カテゴリ:電子工作
たまには時事ネタということで、「白熱電球 4 年後製造中止」という方針が出たそうな。問題山積だ。我が家は風呂と洗面台の電灯が困ったことになる。
まず、風呂は E17 型という小型の電球だ。プラムくらいの大きさの電球と言った方が分かるかもしれない。灯具に入る大きさの蛍光灯型電球が無い。4 年後なら、技術的に作れるかもしれない。 洗面台は E26 型で標準的な物だ。こちらは入るかもしれないが、何せ点灯直後から明るくなってくれないと役に立たない。トイレは電球型蛍光灯を導入している。点灯直後はやはり暗い。立ち上がりの早い品種を選んだが。 蛍光灯は僅かではあるが水銀が入っている。信じられないが、色々と移り住んだ先の田舎では、蛍光灯をドラム缶で焼却していたのを見た。毒を撒いているのと同じだった。 LED も極わずかだけど、有害な物質を含んでいる。半導体の宿命だ。電球型蛍光灯はガラス、プラスチック、水銀、銅、鉄、アルミ、半田(Pb Free だとスズ、銀、銅)、蛍光体(何の物質だろう)、トランスのコアにはレアメタル、それから... 点灯立ち上がり時間を測定する規格、リサイクル経路の確立、電球内に回路を作るのではなく、灯具に回路を持たせる(分担する)新しいソケット、これらを揃えてから、白熱電灯は廃止だと思う。 電球型蛍光灯と共に捨てられる半導体を不憫に思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.06 23:35:57
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