ヒラズオオアリの飼育
今回のポストはヒラズオオアリの採集、新女王からの立ち上げ、飼育についてまとめてみました・採集ヒラズオオアリは七月の蒸し暑い夜に飛ぶ、灯火採集が可能なアリです。ただ、今まで大飛行には遭遇した事がないので、ポツポツと飛ぶイメージ。ウメマツオオアリと同じ日に飛んでる事が多いです関東暖地の我が家の周りでは7月中旬から8月頭まで飛んでいます女王のシルエットは細め。また、コンビニの窓などだと高いところに登りがちです。翅を落とそうと身をよじる仕草をよく見ます森林が近い所の方が多いですが、私の家の近くでは住宅街のコインランドリーにいたりもするので、とにかくあちこち見てみてください動きは素早くよく逃げるので、吸虫管はあった方がいいです→あり巣ガン私は有翅無翅関係なく、ウメマツオオアリやオスアリごとガーッと吸ってきて、縦長の容器に入れて一日待っています↓こういう容器(4L)の内側上部にベビーパウダーを塗って、底に薄い蜜餌で濡らしたコットンを入れて羽蟻を入れてます上から手が入るし、肩を登れないので割と便利です。底に落ちたベビーパウダーは拭いておかないと、アリがまみれますw一日くらい待つと、ヒラズオオアリはヒラズオオアリで固まって、容器上部に集まりますそこから試験管に移して、飼育をスタートします(試験管のセッティングは以前のポストを見てください)・新女王立ち上げヒラズオオアリは乾燥系ですが、どうも立ち上げ時は水を入れた試験管の方が成績がいいですそれから、脱脂綿だけで栓をすると粘着して掘る傾向があります。私は餌やり用に内径6mmのチューブを挟み込んで、6mmのダボで栓をしています化繊の栓なら掘らないかもしれないけど試してないのでわかりませんこの画像の上のセッティングは掘られません青いキャップを加工した方は、最初は綿栓でエンドしていたのですが、掘ろうとする個体が多いのでチューブを延長してダボ栓にしましたダボってこんなのです↑で、ヒラズオオアリですが、試験管に入れたらまず餌やりしてください。手持ちの蜜餌か、ゼリーをほんの少しで大丈夫です多分、ヒラズオオアリの新女王の立ち上げで一番ポイントになるのは、2週間おきくらいの餌やりになります餌やりしていても、他のオオアリに比べて女王アリが死にやすいですが、餌やりしないとどんどん死にますあと、餌やりをしていないと、ほぼ卵の世話をしません。(餌やりしていても、他のアリに比べて卵を放置しがちなんですが)憶測ですが、自然界でも、産卵してから餌を食べに出かけてるんじゃないかなと思います。基本的に活発な女王ですヒラズオオアリの餌に関しては、私はプロゼリーやあり巣inundergroundさんのスイーツパウダーproも使いますが、一推しはKBファームの「すこやかゼリー」ですすでに何年もヒラズオオアリを飼育してる方から教わったのですが、すこやかゼリー単用でずっと飼育できるとのことですすこやかゼリーは果汁が入ってるらしいので、それが良いのかも?まあ、初期は使う量がほんの少しなので、つい他のアリにやった残りを与えてますが・コロニーの管理乾燥系の巣であれば問題ありませんあと、餌場と巣環境の境目にピンバイスで穴をあけてやったところ、女王が守りました。メジャーワーカーがでたら、きっと交代で守るんでしょうねヒラズオオアリ、オオアリにしては小型ですが、とても面白いアリです個人的にかなり好きなアリなので、飼育が広がって欲しいです