ふるた技工所(てっこうしょ)

2017/03/30(木)02:04

レフレックスラジオを LTSpice で動かしてみる - たまに開いて弄るのが楽しい回路

電子工作(729)

作って合点! ラジオのしくみ レフレックス・ラジオ キットという記事を見かける。キットの元となったラジオの記事はCQ ham radio 2017年 3月号だ。 LTSpice でシミュレートする回路としてレフレックスラジオを組み立ててある。連休中にまた弄り始めた。案外難しい。定数をちゃんと計算すれば多分難しくないはず。たまに開いて色々と定数を弄ったり、回路の構成を変更してみて「音声出力小さいなー」とか「歪みが大きくなるなー」と唸るのが楽しい回路だ。 回路図 レフレックスラジオ LTSpice 回路図一式 (標準の部品だけで動きます)レフレックスラジオ 回路図 PDF 倍電圧整流検波を構成する C4=1000pF、検波出力をバーアンテナに戻す部分に入っている C9=22nF、レフレックス段と音声増幅段の間に入る C10=33nF、エミッターに入るバイパスコンデンサは歪みと増幅率どちらを狙うか、回路動作の変化を楽しめる。 動作波形 果たして AM アンテナから 2mVpp なんて振幅で AM 波が入ってくるのかとか、その条件で 36Ω イヤフォンを 18mVpp (2017.3.30 36mVpp に訂正)で駆動したところで聞こえるのか。それなら AF アンプを付ければ...

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