【第二章】何を売ったらいいの?--------------------------------------------------------------- ■ ネットオークションから得られる商売の基本 その2 --------------------------------------------------------------- ▼なにを売ったらいいのでしょうか? さてさて、パワーセラーと呼ばれる方々がいったいどのような取り組み をされているのだろうか? 今回は、少しヤフオクでの取引に関する基本的なお話しをさせて頂き たいと思います。 ▼まずは基本!「家にあるいらないものを売る事から」。 これが一番オーソドックスだと思います。 使わなくなった電化製品やモバイルグッズ。 型の古くなったカメラやビデオデッキ。 少し前のパソコンにゲームソフトなどなど。 あなたの周りには、いろんな「いらなくなったもの」があふれて いることだと思います。 それらをヤフオクに出品することで、あなたは商品販売のまね事 をすぐに始めることができます。 「まね事」といいましたのは、あくまでそれらはリサイクル的に あなたの手元から無くなる代わりに、それを必要な方が代価を支払 う事だからです。 商品販売といえないところは、いわゆる「仕入れ」をした「商品」 ではないからです。 商品販売とは、「卸売り価格で仕入れたものを、数多く販売することで 薄利であっても、利益を得るための行為」にほかなりません。 そこのところの境目が、個人で楽しむオークションと、ビジネスにまで 高めることができるかの境界線なんです。 でも、ヤフオクをされて事のある方ならおわかりかと思いますが、 ドンドン売れている方と、何度も何度も再出品をされても、それでも まだ売れない方が時たまいます。 その差とは、いったいどのようなことがあるのでしょうか? そうなんです。ヤフオクには商売の基本があります。 プロとアマチュアの境界線の手前にも、やはりセオリーが存在する わけです。 売れるために戦略を持たずに取り組むと、そうそう簡単には物を人様に 買っていただくことは難しいといえます。 これはこれからはじめようと思っているビギナーの方から、取り組みの 姿勢として、深く認識しておいて損はありません。 [ヤフオクに取り組むための基本] 1.まずは価格 2.次にコピー(タイトル) 3.開始金額 4.迅速性 5.誠実な対応 6.けして手を抜かない 上記の6つを上げさせていただきます。 ▼ まずは1の「価格」について どうしても初心者の方が陥りやすい落とし穴は、これから売ろうとする 商品の「相場価格」を無視してしまうことですね。 ある程度数を重ねてくると分るようになるのですが、ヤフオクでの取引 相場があります。 やはりそれなりの価格調査を実施しないとダメですね。 たとえばあなたがノートパソコンを売ろうとした場合には、今市場では どのくらいの値段がついているのだろうか? ということを調査しなければなりません。 それすら分からずに陥るパターンは、スタート金額ですでに相場を越えて しまう場合です。 大体10万円位で落札されている商品を、11万スタートで出品しても 誰にも見向きもされません。 また、その金額を8万円にしたところで、一緒です。 ▼この場合のおすすめの金額とは? ズバリ、1円スタートしかありません。 あえて即決価格を設定するのであれば、9万5千円位が上限だと思います。 その即決価格も本来はするべきでは無いと思いますが、急いでいたり、急に 物入りで現金が欲しいときなどには、それこそ思い切って94800円など 量販店にありがちな、800円端数の金額の設定が有効です。 本来、3万円以上する物販については、特に市場性がこなれている、あるい は、人気の商品である場合には、ためらわずに1円スタートをする事です。 ▼なぜ1円スタートが良いのか 1.とにかく入札数が増える 2.価格で最安値でスタートするとウォッチリストに加えてもらえる 3.競争が激しいと、それだけ入札する人は燃える 4.最終的に希望価格以上で落札されることが多い などです。 実際に自分が出品したらりする場合には、どうしても 「全然やすい金額で落ちたらどうしよう・・・」 そう思いがちです。そこにこそ商売のコツが隠されています。 ▼ 1円スタートによる商売のコツとはなに? ●本来ありえない金額で表記されている。 ●いつまでも、いつまでも安い金額で多くの人の目を引く ●なんでだろう、という疑問・不思議さが人に印象付けをする ●競争原理が働き、他人より自分が安くからとにかく「落とすぞ」と なり、ヒートアップする人が増える 上記のことが、オークションならずとも、全ての商いに共通する 事です。 マーケッターたちも日々その点に絞った戦略を駆使して、商品を 販売し続けているわけです。 基本的なセオリーを踏んでいる方とそうでない方の差が、明らかになる のがオークションであり、商品販売であるといえます。 ジャンル別一覧
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