五輪卓球男子団体準決勝 日本2ー3ドイツ。惜しくも敗れ、3位決定戦へ。
五輪卓球男子団体準決勝 日本2ー3ドイツ。惜しくも敗れ、3位決定戦へ。張本がシングルス2勝。さすがエースですね。3位決定戦でも頑張って欲しい。水谷や丹羽も惜しかった。第1試合:丹羽孝希/水谷隼2 2-3 パトリック・フランツィスカ/ティモ・ボル第1試合、立ち上がりから、フランツィスカ/ボルの徹底的なコース攻めにあい、不利なまま試合が進む。丹羽/水谷は対策を立てられないまま第1、2ゲームを落としてしまう。第3ゲーム、水谷の強打でチャンスを作ると接戦に。ギリギリのところでこのゲームをつかむ。勢いそのままに第4ゲームも奪うと勝負の最終ゲーム。追い詰められて火のついたフランツィスカ/ボルの強烈なドライブがコートに刺さる。悔しくもこのゲームを落とし、2-3で敗れた。日本は厳しい出だしとなった。第2試合:張本智和 3-1 ディミトリー・オフチャロフ第1ゲーム、序盤から張本が得意とする早い打点と、オフチャロフのパワーのあるドライブがぶつかりあう。相手の攻撃に対応できず張本は第1ゲームを落とした。第2ゲームは、張本のミスが目立ち、5連続失点からの入りとなるが、6連続得点でデュースに持ち込む。張本が気合の入った2本のスマッシュを打ち込み第2ゲームを制すると、第3ゲームも先にリードを離し掴み取る。第4ゲームも互角な打ち合いの中、「はりパンチ」で大事な1点を奪うと、最後は得意のバックハンドでこのマッチ決めた。第3試合:水谷隼 1-3 ティモ・ボル第3試合、互いの得意なプレーが光り、激しい攻防が続く試合となった。第1ゲームはコースを狙った水谷が先制するが、第2ゲームをギリギリのところで落としてしまう。流れの悪くなった水谷は、第3、4ゲームともに、少しずつボルに点差をつけられ落としてしまう。ボル相手に熱戦を演じるも、この試合に敗れ、若きエース張本に後を託した。水谷はボルに対しゲームカウント1-3で敗れ、日本は後がなくなった。日本1-2ドイツ。第4試合:張本智和 3-2 パトリック・フランツィスカ第4試合、張本はゲームカウント3-2でフランツィスカに逆転勝利を収めた。第5試合のリベンジに燃える丹羽にタスキをつないだ。日本2-2ドイツ。張本はいつもの強気の攻めに繋げられず、守りの姿勢となってしまう。第1、2ゲームと連続で落としてしまい、暗雲が立ち込める。しかしそこに光を差し込ませる張本。第3ゲームから積極的な攻めに転じるとこのゲームを奪い、第4ゲームも11-9とギリギリのところで掴み取る。完全に流れの来た張本は、序盤から大量リードを奪うも、フランツィスカに逆転を許す。負けるわけにはいかない張本は気合の込めた攻撃を続る。その思いが届き、最後の1点を決めると「はりバウアー」で喜びを表現した。第2試合に引き続き逆転勝利となった張本は、日本の若きエースの意地を見せた。第5試合:丹羽孝希 0-3 ディミトリー・オフチャロフ。戦いの勝敗が決まる運命の第5試合は、丹羽が今大会シングルス4回戦で戦って、負けを喫したオフチャロフとの因縁の対決。シングルスでは押し負けて、丹羽らしさを出せないまま敗れてしまった印象がある。その借りを返すためには、ここで勝つしかない。中国とのリベンジを果たすべく、何としても勝利して決勝を決めたい。第5試合、オフチャロフがゲームカウント0-3で勝利し、ドイツが決勝進出を決めた。日本0-3ドイツ。第1試合:丹羽孝希/水谷隼2 2-3 パトリック・フランツィスカ/ティモ・ボル第1試合、立ち上がりから、フランツィスカ/ボルの徹底的なコース攻めにあい、不利なまま試合が進む。丹羽/水谷は対策を立てられないまま第1、2ゲームを落としてしまう。第3ゲーム、水谷の強打でチャンスを作ると接戦に。ギリギリのところでこのゲームをつかむ。勢いそのままに第4ゲームも奪うと勝負の最終ゲーム。追い詰められて火のついたフランツィスカ/ボルの強烈なドライブがコートに刺さる。悔しくもこのゲームを落とし、2-3で敗れた。日本は厳しい出だしとなった。