小説「シューカツ」(石田衣良)を1日で読み切ってしまった。
息子カズも大学3年だし、私も明日臨時教員の面接なので、他人事ではない・・・
「内容:仕事も会社も、わからない。でも今、闘うしかないんだ。水越千晴、鷲田大学三年生。仲間七人で『シューカツプロジェクトチーム』を結成した。目標は全員で、最難関マスコミ合格。」
面白くて、切なくて一気に読んでしまいました。
まあ、設定は早稲田ならぬ鷲田大学のマスコミ志望の優秀な学生達で、
氷河期ほど厳しい時期でもないし、現実の就活はもっと大変なのだろうけど、
青春小説としては楽しめました。
圧迫面接とか、本当はもっときついのでしょうが、読んでるだけでも嫌になりますね。
ひきこもりや、フリーターの話など、切なくなります。就活の不安もひしひしと感じる。
それでも、読後感は割と爽やか。
カズの就活もどうなるか心配だけど、なんとか乗り越えられるといいなあ・・・
ドラマ「就活家族」を見てると、もっと厳しいと言うか、きつい感じがするしね・・・