カテゴリ:そのほかレシピ
![]() なぜか寒い季節がやってくると食べたくなるのが、このローマ庶民料理。 Trippa alla romana(ローマ風牛の胃袋煮込み)。 alla milanese(ミラノ風)など、イタリア各地に特有のトリッパがありますが、ローマ風はトマトソースで煮込んだもの。 おばあちゃんから、お母さん、そして娘へと代々伝えられるレシピは、各家庭によって変わるけれど、私達が一番好きなのは友人ステーファノのおばあちゃんが作ってくれる、こってり版。 いつも悠々と煙草をくゆらす彼女は、75歳のromana。 その貫禄に私達「孫ども」は、ただひれ伏すのみなのです。 おばあちゃん、いつも可愛がってくれてありがとう。 ソースがこってりするまで煮込んだら、パンとサラダで満腹、幸せな夕ご飯。 ペコリーノチーズとミントを忘れずに! ![]() 材料 (4人分) ・牛の胃袋(トリッパ) 500g 新鮮でほりの深いものを選びましょう。 (A) ・ニンジン 1本 ・セロリ 1本 ・ニンニク ひとかけ ・エシャロット 1つ ・グアンチァーレ(豚の頬)、またはベーコン 150g ・ローリエ 1枚 ・唐辛子 1つ ・トマトソース ・ミント 2つまみ ・すったペコリーノチーズ お好みで 1.フライパンでオリーブオイル大1を暖め、材料Aを入れて香りが立ってくるまで中火で炒める。 2.牛の胃袋を一口大に切り、加え、さらに炒める。 3.トマトソースを加え、蓋をし、とろ火でゆっくりと煮る。焦げないように、たまにかきまぜましょう。 4.1時間弱煮たら、ミントを加え、もう10分煮たら出来上がり。 ベーコンの塩味があるので、私達は塩を使いませんが、必要なようだったら塩・胡椒で味をととのえてください。 5. お皿に盛ってから、チーズをお好みで。 おすすめワイン ソムリエである夫の協力を得て、メニューを紹介するたびにワインもコーディネートしてみることにしました。 ●は、AISイタリアソムリエ協会出版の「DUEMILAVINI」(ワインガイドブック)に載った評価を示します。5つが最高点です。ちなみに○は白ワイン。 ボディーがあり、ビロードのように柔らかいタンニンが美味しいこの赤ワイン。2003年はとても暑い年だったため、例年よりも甘味が増し、この塩味が強いメニューにぴったりです。 - L'Olivella(フラスカーティ、ラツィオ州)- Cesanese ">" 2003 ●●●
Last updated
Dec 15, 2007 12:57:20 AM
[そのほかレシピ] カテゴリの最新記事
|
|