MUSIC LAND -私の庭の花たち-

2011/04/07(木)19:26

Oさんの被災地(宮城)報告3

愛・命(63)

物資を届けた後は、車を交代で運転してくれた、 飯能のOさんのお兄さんやご親戚が 宮城県の被災地にいるとの事でそちらに向かう事にしました。 大船渡から隣の陸前高田を抜ける時、 先ほどお伝えした信じがたい光景の中を走りながら激しい頭痛と 「東北は立ち直れるだろうか?」という絶望感とで、 つらくて泣けてきました。 その先の気仙沼も壊滅状態でした。 雪も降ってきて、前日から車で走りっぱなしだった私達は、 精神的にも肉体的にも疲れ果て、 仙台近くの道の駅に車を止めて睡眠をとりました。 5日(火)夜明けとともに出発し、 仙台で蕎麦屋を営んでいるお兄さんの所に向かいました。 仙台もかなり被害がひどく、都市ガスや水道・電気は、一部まだ復旧していませんでした。 コンビニに入ってもほとんど商品がなく、 東照宮という大きな神社もたくさんの燈籠が倒れ、崩れていました。 お兄さんのお蕎麦屋さんも業務用の大型冷蔵庫などいろいろ倒れて、 めちゃめちゃになったそうですが、 なんとか片付けて前日から営業していました。 ご親戚も無事でした。 楽天ドーム球場の横を通った時、 川からひどい臭いがしました。 今回の震源地の海からは、地震とともに海底から大量のメタンガスが吹き上げ、 ものすごい臭いだった影響だったようです。 仙台から高速に乗り、福島を通過中、 反対車線をすごい数の消防車と救急車が通ったので、 原発でまた何かあったのかと心配しましたが、 後でわかったのが、埼玉の消防隊が召集され、 原発の周りで自宅待機している人達に物資を届けるなどの任務で向かっていた様です。 埼玉県警といい、消防といい被災地で頑張っていますね。 加須インターで降り、原発の福島双葉町の人達が 避難している旧騎西高校に寄ってきました。 物資もボランティアもかなり集まっており、 物資は新品の物しか受け付けていないので、古着は難しいようです。 行政らしい事務的な対応でした。 にほんブログ村

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