000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

日本で一番フラフラしている酒飲み子育てSOHOの日記(旧:えふのへや<別館>)

全2789件 (2789件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

December 11, 2011
XML
カテゴリ:書棚
「人生をキャリアとして考えたことはない。なすべき仕事を手掛けてきただけだよ。なすべき仕事として向き合っているだけだ。それはキャリアと呼べるようなものではない。これは私の人生なんだ」(P.101)

何というかいまさらながらの読書ではあるのですが、ジョブズのお言葉集です。中学生の私にとってのあこがれのマシンAppleIIeを生み、大学の研究に必要不可欠なケミドローが動くMACを生み、音楽のある生活を与えてくれたiPodを生み、家族がみんな連絡を取り合うiPhoneに至るわけです。どんだけ生活に影響を当てるきっかけになっているのかと思うとすさまじい人物だったわけです。まさに

「自分たちが形を与えようと献身しているのは、ただ技術的にすぐれているとか革新的とかではなく、人間の生き方を変えるようなイノベーションだったと思う」(P.36)

という思いの結果の中で暮らしていたわけです。勝ち負けなんかではなく、ましてやお金でもなく、大切なのは新しい時代を作ること。

「アップルが勝つためにはマイクロソフトが負けなければならない(相手を負かす)という考えはそろそろ捨てるべきだ。アップルが勝つためには、自分たちアップルがいい仕事をしなければならないのだ」(P.128)

「お金で買いたいものなんて、すぐに尽きてしまう」(P.110)

そういう姿勢の結果であって著者も言うように強烈な自負と自信を持ち、猛烈に働くことが成功の原点なのだ。(P.28)こんな自信は正直持てないが、姿勢だけでも学んでいきたい。自分の残りの人生の中でこんな社会を変えてしまう強烈な天才が出てくることがあるのかな。それを期待しつつ、冥福をお祈りします。

「誰も本当のことは何もわかっていなかった。専門家はもちろんいないし、いたにしても専門家の言うことなどいつも間違っていた」(P.22)

現実は「テレビ陰謀論」などよりはるかに気がめいる怠惰となれ合いだったのだ。(P.137)

【送料無料】スティーブ・ジョブズ神の遺言

【送料無料】スティーブ・ジョブズ神の遺言
価格:840円(税込、送料別)








Last updated  December 11, 2011 11:42:55 AM
コメント(1) | コメントを書く


November 27, 2011
カテゴリ:書棚
読書はたくさんしているのですが、なかなかメモ起こしが出来ないので滞っております。しかしながら大雪経営塾の課題図書で、欠席レポートを課せられているのにもかかわらず、もう次の課題図書が来そうなので書かないわけにもいかないので。ですので、久々の読書メモですが、今回は引用はなしで。

このタイトルとこの帯を見た時点で、僕個人だったら絶対買いません。だって、安っぽいビジネスマン向け啓発&ハウツー本っぽいんだもん。
ところが読んでみてびっくりしたのが、いきなりハウツーを否定して、人格主義への回帰を著者は訴えます。ハウツーより先に人間性を磨けと。それこそが急がば回れ、と言うことなのです。で、人格を磨くのに原則が必要で、その原則を身につけ実践するのに7つの習慣を身につけろというのです。当然、習慣って言っても早寝早起きだの、メモを取れだのと言う瑣末なことではなく、考え方と行動に関する一般側的な習慣です。
で、7つの習慣を呼んでの僕の結論は、それは僕は出来ている、「妻との関係を除いて」、ですけど。それが一番大問題でじつは、はじめの何に依存しているのかと言うところで原則に例外を作っているのです。とするならば、疑似的原則で動いていて、実は裏に潜む家族(というか妻)中心主義がら脱却していないんだろうなと言う点を反省すべきなんでしょう。
あと、特にわが意を得たり、と思ったのが、第4の習慣として「win-winを考える」節で紹介されていた「no deal」というのです。本来的に値引きと言うのは、余裕を持って値引ける時点で売り手が売り手のwinでしかなく、値引けないものを値引かせるのは買い手のwinでしかありません。だったらどうすればいいか。簡単です。売り手は適正な利益を載せた金額を言い、買い手はそれを必要なら買う、不要(もしくは望む価値とバランスが合わない)なら買わないという二択を提示するだけです。win-winかno dealを選ぶわけです。
実は、これが最もこれからの社会に必要な購買行動であって、私自身も推進しているヒューマニング国際研究所の提言している考え方でもあったりします。値切るというのは買い手として、最も原理に反する行為ということに他なりません。

他にも、見直すべき原理は少なからずありますが、それは皆様に読んでいただいての対応ということで。

【送料無料】7つの習慣

【送料無料】7つの習慣
価格:2,039円(税込、送料別)







Last updated  November 27, 2011 04:01:37 PM
コメント(0) | コメントを書く
October 9, 2011
カテゴリ:書棚
村落がとりうる穏当な解決方法としては、外来者をどこかの家系に取り込むという方法もありうるでしょう。(P.125)

ええ、穏当な解決手段で取り込まれたような気はします。でも、好き勝手やってますんで、

いったんできあがった社会構造を安定的に運用しようという保守的な力は、あらゆる時代、あらゆる地域に存在する普遍的な圧力だと思います。(P.122)

という保守的な力と日々戦っております。ま、個人的雑感はそのぐらいにして。
非常に興味深い一冊でした。新しい社会の読み解き論です。当然新しく荒削りですが、多くの示唆を与えてくれます。特に、個人的には、人の立場や認識や意図は重ね合わせで記述できると思っていたので

「自己と他者の脳が作る社会を前提として、その社会に組み込まれた状態の脳の仕組みをとらえる」(P.16)

それぞれの人が持っている無数の社会が重なり合って、社会が出来ている。(P.41)

という、社会の方を重ね合わせで記述するという発想は反対向きなのですが、なるほどと思わされました。
また、ヒューマニングの研究をしている物としては、お金ではない人のつながりのベーシックな仕掛けの記述を書きあぐねていたのですが、

リスペクト(無条件な存在肯定)は、発する人から受け手への一方通行の構造を持ちます。(P.209)

リスペクトを前提としない経済優先型の行動戦略がもたらす利益が、認知コストの削減から来るメリットと比較して大きなものがある(P.213、認知コストが下がるにもかかわらず、個体間リスペクトが広まらない理由)

気をつけておかなければならないのは、リスペクトの欠如が与える影響は短期間では出てこないことです。(P.214)

という、リスペクトの概念で上手に記述されています。細かいことを言えば色々あるのですが、実証的な積み重ねの上での記述のアイディアというのは、本当に参考になります。
他にも色々役立ったのですが、今一自分の方が消化しきれていないので、書評はまた再読してからという気分です。

他者との関係に応じて行動を切り替えないということは、実際にどういうことになるでしょう。これは、一言で言うなら、「空気」を読んだ行動が取れないということです。(P.43、社会的ゾンビ)

社会が与える行動制限は、一見わたしたちの生活をつまらないものにしているように見えますが、実はその平板な毎日の中で他者とつながる喜びとのトレードオフになっている(P.53)

認知コストという脳内のエネルギー収支バランスに、ヒトのさまざまな社会行動を説明するポイントがあるのではないか(P.134)

問題を考えることが脳内コスト的に無意味であるならば、人は思考を停止してムダな脳内コストをかけることをやめるという説明になります。(P.151)

ヒトから倫理観を奪うのは社会的権威という単なる記号であるという点が、さらに希望を失わせるように思います。(P.155)

わたしたちは、本質的にきわめて脆弱な倫理観と、無意味に保守的な傾向を持った生き物なのだといえるでしょう。(P.157)

【送料無料】ソーシャルブレインズ入門

【送料無料】ソーシャルブレインズ入門
価格:777円(税込、送料別)


----






Last updated  October 9, 2011 08:39:08 PM
コメント(0) | コメントを書く
October 8, 2011
カテゴリ:書棚
(まあいい。わしが望んでいたことは結局は安定した天下なのだ。わしの代わりに叔旦がやってくれるというなら、それはそれでいい。やってみよ、叔旦。二度とわしに謀反気を起こさせるようなことはするなよ)(P.140太公望呂尚)

墨攻に続く中国の歴史物テーマに据えた、だけれども独特の空気感を持たせた酒見作品。やっぱりこの人はダラダラ巻数を重ねる長大なものよりも、スパッと一つのテーマや人物に焦点を当てて、行間に色々な含蓄の持たせた作品構成が魅力的です。
今回は、講師があこがれた政治上の賢人、周公旦。久々に気持ち良く歴史「小説」が読めました。またこういう作品を再び出してもらいたいものです。

(やれるものなら一度やってみるがいい。すぐにその場が天国ではないことが分かる)(P.160、成王の佞臣に対し)

【送料無料】周公旦

【送料無料】周公旦
価格:560円(税込、送料別)







Last updated  October 8, 2011 07:34:24 PM
コメント(0) | コメントを書く
October 2, 2011
カテゴリ:書棚
<いよいよ戦死の覚悟を決めたとき、おそらく主人は、戦後の混乱を心痛しつつも、必ず日本は、よりよい国として再起すると信じて、逝ったことと思います。犬死になるか、否かは残された私たちの責任ではないでしょうか。そう思って、私はジッとこのことばにたえました>(P.92、西婦人、西の死を犬死といわれ)

 他人の親族を犬死呼ばわりは、ひどいにもほどがあるでしょう。そしてそれが犬死になるかならないかは残された僕ら次第。でも、日露戦争以降のこの国は、そういう社会に対する責任感を持ってしっかりとした国家としてのアクションを取らない国になっています。
 戦争だけではなく、災害でもそう。関東大震災から学べば、北海道南西沖地震から学べば、広島や長崎から学べば、という事態ばかり。そして学んでいないし、東日本大震災からも下手をすれば学ばない。この国はどうなってるんだ、と。
 ちなみに、この本は「散るぞ悲しき」の続編的な一冊。取材したけど本にする時にこぼれた話題を丁寧に拾って、また違う角度で、硫黄島を考えさせる一冊です。とにもかくにも、反省しない国民でない人間になるためには、まずは他人の親族を犬死呼ばわりする前に、その犠牲を犬死にしない新しい社会づくりをしっかり考えましょう。

銀ネムの木木茂りゐるこの島に五十年(いそとせ)眠るみ魂かなしき(P.168、皇后)

【送料無料】硫黄島栗林中将の最期

硫黄島栗林中将の最期
価格:840円(税込、送料別)








Last updated  October 2, 2011 11:33:56 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 30, 2011
カテゴリ:書棚
足りないのはネットのマナーを教える教育でも、監視でも、威嚇でもなく、子どもの心を満たす大人の存在、愛情なのだ。私は、そう思う。(P.168)

 個人的には、愛情という言葉は好きではないので、あえていいかえるなら、コミットメントだと思う。子供に対して適切な大人のコミットメント。それの欠如は、いじめの原因にもなるとと同時に、人として生きる基礎作りの欠如にもなる。

 この本は、著者の山脇さんの講演をPTA研修会で聞いて非常に感銘を受けたので、そりゃ著書も一冊買ってみようということで購入したもの。多分、個人的には植松さんの講演ぐらい衝撃を受けた。それそれは良くできている。子供の社会は大人社会の射影であって、大人がまずはまっとうな大人社会を作って、その大人社会から見た形で、是は是、非は非で、きちんと子供社会への干渉をすることだ。目先の論理で子供の社会に介入してはいけないし、当然放置してもいけない。あくまで正しい社会づくりに立脚した論理と行動。それは子供の仕事じゃなくて大人の仕事だ。

 この本には出てこないが、山脇さんは講演で「元気でいるのが大人の責務」と。大人っていいな、うらやましいなって思わせるような大人に一人一人が全力でなる努力をしなければいけない。それがいじめをなくすことにもつながる。
 自分も頑張らねば。

親は、どうしたら子どもを「いじめ」から守れるのだろうか。/いま、大人である私達は、何をなすべきなのだろうか。(P.4)

いじめがまかり通る社会が作られると、加害者か被害者かどちらかでいなければならない。(P.51)

いじめに立ち向かわなければならないのは、実は子どもではなく、大人なのである。(P.139)

【送料無料】教室の悪魔

教室の悪魔
価格:500円(税込、送料別)







Last updated  September 30, 2011 04:32:04 PM
コメント(0) | コメントを書く
September 27, 2011
カテゴリ:書棚
日露戦争は、まさに「二十世紀の始まり」「第零次世界大戦」と呼ぶにふさわしい。(P.16)

意外と日本という国は新兵器で戦争をやることが多かったんよね。例えば砲撃を交え合う海戦を本格的にやったのって明治維新のころの海戦だし。その後、近代的な戦争として、総力戦型の戦争がはじまり、その好例がこの日露戦争ということのようだ。個人的には、日露の戦いは日ソに形は変わるもののノモンハンぐらいまでで実は一つの区切りなんじゃないかと思う。
日露戦争の終結で日本は何かが変質したのだとも思う。国民性もそうだ。

「明治の人たちは個人の心情を吐露しつつも、それを乗り越えていく公の世界があることを認識していた」(P.46、中西輝政京大教授、晶子の歌に対し)

君に死にたもうことなかれと歌っても、やはり公としての戦争も容認し、その公私をしっかり受け入れられたのが、このあとで、同胞を非国民と呼ぶ集団ヒステリーのようなバッシングをする愚か者になり下がってしまう。当然、軍の方も

「明石工作」は、当時の弱小国日本が、超大国ロシアを相手に、あらんかぎりの諜報作戦を展開していたことを物語るもので、日露戦争以後の諜報軽視の風潮と好対照をなしている(P.83)

勝ったばかりにその後はこういう努力を怠って戦うわけです。そりゃノモンハンで大敗するわ。後、個人的には、生まれ故郷にあった師団が活躍した戦争でもあるので、それ相応に子供のころに、ご高齢の方から武勇伝を聞くこともあったわけです。

「国を守るという気概のあった時代だが、戦場で死んだり傷ついた兵士達が伝えたかったのは、決して戦闘の勇ましさではなかったはず」(P.150、上森氏:第七師団史研究家)

ということなんでしょうね。そういう気持ちで生きて行こうと思います。はい。

「全国の部隊を見渡してみて、旭川ほど市民との距離が近い部隊はない。地元の支援がなければ、厳しいイラクでの任務は果せない」(P.154、イラク一陣を旭川の師団から選抜した理由)


【送料無料】検証日露戦争

検証日露戦争
価格:680円(税込、送料別)







Last updated  September 27, 2011 11:42:03 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 25, 2011
カテゴリ:書棚
「戦争に反対した者は、歴史に名を刻むことはないのだ(中略)私は歴史に名を残さないことを、むしろ誇りに思う」(P.408)

本当の君子は、大事になる前に何でもさっさと問題の芽をつぶしてしまうので、大したことをやっているようには見えないから有名にはならないって話は老子だったか書いてあったなァなどと思いながら読んでました。
ちなみに、この副題にして、選ばれた主人公はなんと、勝海舟でも木村摂津守でも榎本武明でもなく、歴史に一番名を刻めていなさそうな矢田堀景蔵。摂津守の部下で榎本の上司としていろんな小説やら資料に出てくるから、名前ぐらいは知っていましたがどんな人物かまでは知りませんでした。とにかく沢山の逸材を輩出した人。それは明治なってからも。だからこそ犬死を嫌うし、榎本の北海道逃避行も支持しなかった。それは

「おまえたちが持っている海軍の技術は、自分のものではない。日本の財産だ。それを粗末にしてはならない。いいかッ、忘れるなッ」(P.300)

ということだから。師であるための条件は師を持つこと、というのは内田樹氏が「下流志向」で書いているところではあるが、矢田堀の師は

「自分を越えられる人物を育ててこそ、師の面目躍如というところだろう」(P.27、岩瀬、出藍の誉れの主人公の解釈に対し)

自分が嘲笑されて、それでこの国の安泰が続くのなら、かまわぬと申すのです」(P.180、岩瀬の義父が葬式で)

こんな人。だからこそ、多くの人を旧怨にこだわらず陣営問わず育て上げる。

「俺は自分が藍だということも、誇りに思っている。おまえを筆頭に、俺が育てて世に出した青は大勢いる」(P.409)

おいらもそんなふうに死ぬ間際に言ってみたいものです。

何もかも失った自分を、むしろ家族は、あたたかく迎えてくれた。(P.367)

【送料無料】群青

群青
価格:780円(税込、送料別)








Last updated  September 27, 2011 11:36:39 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 24, 2011
カテゴリ:書棚
ただ、星新一を読んでいる。ただただおもしろいから星新一を読んでいる。(下P.212)

そんな中高生の日々を送りました。田舎住まいだった中学3年の夏、近所の本屋で売れ残っていた240円のとっても薄い一冊の文庫。それが、「ノックの音が」でした。全てが「ノックの音がした」ではじまり、驚くべきラストで終わる小編集。多分学校の教科書とかで星新一の作品はすでに読んではいたんだろうけれど、事実上、自分にとって初めて星新一という作家を意識し、影響を受けたはじまりでした。
ショートショートに限らず、手に入る限り手に入れて読み、高校の時は文芸部(こんなのを書くのは恥をさらすようで恥ずかしのではあるが)だったので、思いっきり影響を受けた作品とも言えないような駄作を書き、自分の人格の一部を確実に作り上げた人物です。多分、そんなのは私だけではないはずです。
おまけに、星新一が書いた2冊の彼の父の伝記は、自分の今の仕事のスタイルに影響を与えているぐらいです。

大変、父親の会社の清算でご苦労されていたであろうことは、エッセイ集などでも何となくわかるのだけれど、具体的にどんなご苦労をされてきたのかまでは今一不明ではありました。そんな、星新一の伝記が本作です。父親と祖父に関しては、優れた評伝をすでに星新一自身が書き上げていますので、語るまでもなく。なんというか、抜き書きに解説をつける気にもならず、ただ書き遺しておこうと思います。

「スポーツなんかやって頭が空っぽになっちゃったら、なんにも書けなくなるよ。頭をもやもやさせていないと書けないんだよ、小説なんて」(上P.8)

星一は戦前には衆議院議員、戦後初の参議院選挙では全国区でトップ当選を果している。(上P.26)

くもり ソーカイ ゴタゴタ アーソーカイ(上P.228)

「宗教は信じるものだけれど、科学は信じるものではない。理解するものだ」(上P.325)

城山はこのとき(「人民は弱し、官吏は強し」の発表時)、大正の全盛期には三井三菱を圧倒するほどの商社だった鈴木商店の倒産を描いた『鼠』を発表したばかりだった。(下P.144)

そんなものが文学の枠組みだというならば、枠の外にあって結構、それこそショートショートの名誉である。(下P.178)

SFを牽引してきたにもかかわらず、SFが盛り上がるころには、SFの読者は自分から離れている。なんとも皮肉な話ではないか。(下P.207)

「あなたねぇ、文学賞を取るか、本を売るか、どちらかにしてくださいよ」(下P.215)

「子供をばかにしてはいけない」(下P.262)

「星さんは、作品に魂を売り渡してもいいと思っていらした」(下P.299)

【送料無料】星新一(上巻)

星新一(上巻)
価格:660円(税込、送料別)


【送料無料】星新一(下巻)

星新一(下巻)
価格:700円(税込、送料別)







Last updated  September 27, 2011 11:36:19 AM
コメント(0) | コメントを書く
September 22, 2011
カテゴリ:書棚
みなさんは年金をもらうときに社会保険事務所にお礼をいいますか?(P.110)

ふつう言うでしょ?それはどんな立場のどんな人であってもその業務に敬意を払って、それを適切に実施してくれた相手に対してお礼を言えないようなやつは、地域政治を語る以前に人として失格だと思います。
なんというか、個人的にはこういう感覚の積み重ねの本なので、あまり性には合いません。
とはいえ、大雪経営塾で課題図書になったおかげで読む機会のあった本ではあります。

今、日本は明らかに小さな政府、小さな社会です。(P.37)

これなんかは、はぁ?とか思うわけです。少なくとも日本国憲法は25条と89条に定められている状態に置いて、どう逆立ちしたって大きな政府であることを強制されているのです。それに充実感を感じられないのであれば、それは国民の中にあるフリーライダー的生き方が増進しているだけであって、実入りなくサービスだけ向上させることに限界をきたしているにすぎません。

「よい品をどんどん安く GOOD QUALITY BEST PRICE」(P.40、ダイエーのキャッチコピー)

これはむしろ「へー!」って思ったんですけど、別に安く、なんて英文では歌っていないわけです。あくまで、最善の価格。「最善=安く」というのは勝手な解釈論でそれに踊らされたにすぎません。

北海道みたいに土地が広くて人が少ないところだと、どんな政策をやったところで費用対効果は悪いに決まっている。(P.102)

地域に根ざした資源というのもはそこから動かすことができない。(P.132)

ローカルな問題は単にローカルで消費されるべきではない(P.178)

このへんは当たり前だし、自分もグローカルベンチャー論をはじめ、地域間連携による地域課題の解決なんかもずっと言ってきて、取組みの支援をずっとしてきています。今更さかしげに言われても。という感じ。
ただ、最後の栗山町議会へのインタビューは秀逸でした。

「私たちは迷っているんだから」と。(P.210、栗山町議会事務局長、住民直接投票について)
「議会は住民の意見を聞いて、それをもとに首長の考えを変化させていかなきゃならない」(P.212、栗山町議員)

こういう姿勢を地方議会に持ってもらいたいなと思わせては頂きました。







Last updated  September 22, 2011 11:22:37 AM
コメント(0) | コメントを書く

全2789件 (2789件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 >

PR

X

Copyright (c) 1997-2021 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.