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セルヒオブスタマンテ本社のギャラリーで海外出荷担当の カルラと待ち合わせ。 実は彼女とはメールと電話だけのやりとりしかなかったのに、 もう何年も前からお互いを知っているかのような 何だかシンパシーを感じてしまった。 セルヒオ・ブスタマンテの工房は、 「ジュエリー」「彫刻」「ブロンズ」「バッグ」「家具」 の5つに分かれている。 どこも本社ギャラリーの近くにあるのだけれども、 セキュリティーの問題上、一見工房とわからない 小汚いシャッターをくぐって入らなければならない。 上の写真は、私たちへの歓迎の意味を込めた、 なぜかセルヒオジャパニーズ人形。 おそらく日本のお土産の人形の首をセルヒオブスタマンテの オブジェのものに付け替えたのか??? 芸者風の人形が、工房の受付に置かれていた。 その後、おっちょこちょいのカルラが 人形を倒してしまい、人形の首がボキッと取れてしまう ハプニングあり・・・・(笑)。 次、ここに戻ってきた時には、 お人形は元の元気な姿に戻っていました。ホッ。 まずはジュエリーの工房へ。 こちらのブランドの素晴らしいところは、 すべて手作業で、他の会社へ委託していない点。 すべてのパーツが並ぶ。 シルバーの型を作るスタッフ。 それぞれエキスパートが担当している。 シルバーの粒を溶かして、商品の元になる 塊にする作業。 彼は10年以上セルヒオの工房で働いている。 ゴールドのコーティング作業。 シルバーを残す箇所にすべてラミネートをつけて、 ゴールドの液につける。 その後、このラミネートをはがすと、そこはシルバーのまま。 私には絶対にできない、面倒な作業が続く。 ジュエリー部門の責任者、ヒルベルトさん。 彼はちょい悪オヤジ系の、なかなかのイケメンなので、 現在日本に来て、モデルしない???と勧誘中♪ 独身で、メキシコ女性にモテモテだそう。 今はもう販売していない、セルヒオの創業当時のコレクションを こっそり見せてくれた。 この日はジュエリー工房の見学を終え、 その後市内を観光がてらブラブラ歩く。 途中で、先ほどのヒルベルトさんに遭遇。 ユリの花束を持っていたので、 「彼女にあげるの?」 と聞くと、 「ユリは僕の大好きな花なんだ。 だから職場によく飾るんだ。」 との事。なんとロマンティックな男性! みんな本当に楽しそうに、仕事をしていました。 いい会社だと改めて、感じた一日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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