カテゴリ:ソフト開発日誌
タブレット PC WDP-081-32G-81BT(Ployer MOMO7 か MOMO8)を Windows Update で Windows10 1903 から 1909 にアップデートできなかった。
ストレージのバックアップに失敗して、Windows10 1909 をクリーンインストールした時にタッチパネルドライバを失う。バックアップファイルを仮想環境か仮想ドライブにリストアする予行練習をしていれば防げたかもしれない。 特にパネルセンサーのファームウエア(あるいは調整パラメータ) C:\Windows\System32\drivers\SileadTouch.fw を失ったのが致命的だった。タッチパネルがまともに使えなくなる。blog を暫くサボってしまったのもこの Tablet PC に手こずってしまったからだ。 Microsoft Update Catalog にも Silead touch panel driver がいくつかある。2, 3 試して、どれもタッチ座標がまともに取れない。多分テスト用のドライバで、実用は考えていない可能性がある。 Control Panel → タブレット PC 設定で行う調整も全く効かない。1 本指で触れているのに 2 本指で触れているかのような応答をする時点で、調整以前の問題が起きている。 Android 端末のドライバ開発をしていたときに、タッチパネル向けにパネルセンサーのファームウエア blob がリポジトリに投入される度にバイナリをレビューしていた。訳が分からないし、何かの機械語とも違うようだし、ドライバのソースを見るとセンサーのメモリにダウンロードするアドレスも、バージョン毎に変わっていたし。他の機種どころか、少しでもドライバ・バージョンが違うと全く互換性がない。 現状のユースケースを考えてタッチパネル操作は諦めることにした。Bluetooh マウスとキーボードを使い操作することにした。 タブレット PCは先に出した画像のようにアームに取り付け、作業台で使っている。 タッチができ方が便利そう?アームを買う前はそう思っていた。アームはバネの張力で角度を維持している。一応、角度固定用のノブもある。パネルに触る度に何度もお辞儀をするようにアームは前後する。 剛性がないというか、そもそも、タッチすることは力学的にバネや細いフレームに伸び縮みや曲げの変位を与え、開放することだ。振動を始めるのだ。 タブレット PC のタッチパネルも SileadTouch.fw を失わなかったとして、操作性に不満が有った。作業台で使うので型番を検索するのにスクリーンキーボードを使う。画面の半分が覆われ、情報が隠れてしまう。タッチパネル系の UI は前の画面は「覚えておく」あるいは「覚えなくても済むレベルの情報しか扱えない」。Android にしても Windows にしても今のところ、1 画面前の事なんてすっかり忘れて下さい的な UI だ。 本当に必要だったのは、PC 用ガジェット箱に眠っている Bluetooh マウスとキーボードのホルダーだった。 段ボールで作ってアームにぶら下げることにした。 2, 3 日ドライバインストールに格闘するのではなく、1 時間掛けて段ボール工作をするのが最も良い解決策だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.01.16 18:18:25
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