座・高円寺へ劇「フランドン農学校の豚~注文の多いオマケ付き~」をMさんと観にいきました。
座・高円寺。
1階ロビーの壁には、「あしたの劇場」。
「あらすじ:どこにあるのか、フランドン王国。
そのフランドン王国の国王さまが発令した新しい法律は、
豚でも牛でも鶏でも、お肉として料理する前に、
それぞれから承諾を得ないといけない、という法律です。
フランドン農学校で、育てられていたあるブタは、
自分が食べられることに同意しなければならなくなり……。
こんどのお芝居は、一匹のかわいいブタが主人公の
「食」にまつわる物語。
宮沢賢治の童話『フランドン農学校の豚』と『注文の多い料理店』を原作に、
いただきますとごちそうさまを考える、
ちょっと不思議な楽しい劇です。」
コメディタッチでちょっと騒々しい。豚の気持ちになるということで、交代で豚になってみるというのは面白い。
ただ、豚に運動させる場面はドタバタと長く感じ、少しウトウトしてしまった。
「注文の多い料理店」のシーンへの導入がよくわからなかった。また「フランドン農学校の豚」に戻り、
最後に殺される場面は真っ暗で少し怖かった。
育ててもらった恩を感じて命を差し出せというのは、天皇の赤子として赤紙を受け取って戦争に行けというのと同じなのかな。
食べるだけでなく、命の大切さを考えさせられた。その割には軽い感じだったが。
行き帰り、Mさんといろいろ話せて楽しかったです。