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うちのバカったれ次男がまたやらかした。
彼はお勉強があまり好きではない(控えめな表現)。 好きではないけれど、そこそこの成績は取っている(親ばかです。。。) アメリカの学校でも、日本の学校でも、夏に日本に帰った時の現地校でも、一番ではないけれど、常にトップクラスには、食い込んでいる。 小さい時は、アメリカの学校では、9月スタートの8月までのクラスの中で、6月半ば生まれで、あまり落ち着きのあるタイプではない次男のことが心配だった。 それでも、大きくなってくると、生まれ月の差は少なくなり、遅咲きながら、成績も上がってきた。 長男は、小さい頃からエリートコースまっしぐらで、プリスクール(幼稚園)の頃から、先生に、公立に入れると、簡単すぎて、退屈するから、私立の進学校に入れた方がいいのでは?とか、小学校でも低学年の頃は、学年を飛び級して、上の学年に入れたらどうか、など、親心をくすぐる褒め言葉を頂いた。 お世辞かもだけれど... まあ、普通の公立に入れ、飛び級も、ちょっと迷ったけれど、友人関係優先で断ったけれど。 長男と次男は、正反対の過程を育ってきている。 ついでに末っ子は、どうも、次男に似ている気がしないでもない... 長男は、どこに行っても、勉強面では心配なかったけれど、親にとって難しい子供だ。 まだ子供なのに、気難しい。 おとなしく優しいのが長所だけれど、鉄の意志を持っていて、ご機嫌よく、こちらの思う通りに動いていただくのは、不可能に近い。 初めての子供ということも、大きいのだろうけれど、アメリカの学校でも、友達はいるのか、日本語の学校でも友達とうまくいっているのか、ひっきりなしに心配していた。 その点次男は、まあ、勉強はそこそこでも、にぎやかで、友人関係も、ほぼ心配したことはない。 初めての学校に行く時も、”お利口にしなさいよ!”だけで、“友達できた?誰と遊んだ?何して遊んだ?”と、聞くことはほぼなく、“あんた、怒られてない?忘れ物はなかった?”が、メインだったような気がする。 日本語学校を辞めたいと、日本語の勉強は通信教育でするから、と、何年もごね、ピアノもやめたい、と、ごね続けた長男と違い、次男は、そんなもんかという感じで、宿題でアップアップすると、”僕が半分日本人じゃなかったら日本の学校行かなくていいのにー’と、苦情は言われたことはあるけれど、その程度だった。 次男の先生からも、日本の学校では、ダントツでトップだ、と、お褒めの言葉を聞き、なかなかやるな、と思っていた。 まさか、その言葉の裏に隠された意味があるなんて、全く思いもせずに... 先日、日本の学校に子供を迎えに行った時、次男の担任の先生に呼び止められた。 “次男君は、理解力も、日本語読解力も、抜群です。” ”ありがとうございます” ”...が、...” その続きはこうだった。 もしかしたら、授業が簡単すぎて、退屈なのかもしれない、面白くないのかもしれないけれど... 授業中、席を立って、ウロウロしたり、大きな声で話したりして、他の子供達の授業を邪魔している...と!! 晴天の霹靂! ビックリだった。 衝撃だった! “それは、今日だけですか?それとも、以前からですか?” “この学年が始まってから、ずっとです。” クッサレ次男!!!!! 先生の話によると、次男だけではなく、クラスの、男の子4人が、ふざけていて、授業中に遊んでいるらしい。 今までお褒めの言葉しか聞いたことがなかったので、本当に驚いた。 今までは、もうしないから、お母さんには言わないで欲しい、という子供との約束によって、父兄には、言っていなかったらしい。 半年も! そんなに長い間、ご迷惑をおかけしていたなんて!! 褒められていい気になっていた自分が恥ずかしい... ”さすがに、私の許容範囲を超えてしまったので、お話ししました。” そうなんですか... 初日に教えてくれていたら、こっぴどく叱りつけていたのに... 聞いてみたら、もう一人も、漢字テストなどで、常に100点でプリントに名前の載っている男の子。 あとの二人は、名前は知っているけれど、詳しくは知らない。 どうしてくれよう。 困った私は、次男をやっつけるのに、一番有効な技を考えた。 まあ、この時代、子供が一番嫌がるのは、ゲーム没収ですか。 あと、ネットで、ゲーム関係のショーを見るのも禁止。 次男は深く反省、したかどうかはわからないけれど、ゲーム禁止令は、涙を浮かべて受け止めた。 これから、毎週、学校のあとに先生に、その日の態度を聞き、それによって、その週のゲームが出来るか否かを決定することに。 ついつい、長男ばかり心配していたけれど、伏兵がいたか... 長男も、去年か一昨年、授業内容が、あまり難しくないため、自分の課題が終わったら、図書館で借りた日本語の本を読むことを許されていた。 授業参観で一人授業に関係のない本を読んでいて、度肝を抜かれたものだ。 その場で取り上げ、後に、先生から許可されていたと聞き、驚いたけれど... 学校での授業は、理解しているし、刺激は、少ないかもしれない。 とはいえ、人様の邪魔をしていたとは... 彼は、懲役(ゲーム一週間禁止令)の後、しばらくの間、執行猶予がつくこととなった。 二度とやるなよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月16日 02時31分44秒
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