カテゴリ:起業の話
OL時代は酒類メーカーのセールスとして、
大阪府の酒屋さんを 回っていた事があります。 当時は、ちょうどディスカウントが進出してきて、 昔ながらの酒屋さんがどんどんお客を奪われるという 業界の過渡期でした。 会社としては、将来性のあるディスカウント・ スーパー・コンビニを大切にしたいが、 一般酒販店の販売量も先細りとは言え、 まだまだ捨てきれない・・・という 難しい時期でもありました。 また、働いていたところが大阪。 みんな、メーカーに対して 風当たりは強かったですし、 強烈なおっちゃん・おばちゃん店長達に 若かった私は苦しめられました。 営業スタイルも 「セールスの人間性を売り込め!」 「出来るだけたくさん訪問し、 得意先と仲良くなれ!」 とまだまだ古いスタイルでした。 私達セールスは得意先に出来るだけ 訪問し、ご機嫌をとり、 今から考えるとまさに「主従関係」「奴隷状態」 雑多なことまでお付き合いし、 その見返りに注文を戴く・・・。 そして、各セールスの成績が 何か人間性の評価のようにさえ 感じられ、販売成績を見るたびに いい時も、悪い時もむなしさを感じたものです。 まさに、「努力」「根性」がお似合いの世界です。 私にとって営業はそんなトラウマがあるのですが、 最近数冊のビジネス本を読み、 「目からウロコ」が数枚剥がれ落ちました。 ○決して、売ろうとしない事。 ○お願いして買ってもらうと、主従関係になる。 それを避ける事。 全く反対です。 この鉄則を十年前に知っていたら、 苦しむ事もなかったのでしょうね。 それで、販売成績が伸びたかどうかは 謎ですが・・・。 やはりこれからは、 「お客様も楽しく、自分も楽しく」 に徹してみようかと思います。 それで成果が出れば、万々歳です☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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