カテゴリ:修理記録
以前実家で母が使っていた EPSON Direct AT930C を修理することにした。Windows 7 で試したいことがあり、再稼働する。AT930C は Windows Xp 向け PC だ。主要な構成は Pentium 4 2.0GHz (1 thread), 1GiByte Memory, 845G chipset, IDE HDD x 1, IDE Optical Drive x 1, FDD x 1, 100Mbps Ethernet x 1 だ。
Windows 7 を動かそうとすると、845G チップセットのディスプレイドライバとメモリ容量に難がある。Windows Xp 向けの XPDM ドライバを Windows 7 で動かす。Windows 7 のネイティブ・ドライバは WDDM ドライバだ。 1GiByte のメモリだとブラウザを 2 ウインドウ + モニタ・管理用のウインドウを 3 つ立ち上げた状態で秒間 100 回以上のページ・フォルトが断続的に続く。 実家から引き上げたのは 2014年1月頃だ。引き上げた後、2017 年の点検でコンデンサの膨らみが見つかっていた。見た目は僅かな膨らみだった。Windows 7 から Windows 10 への移行が進みつつある状況で再稼働する動機が無かった。忙しいこともあって、修理せず放置状態だった。 たった 3 時間ほどの作業を 2 年サボったことになる。 基板のシルク印刷とコンデンサ極性の対応は要注意だ。白く塗りつぶされた方がコンデンサの + 側、塗りつぶされていない側が - 側ににる。たまたま手持ちで有った 680uF/25V Low ESR 品が有り、これと交換する。 本当にたまたま手元に有ったのだっけ? いつかは交換しようと思って買ったような... 交換して取り出したコンデンサを観察してみる。定数を確認 680uF 10V で間違いない。 底部に染みだした内容物が付着していた。ギリギリで上から見ても判らないように漏れていた。外観に 2 つの異常が認められた。 容量を測定、540.2uF だった。定格の 8 割ほど、交換して良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.21 08:36:10
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