カテゴリ:ソフト開発日誌
384Gbyte のファイルを scp でネットワーク越しにコピーしていた。64Gbyte 程を転送した辺りで stalled で止まる。ネットで検索すると scp に -l オプションで転送速度制限を掛けると解消するとあった。試してみて効果無し。
scp がダメなので、仕方が無く ssh を直接使い、pipe を使った転送をする。同様に 64Gbyte 程転送したところで次の様なメッセージが出てきた。鍵交換でもするときに、known_hosts に矛盾があると止まるのか? Warning: the ECDSA host key for '2ndwatt' differs from the key for the IP address '192.168.0.160' Offending key for IP in /home/furuta/.ssh/known_hosts:5 Matching host key in /home/furuta/.ssh/known_hosts:25 Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yes furuta@2ndwatt's password: パスワード入力 おおよそ 64Gbyte を転送する度に表示され、2 度ほど同じように手入力で、yes と パスワードを入力した。known_hosts を修正することにした。最近の known_hosts はエンコードされていて、エディタで編集しにくい。 状況確認、IP アドレスとホスト名が known_hosts に登録されているか確認する。192.168.0.160 と 2ndwatt は接続先の IP address と netbios ホスト名だ。 $ ssh-keygen -F 192.168.0.160 encoded string line $ ssh-keygen -F 2ndwatt encoded string line どちらもエンコードされた文字列で構成された行が表示された。IP アドレスの方を削除する。場合によってはどちらとも削除し、ssh でログインし直した方が良いだろう。 $ ssh-keygen -R 192.168.0.160 ホスト名も削除する場合、 $ ssh-keygen -R 2ndwatt 以降、1 度だけ known_hosts を更新する旨の警告が出るだけで ssh の pipe を経由したコピーは終了した。これを踏まえると scp が stalled で停止したときに yes [enter] と入力していれば先に進んだのかもしれない。 ssh でログインする度に host と IP アドレスの矛盾を指摘する警告が出て、煩いなと思ってスルーしていた。意外に後から問題を起こす警告だったとは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.13 17:32:46
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