つけたんですよ。 独占ならぬ”独泉”です! 箱蒸しってあまりはいったことないでしょうが、私はサウナが苦手なのでいつもは入らないけれどたま~に体験してみます。 温泉からあがるとヒーリングルームなどで休憩ができます。これは岩盤浴を利用しない方でも使用可です。 看板猫ちゃん?の写真なんかも飾られていたりして癒されます。以前はエステ?だかタイ式マッサージみたいなのもあったんですが、今はやってないのかな? ここから見る高速の明礬橋の景色がなかなかよいです。 もうひとつ休憩に使えるエリアがあってそれがこの「えびすの海」です。 岩盤浴はこのエリアから階段を下りて行ったところになります。位置的には2Fの内湯の隣になるようです。この岩盤浴エリアだけスマホなどの持ち込みが禁止になっています。といっても人がいない時はみなさん、スマホみてらっしゃいますけどね。 階段を下りていくと左手に女性専用の岩盤浴ルーム、右手がオープンエアの男女共用スペースになっています。ドアで区切られている分、女性専用の部屋のほうが暑苦しい感じがするのと、1グループだけだと、ぺちゃくちゃ話をされている方が多いので、私はもっぱら男女共用スペースを利用しています。平日は誰もいないこと多いし。 時間がなくて、さっさと温泉入って帰りたい、という方にはそこまでお勧めしませんが、数時間のんびりした時間を過ごしたい方にはとてもお勧めなスパ施設です! こちらのゑびす屋さんにはまだ宿泊したことがないのですが、そのうち泊まってみたいですね~。宿泊者は貸切露天風呂が夜通し入れることもありますし。 別府明礬温泉 御宿 ゑびす屋<大分県> 励みになりますので応援よろしくお願いしますm(__)m ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年12月15日 01時53分26秒
コメント(0) | コメントを書く
[温泉とか] カテゴリの最新記事
|
|