カテゴリ:修理記録
居間の 40W型 丸形蛍光管の光が弱くなっていた。ぼんやりと点く程度だ。灯具のインバーター出力の低下か管の劣化か見極めるため、あまり使っていない部屋の蛍光管と差し替えてみることにした。
明るくなったので、蛍光管の劣化だとわかる。感覚的に 3,4 割りは明るくなった。明るいとこうもやる気に差が出るのか? 外したランプを見てみると保持金具を掛けていたところが黒くなっていた。金具が何か特殊な電極なのだろうか? それとも、冷却による沈着だろうか? こすっても黒ずみは落ちず。管の内面に付いている。 管を傾けるとコロコロと音がして小さなかけらが管内を移動している。転がる音に跳ねる音が混ざっている。水銀が化学変化して固まった? 灯具は HITACH RP864E だ。説明書はたぶん紛失している。 色々と回路をつぎ込めるなら、点灯しやすいように保持金具を補助電極にするアイディアは有りなのかもしれない。点灯開始時にランプフィラメントを加熱するのではなく、保持金具に高圧・高周波を掛けて(と言っても AC100V からフローティングさせ、十分に表皮効果を期待できる 100kHz 以上の周波数にする)放電開始する。少し寿命は伸びるだろう。 既に灯具は LED 化が加速している。蛍光灯を点灯する回路も 5 年もすればロストテクノロジーになるのかもしれない。 蛍光灯として使えることは分かった。それでも LED 型にするかどうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.23 12:08:12
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