杏の季節 1
只今、シーズン真っただ中。 「杏、はじめました」なんて言いたくなるくらい、嬉しい気分。出回り始めてますよ。時期を逃してはなりませぬ。八百屋さんで売っているのを見かけたら、何はさておきお買い物。出回る期間が短くて、傷みやすい果実。だからこそ、毎年この時期になるとソワソワしながら八百屋の軒先をパトロール。今年は母が買ってきてくれました。ありがとねー(^_-)-☆さっそく調理開始!杏は縦に入ったラインに沿って種に当たるまで包丁を入れます。包丁ではなく、杏をクルリと一周回して、割れ目を入れます。シロップ漬けにする場合、小振りでしっかりした物を選ぶと良いです。傷があったら、包丁で取り除いておきます。あまり神経質にならず、サクサクっと(*^_^*)←母の手初登場(笑) 緊張して手の形が変になっております( ´,_ゝ`)プッ一周切れ目を入れた杏は、両手で持って、ねじるように回すと、半分に綺麗に割れます。アボカドの要領ですね。2パック分の杏は、結構な量ですが、加熱すると縮んでしまうのでご心配なく。あ、種は大事に取っておきます。実は、種の方が大事だったりしちゃうんです。ええ、ホント。ま、その話の種は置いといて・・・なんていいつつ。お鍋にお水と白ワイン、甜菜糖、はちみつを入れてシロップ作り。あ、今回は茉莉花茶のティーバッグも一緒に入れたりしてます。香りが遷って素敵かな?なんて思ったりなんだり。さて、お砂糖が溶けたら、杏をそっと入れますよ。全部は入らないので、全体に浸かる位の量の杏を投入。煮たて過ぎない火力でサラリと加熱。柔らかい杏だったら1分位、固めの杏でも5分以内が限度かな。引き上げてからでも加熱が続くのでそれを考慮しつつ・・・数回に分けて杏に火を通したら、煮沸消毒した保存瓶にどんどん杏を入れて行きます。若干、クタリ感があるのがお分かり頂けるかしら?どんどん瓶に杏を入れてって、嵩が増して来たら、瓶をトントン叩きつけて杏を落としこんでいきます。柔らかくなっているから、まだまだ入れられるぅ♪こうして順々に杏を加熱する方法だと、無駄にシロップを作る必要もないのでオススメです。杏は加熱すると、酸味が際立つ果物なので、普段からお砂糖控えめの味付けが好きな方でも、シロップはいつもの数割増しの甘みにされると良いかと。全部の杏を加熱し終わったら、熱いシロップを瓶に注ぎ入れます。杏は変色しやすいので、杏全体がシロップに浸かるまで注ぎます。シロップが足りなかったら、お水にお砂糖を加え、加熱したシロップを足せば大丈夫。熱いうちに蓋をして、冷めるまで常温放置。熱が冷めたら、冷蔵庫へ。味がなじむまで、2日は待ちたいところ。今は、冷蔵庫入庫への順番待ち(笑)。杏タワーと化してます。キンキンに冷えた杏は、湿気の鬱陶しさも、真夏日の暑さも忘れさせてくれる甘酸っぱさ。でもま、今はじっと我慢、我慢。明日もやらねばならないことがあるからね。茉莉花茶は、同發で購入したものを使いました。前日にランチをしたついでに購入したもの。テトラパックで使い勝手良し。香りも良いし、何よりおいしい。丁度良い時に買ったなぁ。中華街なんて滅多に行かないから、暑かったけど楽しかった。と、言うことで杏の話は明日に続く!って宣言しちゃって大丈夫かな(笑)