ふるた技工所(てっこうしょ)

2008/05/15(木)03:13

Athlon64 X2 3800+ から Athlon X2 4850e - 冷えやすくなったのかな

ソフト開発日誌(882)

Athlon X2 4850e が発売されたので、早速買って交換してみた。Athlon64 X2 3800+ と比べると PC 全体の消費電力は 5, 6W 程度しか下がらない。 それでも、少し CPU が冷えやすくなった印象だ。室温 21 ℃ で CPU 温度が 45 ℃ 程度に上がった後でも 32 ℃にすぐ下がる。 PC は ASUS M2NPV-VM, 3Gbyte RAM, HD3450 512MByte DH Fan-less, HDD x 3, (追加)PCIe Gigabit NIC, (追加)PCI USB 2.0 Host と言う構成だ。M2NPV-VM の BIOS Version は 1301 にした。1301 は 4850e を認識する。そうでないと CPU タイプは unknown となる。unknown でも実害はなさそう。動的な周波数とコア電圧の範囲は規定通りの様だ。 お店の人に「BIOS は対応しているのか?」と質問されて、少し動揺したけど問題はなかった。 X2 4850e を CPU にした PC 全体の消費電力は ピーク 135W, アイドル 83W だった。X2 3800+ と比べるとアイドル時に 5, 6W 減っている感じだ。ただ、gif 絵がアニメしているブラウザ等のウインドウを 1, 2 増やしたり、キー入力する程度で、この差はほとんどなくなる。 速さはエクスペリエンスインデックスの最低値「Aero のデスクトップパフォーマンス」が 3.8 から 4.0 になった。他も 0.2 から 0.3 程度の変化だ。体感はあまり変わらない。普段は 64 X2 3800+ も X2 4850e も周波数が 1GHz に落ちているためだろう。 強いて言えば Virtual PC 内の仮想 PC が少し早くなった。これが目的だったので、良かった。消費電力からすると 64 X2 5400+ でも良かったかもしれない。 ちょっと残念なことと言えば、ファンが煩くなっていた。風切り音と言うよりは、駆動パルス音か、軸に小さな引っかかりが有るような音に近い。小さい「カァーー」という音だ。今まで使っていたヒートシンク+ファンにした。ヒートシンクも少し、安い造りになっているようだ。別途 70mm 角, 取り付け穴間隔 61.5mm, 4pin PWM のファンを探す必要があるかもしれない。 ん?もしかして、似たような CPU が 1 個余っただけなのか。

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