カテゴリ:修理記録
パナソニック シーリングライト HHFZ5223 が点かなくなった。インバーターで蛍光管を光らせる古い灯具だ。HHFZ5223 を製造していた頃はパナソニックはナショナルだった。パナソニックのサイトに説明書が無かった。交換時に再び読むはずなので、National HHFZ5223 取扱・施工説明書 をオンライン化しておく (何か言われるかもしれない...)。
結果を先に書くと、ランプを外して着け直したら再び点灯する様になった。接触が良くなったのが復旧の理由?口金に錆は無く、原因として特定しきれない。 経緯を書いていく。7/15(月) 日没時刻ごろ電灯を点けようとリモコンを操作する。「ピッ」と操作音が鳴るだけで点かない。 まいったな。これから夕食を作ろうとしたのに、近所の電気屋さんに駆け込んで 1 ~ 2 万円の買い物? 食事前に気が乗らないお遣いだ。あるいは別の部屋の灯具を持ってきて入れ替え? 音が鳴るので AC 電源は接続されていて、受光マイコンは動いている。全灯、消灯ボタンを含め全てのボタン押しで操作音がいつもの様になる。 カバーを開けて、ランプの状態を見る。口金付近に顕著な黒ずみなし。ランプの寿命ではないはず。 カバーを外した状態で僅かに光らないか、リモコンを操作してみる。操作音だけだ。んー、もしかしてインバーター壊れた? 電子部品が焼けた臭いは無いのに? リセットボタンを押してみる。操作音と同時に「フッ」とランプが点いて消えるのが見えた。インバーターは完全に死んでいないようだ。 何回かリセットボタン押しとリモコン操作を繰り返してみる。持続放電が始まらない。 ランプを外して、着け直してみるか。お金を掛けずに対処できることはこれくらい。灯具をその場しのぎで入れ替えるにしても、ガラスのランプは外しておいた方が安全だ。 なんだな、説明書見ないと安全な外し方が分からないのって、製品として良いのだろうか?レーザーマーキングでシャーシに色々と書かれている文字や絵は読みにくい。暗くなり掛かっているのと、加齢で視力が衰えている。 ランプを外して着け直しをする。リモコン操作をしたら持続的に点灯するようになった。何もしていないのに壊れて、ほぼ何もしていないのに直った。 とりあえずご飯作って、食べる。色々考えるのは後だ。 後日ランプの状態を再確認する。形式 FHD85ECW、4,300円 ~ 5,000円 弱でまだ売っているみたい。余程のことが無ければランプは買わず、次は LED だと決めている。 このランプは「ツイン」と言っても、電極は上の画像の下側 2 菅のみで、上側 2 菅はトンネルで折り返しているだけなのか。僅かに黒ずんでいるだけだよなぁ。 接点を見てみる。リン青銅だと思われる接点は綺麗な状態だ。錆、放電スポット、ゴミ、ホコリも見られない。 点かなくなった有力な理由となる状況は見つからなかった。製造から 19 年経過、インバーターが劣化しているのかな。 今時の子供たち、ランプ交換なんて見たこと無い子もいるのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[修理記録] カテゴリの最新記事
|
|