ふるた技工所(てっこうしょ)

2018/01/03(水)14:30

電池ボックスのメンテナンスもしなくなるのだろうか? - 高齢の父が人感センサーライトの異常をそのままで使い続ける 今は

修理記録(57)

誰も住まない元祖父母の家に行く。誰も住んでいないので玄関や室内の何カ所かに人感センサーライトが設置してある。センサーライトの電池を父が充電し始めた。 充電器の充電ランプが点滅していた。「多分充電異常だろう、放っておくと最悪は電池破裂だ。高温の場合は飛び散った破片で火災もある」。充電異常なのだ。このまま続けても充電池は使えない。 電池を取り出して状態を見てみる。電極が錆びてしまっていた。残された家財の中から、KURE CRC 5-56 を見つけ、ティッシュに染みこませて電極を拭く。完全には錆を落とせなかった。再び充電開始、充電ランプは点いたままになり、充電が進み始めた。 人感センサーライトの電池ボックスも手入れが必要な事は容易に想像できる。同様に電極を拭く、こちらも錆は容易に落ちない。錆悪化防止も兼ねて、CRC 5-56 を塗っていく。 スイッチも錆びているようだ。常時点灯にしても、ランプが明滅する。ここには半田ごては無いし、ドライバーも簡易なものが有るかどうか。できることは有るのだろうか?ネジを塞ぐシールは劣化している。代わりに塞ぐテープは有のかな... 簡易ドライバーセットとテープを見つけた。半田ごては無いので、できることはスイッチ接点に油を掛けることくらい。油を付けるとホコリを呼ぶんだよな...今点かないのだ。分解して見つかった接点部分も油を掛ける。明滅も直った。 センサーが働くか、センサーに手をかざして擬似的に明暗と赤外線のモーションを与えてみる。点灯開始、点灯終了とも動作する。 こんな異常になるまでそのまま使うのは何故なんだろう。異常認識から、対応行動までの何処かに流れを止めてしまう要因が有るのだろうか?残った家財で可能な範囲で可能な対応は有ったのだ。

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