地中海世界の旅

[古代ローマ帝国] カテゴリの記事

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• 船旅、国内の旅－私の船旅　　　　

  船旅、国内の旅－私の船旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　船の旅は航海そのものの魅力にあふれている。今までの数回の船旅を振り返って、楽しかった思い出に浸りたい。　　　　　　　青年の船　長野県の青年を対象にした船旅に30歳台で参加した。行き先は、フィリピンと香港。船の食事が美味しかったことと、若い女性が多く乗っていて、船での語り合いがたのしかった。思い出は船のプールで泳いだこと。船長主催のパーティが多かったこと。仲良くなったなった女性との、語り合いが一番の楽しみだった。　　　与論島への船旅1週間の船旅とユースホステルの宿泊の付いた旅。与論の海の青さに浸った旅だった。前にも沖縄には飛行機で行っていたが船旅はこれが初めてで長い時間船の中で話していくのがたのしかった。24時間くらいあるので本もたくさん読んだ。旅の仲間とは、これまでの旅の話、など盛り上がる。船に一緒に乗ることで、仲間意識がうまれる。船旅の魅力はこんなところにあるのかも。　　　北海道(でっかい道)フェリーの旅 フェリーでの旅も数回体験した。北海道にはドライブで車をフェリーにのせ上越市ー岩内町の東日本海フェリーでの旅。観光グループでフェリーーバスの二泊三日、大雪山と網走花の旅に参加した。ドライブの帰路は室蘭－上越の同社の航路で帰った。　　　長崎、ハウステンボスへのフェリー旅 グループ旅行で和歌山ー大分のフェリーに乗った。松本からは観光バス。大分と長崎間は観光バス。この旅はひたすら夜行の厳しい旅。普通、飛行機を使う区間を船とバスで行くので体力勝負で、多くのひとは寝ている。旅の厳しさを身体で感じた。安い団体旅行には要注意。連休中でハウステンボスは超満員、旅の時期も選んで出ること。

  2008.05.22

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• 2005年4月　トルコ、イスタンブールの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　2005年4月　トルコ、イスタンブールの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トルコ周遊、イスタンブール9日間（05/4/16～4/24）０５年４月後半に９日間のトルコ周遊、イスタンブールの旅に出かけた。前から行きたい国の１つで、親日的な国と聞いていた。聞いていた以上の発展した国、ヨーロッパ化された国だが、まだ貧しさも残っている。特に地方では人が少なく、トルコの発展から取り残されている人もいる。トルコ東部の地は見てないが、西部に比べ、貧しさがあるとのこと。　イスタンブールの人口、１千万人には驚く。都会にこれだけの集中がもたらす、生活、環境の悪化など。１例で古代の水道橋の石が排気ガスで黒くすすけていた。古代遺跡の多さ（トルコで500遺跡）、トルコ料理の美味しさ、ホテルのよさ、ガイドの親切さなど良い点多い旅でした。旅のコースでバス移動が少ないコース選べばもっといい旅になるとを思う。若かりし日、憧れだったイスタンブール、歌に“飛んでイスタンブール”があり、トルコ軍楽隊の行進曲が、私のテーマ音楽として、旅のあいだ鳴り響いていた。

  2008.05.21

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• イタリア、　モザイクの旅～ラヴェンナ観光

  　　2003年 10月5日～16日イタリア　　モザイクの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ラヴェンナ観光　　 　サンタポリナーレ、ヌエボ教会教会では始めての壁モザイクに感激、バシリカ方式の教会。キリスト教初期になる。堂内は長方形で両側の壁にモザイクの聖人の列がある。モザイクの細かいピースは見えない。初めての聖堂で、こんなにも感動するとはやはり旅には来て見ないことには、解からない。　　サンビッターレ教会（バシリカ）　この建物は8角形の形の聖堂。ビザンチン様式。皇帝と妃のモザイクが凄い。鳥や花のモザイクが良い。教会内の祭壇の周りはモザイクで埋められている。他の部分はアーチが綺麗でビザンチン様式の教会建築。　　アリアーニ洗礼堂　ラベンナ市内の小さなバブテスマ（洗礼堂）、素朴な感じで天井の12使徒とキリストのモザイクは素晴らしい。　　サンタポリナーレ、イン、クラッセ聖堂　郊外にある、バスで向かう。聖堂の規模が大きい。有名な”キリストと１２匹の羊（使徒を表す）”が正面にある。6Ｃ（世紀）中頃、天井が木製の木組みで古さを感じる。キリスト教初期の聖堂様式。正面のキリスト像の両側の聖人たちのモザイクにただ感心する。　　ネノニアーノ洗礼堂　8角形の5Ｃの聖堂。円天井のモザイクにキリストの洗礼と12使徒がテーマ。大司教博物舘のなかでマクシミアヌスの司教座（椅子）の象牙の浮き彫りの椅子（6Ｃのもの）が凄い彫刻だ。　　ガッラ、プラチーヂィアの廟（ビョウ）5Ｃ半ば皇帝の妹のガッラにより建てられた静かな小さな、ビザンチン十字形の廟。このモザイクは色彩に富み、円天井の深い青が印象的。地味な色彩の中に色彩のシンフォニーと讃えられる

  2008.05.20

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• メキシコの旅－カンクンのイスラ、ムヘール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　２００２年１０月　メキシコの旅－カンクン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イスラ、ムへーレス　朝,島の散歩する。島の幼稚園で，親と一緒に通園する子供たちを見る。カリブ海は荒れている。海では泳げない。カンクン側のココビーチが波静かだ。このビーチの白い砂浜と真っ青な海の対比が良い。島の写真集、絵葉書の海のすばらしさ。今回の旅ではホテルに貴重品を預けた。保証金はカードの写しをホテに預ける。50ドル、場所により預かり料1日1ドル必要。預かり品戻る時カードの写し破る事。島の船着場で日本人の友人いる船長さんと知り合う。次回は鳥の楽園の島へ行こうと言われた。　カンクンの港に着き、コレクﾃｨーボ（乗合タクシー）でバスセンターへき、ＨＣＶＢ（前のホテル）から荷物取りホテルＳＯＬ　Ｙ　ＭＡＬ（ＨＳＹＭと略）に宿泊。1日50ドル、食事なし。貴重品はセフﾃｨ、ボックスに預ける。ここで曜日考えず、金曜で銀行は今日しか開いてないこと，忘れていた。結果はドルのチェックで買い物ができた。どこえ旅行しても銀行の土，日休みを考えること。日曜日の朝、日本に帰国するため両替できないと、メキシコのお土産は一切買えなかった。お昼にタコスの専門店ータコス、ファクトリーの名ー見つけた。美味いタコスで、辛いソースが良い。肉も野菜も美味しい。気に入って2日も行く。ソースは6種類もあり、好きなものお乗せて自分のタコスにして食べることができる

  2008.05.19

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• スペイン、牛追い祭りの旅～巡礼の道（世界遺産）　

  　　　　　　　1997年７月　スペイン、牛追い祭りの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　熱狂の サンフェルミン祭　-牛追い祭り体験記ー 　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　牛追い始まる　翌7日,朝５時起きして牛追い会場に向かった。会場は人が多く、いい場所でみるためには早起きが大切。早朝からバスが動いていることに驚いた。会場についた頃パンプローナの人々が道路の上に木の柵を作りはじめた。二重の木柵を交差点ごとに造っている。観光客は木柵の中には入れない。木柵の外側から見るようになっている。私も柵の上に登って見やすい場所を確保する。気の早いひとは前日から泊り込みで場所の確保をする。若い男が前の晩酔いつぶれて会場にとまりまだ寝ている.。その男を警官がおこしている.。祭りは飲んだくれも生み出す。昼間は催しも少なく大半の人は飲み屋に直行，カリモッチョと呼ばれる赤ワインを飲み，生ビールで乾杯だ。祭りには飲んだくれがおおい。　牛追いのコースのエスタフェタ坂周辺は繁華街で、祭りが始まってからずっと顔を赤くした連中でひしめいている。飲んで飲んで飲み尽くすのがスペインのフェスタ、祭りだ。朝８時近くになると大勢の人が集まり拍手が起きたりサンフェルミンの歌がわきおこる.。まわりの雰囲気も徐々に盛り上がっていく.。牛追いは朝８時に牛が放たれる。牛追いの人々は,牛に追われたり、牛を追いかけたりしながら,市庁舎の広場から闘牛場まで木柵の中を突っ走る。　歓声と一緒に牛に追われた数十人が勢い良く走りこんでくる。直ぐ後ろから牛がおっかけている。突然体重６００キロもある真っ黒な牛が数頭走ってくる。後ろから追う人々は木の枝のムチで牛のお尻をたたいて闘牛場の入り口へ追い込んで行く。牛追いはいつの頃からか、ウシの前を走り、勇敢さを競うものとなった。長野県,諏訪の御柱祭りの,木の上に乗ったまま坂を落とす木落としに似ている.。牛追いでも運悪く内臓を裂かれ,救急車で運ばれる人もいる。なぜ走るのか?の問いには参加者は「走るために走る」とか「走り終えた後なんともいえない快感がある」と答えている.。３日後の牛追いで1名の参加者が牛の角で亡くなったとニュースで知らされた。

  2008.05.18

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• 　　地中海世界とは～エスペランサのライフワーク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　　　　地中海世界とは　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イビサ島のことから地中海の島（マジョルカ、メノルカ、シチリア）を考えます。マジョルカ、イビサ、イタリアのシチリアなど見て文化的に似ている。一般論で歴史的にはローマの時代には船によって文化、習慣など共通のものあったようだ。歴史では古代フェニキア人、カルタゴ人、ローマ人、アラブ人、13Cにキリスト教徒の支配がはじまる。町の様子からバルセロナの勢力が支配した時代があった。現代の建物にモデルニスモのものが多いと感じました。（パルマ、デ、マジョルカの建物）ミロの美術舘がバルセロナとパルマにある。（ミロの母は島の人）。カタルーニアの文化がマジョルカにもあるようです。マジョルカ独自のもの多いですが、とくに食べ物に独自のもの多いようです。好きな渦巻きパン、ハモンなど。カタルーニアは歴史が古く地中海の都市国家として発展してきたことと、他の地域にも支配していた時代があり、シチリアのパレルモ市には、当時のクアトロ、カンティ（四辻の彫刻、建物の側面に作られたもの）が残されている。とくに美術、彫刻、焼き物に地中海各島に共通したものがあるようです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　地中海は古代からの欧州の歴史の出発点ですね。FＩGALOの”スペインとイタリアの島”（雑誌）見ています。地中海世界はローマ帝国の内海（広大な地域でヨーロッパ、アフリカ、小アジアをふくむ）で古代には島ずたいに船が行き来していていまの各国の違いは、意味をもたない。例えばエルチェ婦人像がスペインの沿岸で出ていますが、マジョルカやシチリアの博物舘で同じような像をみました。また料理でもクスクス料理（アフリカのチュニジア発祥）など各島で食べられたりします。　食べ物ですがスペインのマジョルカ島のイビサ島で民宿のオーナーにおいしいレストランを聞いたとき、評判の魚介類のレストランを紹介してくれた。もちろん値段もいいが何よりも地中海のせいか新鮮な魚介類をふんだんに使ったソパ、デ、ペスカ－ド（魚のスープ）は今でも思い出すほど素晴らしい味であった。　そのときパンにぬって、食べたペーストの味が素晴らしかった。　そのペ－ストは魚の身で作られたものでイビサ島ではよく食べられる。エンサイマーダというパンで思い出したのだがマジョルカ島でおいしいパンに出合った。渦巻き状でふかふかのパンだ。スペインのパンはほとんど表面は固いパンが多い。この島のパンは珍しく表面が柔らかいパンだった。もう一度この島に行き柔らかいエンサイマーダというパンをたべてみたい。　　　　　　　　　　

  2008.05.17

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• ヒッピーの島～スペイン、イビサ島　

  　　　　ヒッピーの島～イビサ島　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　イビサ島は素敵な島である。海から見るイビサは、小高い丘の上に教会のみえる城壁にかこまれた古い町。マジョルカ島から飛行機で25分、バスで空港より40分かかる。島の観光インフォメーションを訪ねてからホテルに行く。オスタルパルケは素晴らしいホテルで3階建エレベーターがついている。新しい建物でバスタブがついている、普通シャワーのみのホテル多い。今までの滞在の中で1番良いホテルである。1泊3,000ペセタ（約２千円）4泊の予定。ホテルの裏手がイビサの城である。城の中は昔の城壁の町で旧市街のようだ。小高い山を利用した自然の要塞のようだ。教会が1番高いところにあり形の面白い塔を持っている。修道院のすてきな屋根がある。夕焼けが素晴らしい。ニ度とこんなにきれいなオレンジ色の夕焼けは見られないと思う。　レストランのサカルデ、パンにつけるパテがうまくて入れ物の半分くらいの量を食べてしまった。名物のザートを食べ久しぶりに大満足した。イビサ島のサン、アントニオ、最高にいい天気で久しぶりに熱い日だった。海岸に出ると前にはランサロテ島が見え素晴らしい景色である。夏はバカンスのリゾート地になり海岸の回りには高層のマンションだ。今はシーズンオフでお店は閉まっている。昼食にはレストランでいわしを食べた。サルディナスの鉄板焼きでとてもおいしいイワシだった。この店の主人と話しをしたがアンダルシアの出身でゆっくりしたスペイン語を話していた。ビールとワインも1杯ずつ飲んだ。　あるバルで偶然にフィリピンの4人組に会った。1年間スペインで働いているとのこと、ホテルの催し物に出演してるかもしれない。その中の1人がスペイン語のうまい人がいて、この島のことや日本のことなど話した。マリードは寒いとか、イビサ島の冬は過ごしやすいなどという。店先で日向ぼっこして豊な会話のひとときを過ごした。帰り道にスペインの女子高生と話をした。車でバス停まで父親が迎えに来ていた。彼女によれば島の水はきれいだと言っていた。　　　　　　　　　　　　　　　

  2008.05.16

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• スペイン、マジョルカ島の旅～地中海の旅　　

  　　　　　1994年　スペイン、マジョルカ島の旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マジョルカ紀行　　　　　スペインのマジョルカ島は冬でもあったかなところですが私の行った12月に観光客は少ない。実はオフシーズンでクローズのお店や民宿が多い。今回は20日間ぐらいの旅なので、長期民宿に滞在する予定だったがどのホテルも今は満員。クリスマスをマジョルカのパルマ市(パルマデマジョルカ）で過ごす観光客は多い。スペインのクリスマスでベレンには伝統的といわれる土人形が有名である。　これはキリストの生誕物語りを土人形で再現された箱庭のようなもの。人形は数多くありベレンの飾りは教会や銀行に飾られ人々の生活に溶け込んでいる。ベレンの言葉から中東に起源があるようだ。登場人物を紹介すると中心になる赤ちゃんのキリスト、マリア、ヨセフ、東方の三賢人、これらの人々が1月６日の子供たちへ贈り物をする。両親は子供たちへの贈り物で頭が痛い。この3賢人の名前はガスパ－ル、メルチョ－ル、バルタサ－ル。　子供たちにとってはこの3賢人は大切な人々でお利巧にしていないと思った贈り物が来ない。　各家庭にもミニサイズのベレンを飾る習慣は日本のお雛様のようなな気がした。新聞にはこの時期スペイン各地でキリストの生涯を村をあげて演じている記事が多く出た。もちろんスペイン語の新聞で、ある村では1日がかりで6００人の村人が総出演する演劇があることを知った。このような記事を見るとつくづくスペインはお祭りの好きな国だと思う。

  2008.05.15

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• ビザンティンとシチリア～シチリアのノルマン王国　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　ビザンティンとシチリア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が注目する地域としてイタリアの地中海の島、シチリア島です。ご存知のように、中世、地中海に成立した”シチリア王国”の文化、政治形態など、11世紀（Cと略）、十字軍のノルマンディ騎士団のノルマン人（ノルマンディより島に来てシチリア王国を建て、ノルマン、ビザンチン、イスラムの三様式ー文化、美術、習慣、政治、などの共存を実現した。）この時代のすごさは、この上記3者が、ギリシャ、ローマの古典をアラビア語からラテン語（ラテン語から西、伊、仏、ポルトガル各国語へ分化）に翻訳して古代の優れた文化の継承を成し遂げた事実に驚いたことが原点です。　なぜこの翻訳が意味あるかは、文化の連続性が現代の文化に反映していること（12世紀ルネサンスといわれる。）（例として医学他）また異論はあるがイタリアでのルネサンスを準備したものが、シチリア、トレド、コルドバなどの地で行われた翻訳にあると認識している。この視点からスペインのトレド、コルドバなど、同時期にアラビア語からラテン語の翻訳を進めた人々が存在した歴史を追って見たいと、当時栄えたイスラム支配下の都市への旅をしました。特に興味深いことは、カタルーニャ、11～13Cのロマネスク美術の”全能のキリスト像”などにビザンチンの影響がみられる。シチリア王国については、最近多く本などでています。参考に　高山博”中世地中海世界とシチリア王国”、Yahoo!の検索で”シチリア王国”で約600件。

  2008.05.14

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• 旅のお勧めータオルミーナの祭り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　　　　　旅のお勧めータオルミーナの祭り　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　タオルミーナの祭。タオルミーナは映画”グランブルー”で撮影場所になった”美しき島”イソラベッラのある海岸と小高い山の街。ローマ時代から2千年近くエトナ山とともに生きている。毎年１月6日タオルミーナで祭りがある。お昼には荷車の馬車が登場する。民族衣装を着たおじいさんや子供たちがバグパイプの楽器を吹き鳴らしながら、町を進んでいく。馬車も大きな車輪にも、彫刻が素晴らしい。荷台の羽目板にはタオルミーナから見たエトナ山や町の教会堂が彫られている。街中の観光協会には古い荷車が保存されている。　祭りの夜は町のホールでマンドリン（シチリアはマンドリンが盛んな土地。）の演奏会や教会ではバグパイプの集いが開かれた。この祭りは一旅行者にも、一緒に溶け込んで楽しめる、楽しい祭りだとおもう。シチリアの歴史は長い異民族支配下の歴史だった。ギリシァ、ローマ、イスラム、ノルマン、スペインの支配下の歴史。各時代の文化が残るシチリアの魅力は多民族の文化遺産が各地に存在すること。パレルモ、ノルマン宮殿のビザンチン美術（モザイク）、アグリジェントのギリシャ神殿、シラクーザのローマ円形競技場、タオルミーナのギリシャ劇場（歴史遺産だが今も演劇などで使っている。）食べ物でも、島独自のものあり。アランチーニというライスボールの揚げたもの。グラニサード～シャーベットに似たもので、シチリア島から広がる。また地中海に多いクスクス料理もある。ユニークな文化と食べ物を堪能して、私のシチリア島の旅は終った。

  2008.05.13

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• アグリジェントーギリシャ神殿の谷～シチリア島

  アグリジェントーギリシャ神殿の谷（20の神殿が残る。)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コンコルディア神殿～BC(紀元前）450年に建造。ドーリア式神殿。シチリア最大のもの。アテネのパルテノン神殿についで完全なもの。他の神殿で,石の部材のみ山積みの場所あり。地震で倒壊したものイギリスの古代学者が部材で再築した神殿が有ると聞いた。　　国立考古学博物舘ーテラモーネ(巨大石造人形）ジョーべ神殿に有ったテラモーネに驚く。何の目的でこんな巨大人形を作ったのか。大きな石の部材を彫刻したもの。15個くらいの石の組み合わせで作られている。推測では、テラモーネの頭部がありアジア、ヨーロッパ、アフリカを表している。多分当時の世界を示したのか？　　　　　シラクーザシラクーザはBC5世紀に人口３０万(現在１２万）の大ギリシア殖民都市。アルキメデスの生まれた町。ギリシャ劇場ーBC5世紀、直径130Mで巨大。形が半円形で舞台を見わたせる。現在も５～６月にはギリシャ劇が上演される。考古学博物館ー展示品は先史時代からBC７世紀まで。アナディオメーデのヴィーナスの彫刻がよい。　　　　　タオルミーナイタリアでも有数のリゾート、観光地。雄大なエトナ山は現在も溶岩がすごい活火山。ここからエトナ山のパノラマは最高。映画グラン、ブルーで有名になった。海の深いブルーは見もの。ギリシャ劇場ー高台にありここから見るイオニア海に感嘆。シラクーザについで大きな規模。BC3世紀に作られ、夏の間、演劇、コンサートなど開かれ、今も現役の劇場。城塞(カステーロ）－中世のもの。ここから眺めはタオルミーナで一番。煙りをはくエトナ山の雄大な眺めが良い。富士山に似て裾野が長い。

  2008.05.12

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• イタリア、シチリア島の旅～シチリアのモザイク

  １９９３年12～１月　イタリア、シチリア島の旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シチリア自由旅行の個人旅行データ 準備、旅程、予約方法、予算、旅のお勧めの順に記入。準備ー6ヶ月前より、インターネット、旅行案内、旅行社を訪ねる。　　　　　　 旅程旅行期間ー1993年末～１９９４年初め、２０日間航空機～成田ーローマーシチリア島のパレルモ＊カターニャーナポリーローマー成田シチリア島内＊はパレルモーアグリジェントーシラクーザータオルミーナーカターニャ　　　　　訪問地一覧　パレルモ　　　パラティーナ礼拝堂モザイクでは世界的なもの。壁,祭壇の全てが、金色に輝く。天井と柱にアラブ風の模様あり。モザイクのテーマは聖書とキリストの弟子たち。壁モザイクの素晴らしさに魅力を感じ、2003年10月にラヴェンナに旅した。（イタリア、モザイクの旅、参照）　　ノルマン宮殿アラブ人が作り、ノルマン人が手を加えた。アラブ、ノルマン建築。ノルマン王朝のルッジェーロ王の間、この部屋には狩猟や植物のモザイクが良い。王宮の門～ヌオーボ門はユニーク。下が凱旋門で、うえにイスラムの建物が乗っている。　　マッシモ劇場ギリシャ神殿に見える、丸屋根のネオ、クラシック様式。ヨーロッパ最大の屋内劇場。

  2008.05.11

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• ガリシアのバジョーナ～スペインの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  ガリシアのバジョーナ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ガリシアのビーゴ市近く、大西洋に面した港町バヨナがある。ビーゴ湾の半島の先端に私の好きなパラドールConde de Condomar　コンドマール伯爵のパラドールがある。パラドール(国営の豪華ホテル）は大西洋の備えの城を利要したもの。敷地は広大、城の門から館まで歩いて10分,城内に教会堂、別棟が本館の他にある。ロビーに座り窓から望む大西洋に照る,朝日,夕日が素晴らしい。素適なバルやパテオ（居酒屋や庭園）もいい。城壁は1周するのに20分はかかる。バヨナの歴史は海からの備えにある。AD992年キリスト教軍に支配され、17Cにイギリス、オランダ艦隊の攻撃を受けた。バヨナの海岸はアメリカと呼ばれる。1493年コロンブスがピンタ号でアメリカに到達してスペインに帰り、始めて上陸した浜です。　VIGOで思い出したことですが、ビーゴ湾の先端にある港町バヨ－ナのパラドールをお勧めします。私は泊まっていませんが、広大なお城と,半島からみる大西洋の素晴らしい眺めに満足されるでしょう。ちかくの民宿にとまって,１日パラドールで遊びました。宿泊しなくても飲み物,食事取れますので、ぜひ寄ってみてください。パラドールは広大で,廻りの城壁一周するのに40分くらい掛かったとおもいます。城壁であったポルトガルの人からバヨ－ナの歴史、コロンブスが帰路初めてスペインの地に降り立った所がアメリカ海岸とききました。ガリシアの美味しいものお勧めしておくとプルポ,デ,ガジェゴ～たこにパプリカをかけたあっさりした味です。地元のソパ,デ,ぺスカードー魚のスープ、魚介類の美味しい本場です。エンパナーダ,デ,ぺスカード～魚のパイ、ビーゴ湾の生ガキもいい、季節ものなので何時もあるわけでないですね。思いでは食べ物とともにですね。旅で美味しかった料理は忘れられない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2008.05.10

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• スペインのサンチアゴ.デ.コンポステーラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  スペインのサンチアゴ.デ.コンポステーラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のイメージの中のサンチアゴは巡礼の町、古い居酒屋や大衆食堂が並んだ石畳を大聖堂へ向かう。多くの巡礼者にとって長い巡礼の目的地。あこがれのカテドラルがみえる。カテドラル前の広場からカテドラル(大寺院）に上る階段は、天上にも登るほど多い。登りきったところに栄光の門。巡礼のすべての人が巨大な柱に指を触れる。大理石の柱に指のくぼみが数百年かけて作られている。カテドラル内部は本陣まで両側に太い円柱が並んでいる。祭壇の下に使徒サンチアゴが眠る棺がある。また聖なる道具類の博物館もあり、古いサンチアゴの様子もわかる。　カテドラル正面左側に巡礼救護院ー現在は5つ星のパラドールがある。パラドールのファサード（建物前面）の建物正面入り口にはすばらしい彫刻が施されている。重いガラスのドアーを開け、ロビーへ。右側に受け付けがある。左側の階段を降りると地下のバルと食堂へと続く。当時の写真を見ると、重厚な家具が目立つ。スペインでは家具は大切な財産で代代大切にされる。バルでは 数百年間、何代にもわたり使い込んだ家具の棚に数多くのワインが並んでいる。私はパラドールに訪問するたびに、バルでワインを飲むことが多い。バル特製の自家銘柄ワインにナッツがついてくる。給仕も心得ていてワインの話をしてくれたり地元の食べ物の話をしてくれる。　ガリシア地方ースペイン北西部の酒で食後に飲むケイマーダ。これは土鍋に入れた強い酒を煮立てて飲む。寒さ厳しい地方の冬の飲み物。かなり強い酒、酒豪でも腰が抜けた話がある。酒に強い方はぜひ試してみてください。魚介類が美味しい。スペインで最大の水揚げ高を誇る。エビ、カニ、魚などシーフードの天国。特においしいガリシア風タコ料理がさっぱりしていてよい。ガリシア風スープは煮込み料理。エンパナーダはガリシア風な素朴なパイ。中身に豚肉やツナ、ホタテ貝が入る。これらも捨て難い味がする。

  2008.05.09

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• セビリアの春祭り

  　　　　　　　　　セビリアの春祭り　春祭りは銀行や自治体のカセタなどあらゆる団体が踊り場を競って建てています。確か観光客向けのカセタが設けられていて、そこではｾビジャーナスが踊れるとききました。私の場合出かけたのが、午後の昼間だったせいもありますが,子供たちの踊りやアルバイトの高校生たちとフェリアの話,記念闘牛の話など盛り上がり、会場には掛かりの人がいますが,入れてくれました。夜１０時以降の人が多いときにカセタに入ることは関係者以外難しいと思います。勿論、外から踊っているところ見える場合もあるし、カセタの外で踊っている人も見ました。　街路では馬車や乗馬姿の男女の相乗りなども見られます。子供向けのサーカスも開かれている。夜の雰囲気を私のー春祭りフェリアの思い出からの文章。イルミネーションに照らされてテント村全体が光に包まれる。カセタをのぞくと一緒にのまないかとか一緒に踊ろうと声がかかる。フラメンコ衣装の女性に手を取られ、ｾビジャーナスのへたなステップをふむ。会場は真夜中にかけてもりあがる。広場は人であふれ市バスからは,夜遅くでも市民が繰り出してくる。祭りの６日間、踊り,飲み，食い、楽しむのがセビリアの春祭りです。

  2008.05.08

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• スペインの春祭り　ーセビリアのフェリアー　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　スペインの春祭り　ーセビりアのフェリアー　　　　　　　　　　　　　　　　　1992年4月スペイン、セビージャの春祭りに参加した。会場は公園の中にカセ―タという踊り小屋が3000も作られる。さっそく会場に向かう。フラメンコ衣装を着た女性たちが楽しそうに会場に進む。年代もさまざまで赤ちゃんからおばあさんまでみんなフラメンコ衣装に身を包む。1週間の間，踊って，飲んでを繰り返す。カセ―タから声がかかる。‘飲んでいきなよ‘とか‘一緒に踊ろう‘。カセ―タの中では、10代の少女が伝統的なセビジャーナスを踊る。大人たちはバﾙで，ﾏﾝサニージャを傾ける。　フェリアのハイライトは真夜中に最大の盛り上がりがある。夜の9時ー12時にかけ人々がひしめき合う。12時過ぎても、公園の入り口に市バスから新しい人たちがどんどん降りてくる。スペインの人は真夜中に騒ぐことが好きなようだ。フェリアは仲間と踊って、飲む祭りのようだ。フェリアの雰囲気を伝えないと理解されないと思い簡単に内容をかきます。本番は夜１０時すぎに始まり深夜2－3時におよぶと思います。私は午後から夜１０時頃まで会場にいました。セビリアの人々が大勢繰り出してくるのは夜10時以降で,どのカセタも一番にぎやかな時間になります。カセタは団体が建てている踊り会場のため入場について関係者限定ではいるわけです。

  2008.05.07

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• スペイン北部、セビりア万博の旅　　

  　　　　1992年4-5月　スペイン北部、セビリア万博の旅　　　　　　　　　　　　　　　　2005年3月25日に愛知万博が開催された。それより13年前に、スペインのセビージァで1992年4月に万博が開催された。ご存知のように500年まえに1492年、コロンブスによりスペインは南アメリカの土地との始めての遭遇(発見でなく出会った）したことがたいせつなこと。私は1992年のセビージァ万博に合わせてスペインに旅した。　この年は特にセビリア万博とセビリアの春祭り（フェーリア）と秋にはバルセロナ、オリンピックが同時期に開催された。特に春祭りの迫力ある踊り、セビジャーナスに圧倒された。スペイン人の祭り（春祭り、牛追い、火祭り）を初めて体験した。1週間踊り、飲み，食いをつずける、人間の欲望を全て解放する祭りと思った。

  2008.05.06

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• ポルトガルの旅～エルバスとエボラへ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 o

  　　　　エルバスとエボラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　バスでメリダーバダホスー（スペインとポルトガル境界）ーエルバスーエヴォラでは、国境（スペインとの）から12キロのエルバスは要塞の町。城壁の外にアモレイラの水道橋（１５ー１７世紀建てられる，全長７キロ、いまでも使われている。　お勧めはエヴォラの町。ローマ時代のディアナ神殿，１６世紀の5000人の人骨堂（死後のお骨が積み上げている）のあるサン、フランシスコ教会ー修道士が黙想する場として壁一面に人骨がつまれている。ミステリー好きの人には穴場です。ポルトガルのパラドールーポウサーダのロイオス修道院に宿泊するのもいい。食事やお茶も利用できる。この町は日本からヨーロッパに渡たった天正遣欧使節（日本の少年が戦国時代にヨーロッパに旅する）が７日間滞在した学校も現存している。歴史の缶詰のようなローマ、中世、現代の建築が共存する不思議空間。

  2008.05.05

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• ポルトガル滞在記～リスボン観光　

  ポルトガル滞在記　 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リスボン案内　ポルトガルのリスボンにあるグルベンキャン美術館をおすすめします。規模が大きく、エジプト,アルメニア美術,中国の陶器,日本の浮世絵、ペルシャのじゅうたん、フランスの象牙彫刻。絵画コレションではルーベンス，モネ，レンブラント、の作品が多い。館内にはレストランやコンサートホールもあり。敷地が広く，森林や小川もながれている。芝生の上でのんびりしたことが、たのしかった。美術館併設の食事もおいしかった。地下鉄のPalhava~下車。バス，リスボンのロシオから。　時間あれば次の本見られたらどうぞ。ポルトガル生まれで日本の徳島に住んだモラエスの本～日本通信、徳島の盆踊り,大日本などーわたしも一部しかよんでいません。ルイス，フロイスの日本史、司馬遼太郎の街道をゆくのシリーズに天正の少年使節を書いたとこある。　多分、ポルトガルの道の書名と思う。ポルトガルの美術のなかでアズレージョータイル絵ーはどこえ行ってもみられます。私が感動したポルトの鉄道駅ホールの大アズレージョは歴史に題材をとった壮大な絵でした。リスボンにはアズレージョ博物館あるのでみられればいい。サンタ，アポローニア駅から1.5キロ、マドレ，デ、デウス教会のなかにあり。　他に行かれるところでは、バイロ、アルト地区にあるファドのペーニャ－酒場、いいですね。ワインの専門の酒場あります。バイロ、アルト地区のケーブルカーの上の駅前に古い建物のお店あり。甘いもの好きならポルトガルは天国です。お勧めはリスボンのロシオ広場カフェ、スイッサのお菓子はおいしい。ベレン地区には有名なお菓子のお店あり、ここえはコメルシオ広場から市電あり。店に入って食べておいしかった。

  2008.05.04

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• スペイン、ポルトガル,カナリア諸島の旅　　

  　　　1990年12-1月　スペイン、ポルトガル,カナリア諸島の旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　グラン、カナリア島　飛行機は着陸のための最終旋回を行った後、空港に無事着陸した。これから4日間「大西洋のハワイ」でゆったりと過ごすことになる。ここはスペイン領カナリア諸島。アフリカのモロッコ沖より１４０キロ離れた島々がある。日本人をあまり見かけることはないが、ドイツ人、イギリス人、スウェーデン人など、北欧からの旅行客も多い。日本の旅行会社はイベリア半島本土での観光はいっぱいあってもカナリア諸島までのツアーはまったくといって無い。　１９９０年１２月。私はカナリア諸島のグラン、カナリア島に降り立った。カナリア諸島はどちらかというとハワイに来たようなイメージに近いものがある。そのためか、本家スペイン（？）の本物の文化に触れてみたいという人にはお勧めできない。逆にリゾート気分でくつろぎたい人、アフリカ的スペイン文化を味わいたい人にはいいかもしれない。言葉はスペイン語よりも英語のほうがよく聞こえてくる。たまにロシア語、フランス語とかも聞こえてくるが物価に関していえば、リゾート地のため、スペイン本土と比べると割高であった。

  2008.05.03

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• スペイン、バレンシアで40日語学研修

  1986年10-11月スペイン、バレンシアで40日語学研修 　バレンシアの日々は、午後、毎日、自由時間でバレンシアの名所（海岸、県立美術館、陶器博物舘など）を見学し、併せてバルでタパス（おつまみ）食べ、カフェテリアでチュロス(あげ菓子）を食べ、レストランでパエージァを食べる。バレンシアの市場の見学などスペインの食文化の体験をし、学校でパエジャの作り方を学び試食会をするなど行事が一杯で飽きることがなかった。他のコースの学生と共に一般の観光旅行では行けぬアルブフエラ湖（パエージァ発祥の地）などへのバス旅行があり、スペインの歴史の重みを感じた。　スペイン各地のワインの特長についての講義など希望者を対象に行われ、スペインそのものについてのより深い知識を得ることができた。語学研修中の土日にグラナダ、コルドバ、セビージャ、バルセロナ、トレドなどを旅行したが、宿は現地で手配し、後は列車、バスの手配は自分で行い、多少時間的ロスはあったが自分のペースでスペインの歴史、文化を知る有意義な旅行が出来たと思う。事前に色々情報を入手が大切。以上の如く、４０日間のスペイン語研修とスペイン国内旅行は多くの知人も出来、他国の人達のライフスタイルを垣間見られ、スペインと言う国がある程度理解することが出来大変有意義であった。

  2008.05.02

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• インドネシア，バリ島の旅　　

  1982年夏　　　インドネシア，バリ島の旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 私が海岸リゾートにたびたび出かけるきっかけになった旅行。前から東南アジアの文化に引かれるものがあった。とくにバリ島のバリダンス(独特な音楽と踊り）に興味があった。ヒンズー教の地域で踊りもヒンズーの伝統的な踊りで、独特な衣装と化粧、手のしなやかな動きにひきこまれた。男性の輪舞（多数の男性が神がかりになる）である”ケチャ”には特に感激した。踊りではない陶酔の世界、神がかり状態に踊り手たちは無我の境地に入る。トルコのスィーフィー教徒の旋舞（無心に旋回を繰返す）も無我の境地に入るものだ。海岸のロッジで1週間ほどゆっくり滞在したことが、その後海岸リゾートによく旅に出るきっかけになった。

  2008.05.01

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• 1976年冬　　スイスとフランスへスキー旅行　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  1976年冬　　スイス,フランスへスキー旅行　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　冬のアルプスでスキーをすることが、当時の私には最大のイヴェントでした。グループ旅行でフランスのシャモニーとスイスのグリンデルワルドをスキーで回る旅にでかけた。この旅の思い出はスキー道具を入れたバッグが到着しないため旅行会社で、スキー道具を借りてくれたこと。寒波が来ていてほかのツアーの人が凍傷で顔の傷が痛々しかったこと。今でも鮮明に思い出す。前回のキャンプの旅とは違ったグループスキー旅行だった。帰りに大雪でスイスのジュネーブ空港は飛び立てないため三日間ほど，市内のホテルに滞在した。帰国はグループの人がバラバラに、私はモスクワ経由で早い便で帰国した。　　　1978年夏　　　東南アジア、青年の船の旅長野県の主催で香港、フィリピンを回る青年の船に30歳台初めで参加した。観光旅行より朝は早く、何か訓練の旅という感じだった。若い人が多く、女性も綺麗な人も乗船していた。船内は講座など多く開かれていて、旅以外にも勉強できる場だった。私も当時の仕事の行政書士の話などした。香港でも、マニラでも現地の若者たちとの交流会も楽しんだ。当時大町近くの美麻村にいて、青年の船に参加したことで社会的活動をするきっかけになった旅だった。

  2008.04.30

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• 海外旅20年の記録～エスペランサの歴史

  エスペランサの地中海世界旅～海外旅20年の記録　　　　　　　　　　　　　　＃海外旅の要約紀行文＃　　　　　　　　海外旅行史　-　　旅行歴 　1975年夏　　　初めての欧州（スイス,イタリア,ドイツ,フランス）1976　冬　　　スイス,フランス,スキー旅行1978　夏　　　東南アジア、青年の船の旅1982　夏　　　インドネシア，バリ島の旅1986年10-11月　スペイン、バレンシアで40日語学研修1990年12-1月　スペイン、ポルトガル,カナリア諸島の旅1992年4-5月　　スペイン北部、セビージャ万博の旅1993年12-1月　イタリア、シチリア島の旅1994年12-1月　スペイン、マジョルカ島の旅1997年　7月　　スペイン、牛追い祭りの旅2002年10月　　メキシコの旅2003年10月　　イタリア、モザイクの旅2005年4月　　　トルコ、イスタンブールの旅　　1975年夏　　初めての海外旅行　　　　　　　　　　　　私は海外旅行で大変な目にあったことが度々あります。初めてのヨーロッパ旅行で、強制送還になりかけた大ピンチを送ります。数多くの海外旅行のピンチの中でこの時が最大のピンチだった。ヨーロッパアルプスに一ヶ月の登山するツアーに参加した。このツアーはユニークなものでパリ2日以外はほとんど3週間はアルプスの登山基地にキャンプをして滞在するツアーであった。　参加者の多くはアルプスの有名な山岳登山が目的で、山の天気が回復するのを待って２日から3日かけて登山する。　　私は初めてのヨーロッパ旅行で各地を回りたいと考えた。同じツアーの仲よくなった人と言葉も十分わからないのにヨーロッパ各国へ、フランスのシャモニ－、イタリアのミラノ、オーストリアのインスブルック、西ドイツのミュンヘンヘ観光地を見ながら列車で回った。キャンプ村で過ごすだけのお金しか持たないでヨーロッパを回ったので、ついにミュンヘン〔当時は東西ドイツの合併前〕で手持ち資金ゼロ、どこにも動けない、最大のピンチ。　このまま西ドイツに居残りか強制送還かと途方にくれた。　1つだけ助かる方法があり、何が何でも帰国日の前日までにスイスのチュ－リッヒの指定されたホテルに入ればツア－の仲間と一緒に帰国できる。なんとかミュンヘンからチュ－リッヒまで列車で行くための切符代さえあれば帰国できると考えた。ミュンヘンのユースホステルに泊まっていた日本人に頼んで自分の持ち物の中で列車時刻表やヨーロッパの案内書、腕時計、など当面必要のないものを売って切符代を手にした。一目散にミュンヘンからチュ－リッヒに列車で走った。指定のホテルにちょうど帰国日の前日やっとのことで到着した。ツアーの人々も話を聞いて私の無謀なチャレンジを一緒に喜んでくれた。私の初めてのヨ－ロッパ旅行は大ピンチに見舞われた考えられないグループ旅行だった。あれ以来ピンチの多い私の海外旅行が始まった。

  2008.04.29

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• トルコ、イスタンブール～アヤソフィア聖堂

  アヤソフィア（Ａｙａｓｏｆｙａ）聖堂　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「神聖なる知恵」という意味を持つアヤソフィアはビザンチン帝国時代の３２５年、ローマ皇帝コンスタンチヌス帝の命により当時のアクロポリスにキリスト教会として建築されましたが、火事や暴動により破壊されたため、西暦５３７年にローマ皇帝ユスティニアヌス帝の「過去に見たこともないような偉大なる大聖堂」を造るという意図に従い再建されました。その結果ローマ市の聖ピエトロ大聖堂が建てられるまではキリスト教徒にとって最も偉大なる教会とされていました。　１５世紀の中頃になりコンスタンチノープルが陥落しイスラム教のオスマントルコ帝国時代になるとミナレット（尖塔）が建設され、モスク（イスラム教の礼拝堂）に改装されました。９１６年間キリスト教の教会として、そして４７７年間イスラム教のモスクとして使用されたアヤソフィアは、１９３５年以降トルコ共和国大統領アタチュルクにより博物館として公開されています。直径３１ｍ、高さ５５．６ｍのドームは世界で４番目に大きいものです（ローマ聖ピエトロ大聖堂、セヴィリヤ大聖堂、ミラノ大聖堂に次ぐ）。　内部は９世紀から１２世紀にかけて作られたイエスキリストを描いたモザイク画やカリグラフィー（トルコ文字）、大理石、トルコ各地からの美しい石や柱等により、キリスト教とイスラム教の混合した芸術を鑑賞することができます。トプカプ宮殿の隣、ブルー・モスクに向かい合って建っている赤茶色の建物で、とうしよギリシア正教の総本山として建てられた。ビザンチン（東ローマ時代）の建築の最高峰ともいわれています。１４５３年にコンスタンティノープルを征服したオスマントルコが、ここにミナレットを建て、壮麗なモザイク画を漆喰で塗り込めてしまい、モスクに改築してしまったのです。１９３１年にアメリカの調査隊によってその漆喰〔しっくい〕の下からモザイク画が発見され、この聖堂は博物館として整備され漆喰は取り除かれ、ギリシア正教の貴重なモザイク画が蘇っています。-33

  2008.04.28

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• トルコ、イスタンブール～カーリエ博物館　　

  　　　　カーリエ博物館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　トルコ周遊９日間の自由行動でカーリエ博物館にタクシーでいく。以前のたびで訪れたイタリアのシチリア、ラベンナなどのビザンチン様式のモザイクと比べてどんなものか興味あり。ギリシャ正教の聖堂を博物館にそのまましている。モザイクは廊下部分の天井にすごいモザイクが描かれている。ドームの部分の聖人の豪華なモザイクはすごい作品と思う。聖堂の中の天井はモルタルで塗られているので，絵はない。他の廊下にあるフレスコ画も素晴らしい作品がある。　１４世紀のビザンチン帝国時代の美しいモザイクとフレスコ画が残る博物館です。建物はローマ帝国のユスティニアヌス帝時代に教会として建設されたもので１５１１年にイスラム教のモスクに改装されモザイクやフレスコ画は塗りつぶされてしまいましたが、１９５８年に隠されていたモザイクとフレスコ画が発見され、博物館として公開されるようになりました。イエスキリストや聖母マリアの生涯など多くの作品が鮮やかに残されています。又、周辺の家並はオスマントルコ帝国時代の木造建築を復元したものです。その後、アヤソフィャの前にある、地下宮殿を見学。彫刻メデューサの首が、印象的だった。-32

  2008.04.27

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• トルコ周遊、イスタンブール9日間

  　　　　　トルコ　旅の日記05/4/16～4/24ートルコ周遊、イスタンブール9日間　　　　　　　　　2005年4月後半に９日間のトルコ周遊、イスタンブールの旅に出かけた。前から行きたい国の１つで、親日的な国と聞いていた。聞いていた以上の発展した国、ヨーロッパ化された国だが、まだ貧しさも残っている。特に地方では人が少なく、トルコの発展から取り残されている人もいる。トルコ東部の地は見てないが、西部に比べ、貧しさがあるとのこと。イスタンブールの人口、１千万人には驚く。都会にこれだけの集中がもたらす、生活、環境の悪化など。１例で古代の水道橋の石が排気ガスで黒くすすけていた。　古代遺跡の多さ（トルコで500遺跡）、トルコ料理の美味しさ、ホテルのよさ、ガイドの親切さなど良い点多い旅でした。旅のコースでバス移動が少ないコース選べばもっといい旅になるとを思う。若かりし日、憧れだったイスタンブール、歌に“飛んでイスタンブール”があり、トルコ軍楽隊の行進曲が、私のテーマ音楽として、旅のあいだ鳴り響いていた。-31

  2008.04.26

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• ヴェネッア～イタリア、モザイクの旅　　

  　　　　　　ヴェネッア　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ヴェネッアではサンマルコ広場にあるドッカーレ宮殿が素晴らしい。評議員室や欧州一大きなホールに驚く。ヴェネチア共和国の偉大さを考えた。2日目はアカデミア美術館とサンマルコ美術館をみる。ヴェネチア派の絵のすごさを見る。人物の描きかたに独特なものあり、背景に黒く塗ったもの多い。普通、宗教画が多いが、ここでは共和国の戦争ど、国の重要な対外関係が描かれる。サンマルコ大寺院の天井やフサードのモザイクの絵画に感動。ヴェネッア生活博物舘で共和国時代の生活が分かる。　コインの展示は数の多いこと、多くの時代に発行されたコインのデザインに驚く。約1千年の間に1万点近くのコインの展示。年代が古いものはのっぺりして何の絵柄も無い、近くのものは現代のコインに近い。私の旅は観光が多いため、休養をとることが少ない、ゆっくりしたペースで旅（スロートラベルが大切）を続けること。3日目は午前中、サンロッコ信者会の絵に驚く。16世紀（C)のルネッサンス建築とティントレットの56枚の絵画に感動。一人の画家の絵がこれだけ集められている場所も無いと思う。信者会の力のすごさを考えた。帰りにビィポレット(市内船）に行くとストライキで動いていない。代替のゴンドラで対岸に渡り歩いて、駅にむかう。途中、リアルト橋で船に乗り駅にいけた。ピサ行きの列車に間に合う。-30

  2008.04.25

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• イタリアのシエナ～モザイクの旅

  　　　　　　シエナ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　シエナのドォーモに感動した。ドォーモの床一面に大理石の象嵌（ぞうがん＝大理石の土台を削りそこえ色石をはめ込んで絵画を作る技法）の素晴らしさ。普通の教会堂の床には大理石の色石でデザインされているのは普通、シエナでは床全体をキャンバスに象嵌による絵画が大理石でつくられている。他でも紋章など小さなものは見られるが、このような50枚以上(大きなもので一枚が縦5M*横4Mの大きさあり）の大理石による絵画（象嵌）は初めて見た。　シエナ、ドォーモの外観にも驚く。飾りの絵画はモザイクによる絵画がファサード(建物の正面）を飾る。フィレンツェでもおなじようなファサード見たが、シエナのドォーモのほうが規模が大きい。シエナの町は中世のままの城壁に囲まれた町。バスはセントラールには入らない。バス路線がいったん郊外に向かうが町の城門のほかの場所に付けてくれる。セントラール内はミニバスで狭い道を通る。シエナの町が丘のいくつかを結んだとこで、上下の坂の多い町。　ドォーモの横には、素晴らしい宗教画のドゥオーモ付属美術館”DUCCIO"という美術館があり、ドゥチオの”荘厳の聖母”の人物の顔が素晴らしい。国立絵画館にもシエナ派のコレクションが良い。シエナで感銘を受けるのは、世界一美しいといわれる（他の広場が文句言いそう）カンポ広場のプッブリコ宮殿とマンジァの塔傾斜した広場には世界中の観光客がゆったりとカフェなど飲む。町の中には宮殿のような多くの建物が見られ、フィレンツェと競った中世の繁栄を今も思わせる。私もカンポ広場で朝食をとった。パニーノ（サンドイッチ）とカフェラッテ（カフェオレ）を飲みながらカンポ広場を堪能した。-29

  2008.04.24

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• ラヴェンナのモザイク　(イタリア）

  　　　2003年１０月　イタリア、モザイクの旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラヴェンナのモザイク　色違いの石や貝などの小片をたくさん張り付けて図柄を表現する技法。この技法を高度に発達させたのはローマ人。ローマ人は公共の建造物や個人邸宅の床をモザイクで装飾したが、その普及は驚くばかりで、ローマ人が建設した都市なら広範囲に渡って床のモザイクが残る。床は毎日踏みつけられる場所なので、モザイクの材料は堅固なものに限られ、もっぱら色違いの石が使われた。　ローマ人は壁面の装飾にはモザイクよりもっと手軽にできる壁画を用いるのが原則だった。それでも特に豪華にする場合や、浴場の様に耐水性を必要とする場合には、壁面や天井にもモザイクを使った。床と違い、材料の選択の幅は広く、質は弱くても色が美しい石、真珠光沢を持つ貝殻、色ガラスなども使うことができた。そのため床のモザイクと違って、極めて色彩豊かな華麗なものに仕上げることができた。豪華好みのローマ人はここで透明ガラスの間に金箔を挟んだものを使う技法を発明した。　ラヴェンナを初め、イタリア各地の教会で目にする金地のモザイクは、この技法を受け継いでいる。いずれにしてもモザイクの材料は１～２cｍの小片に割ってから使う。これをテッセラという。現在、ラヴェンナにはモザイクの技法を教える学校があり、町中にも工房がある。-28

  2008.04.23

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• ラヴェンナ～イタリアのモザイク

  ラヴェンナ～イタリアのモザイク 今回のラヴェンナの壁画に神々しさをみた。聖堂の中で、多くの人々に1千年の長い期間モザイクが語りかけてきた物語を聞いた。大理石など光るもので、聖堂のほの暗い部屋の中で窓からの光を当ててモザイクの輝きを生んでいる。金色の石は無いので、ガラスの裏に金箔を貼り、金色の背景などを作る。自然の石の持つ色をそのまま生かしたモザイクの技法にも興味がある。　モザイクはもとはローマの時代、床タイルに図柄のあるものが壁画にもモザイクで描かれて、絵画のように、長期にわたり光り輝くものとして作られてきたとおもう。私の興味は、はじめスペインのメリダにある国立古代ローマ博物舘の床タイルに驚いた（展示方法は床からはがしたものを壁画にして展示。）床タイルはスペイン南部のセビリア近くのイタリカの町の遺跡に多く保存されている。（イタリカの町はスペインに作られたローマの殖民都市～発掘されたままの床タイルを見られる。）　欧州の多くの遺跡でローマの床タイルを見た。ローマ時代床タイルは特別なものでなく、ローマの多くの建物にみられた。遺跡にはモザイクが多い。壁画でモザイクを多用するのはビザンチン美術の特徴と思う。今回の旅でもモザイク壁画はイタリアのベネティア、ピサ、シエナなど多くの聖堂に壁画（外部の風雨の当たるとこ）として使われていた。-27

  2008.04.22

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• 地中海世界とモザイク～イタリア、ラベンナ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  地中海世界とモザイク　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ラヴェンナのモザイク壁画に驚嘆した。旅してよかったと心から感じた。聖堂の壁画からビザンチンの1千年に渡る歴史の息吹を見たのは私の錯覚だったのか。ローマ帝国が402年に東西に分かれて、その後475年西ローマが滅び、東ローマ帝国はビザンチン帝国として11C(世紀）ころまで存続する。　10月初めから10日ほど、イタリアを回った。ローマ、ラヴェンナ、ヴェネッア、ピサ、チンクエ.テッラ、シエナとモザイクをもとめて歩いた。ビザンチン文化のモザイクを見る旅、ラヴェンナはコンスタンチノポリスに首都が移るまで、ビザンチンの都があった。モザイク壁画への感動は、光り輝くシチリア島のパレルモのノルマン宮殿のモザイク壁画を見たとき、ぜひラベンナのモザイクが見たくなった。遠目には絵画に見えるが、精緻な大理石の破片を何万と組み合わせたモザイクの輝きが私を捉えた。

  2008.04.21

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• モザイクを尋ねて～、シチリア島（イタリア）のノルマン宮殿

  　　　地中海世界への旅～モザイクを尋ねて　　　　イタリア、シチリア島のビザンチンのモザイクー１９９３年12-１月　イタリア、シチリア島の旅　　　　　　　　　　パレルモ～パラティーナ礼拝堂モザイクでは世界的なもの。壁,祭壇の全てが、金色に輝く。天井と柱にアラブ風の模様あり。モザイクのテーマは聖書とキリストの弟子たち。壁モザイクの素晴らしさに魅力を感じ、2003年10月にラヴェンナに旅した。　　　　　ノルマン宮殿アラブ人が作り、ノルマン人が手を加えた。アラブ、ノルマン建築。ノルマン王朝のルッジェーロ王の間、この部屋には狩猟や植物のモザイクが良い。王宮の門ーヌオーボ門はユニーク。下が凱旋門で、うえにイスラムの建物が乗っている。　　

  2008.04.20

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• 地中海世界の文化と歴史　

  　　　　　私が目指す世界ー地中海世界の文化と歴史　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が注目する地域としてイタリアの地中海の島、シチリア島です。ご存知のように、12世紀（Ｃと略）、地中海に成立した”シチリア王国”の文化、政治形態など、11世紀（Cと略）、十字軍のノルマンディ騎士団のノルマン人～フランスのノルマンディ地方より島に来てシチリア王国を建て、ノルマン、ビザンチン、イスラムの三様式ー文化、歴史、美術、政治、などの共存を実現した。この時代のすごさは、この上記3者が、ギリシャ、ローマの古典をアラビア語からラテン語（ラテン語から西、伊、仏、ポルトガル各国語へ分化）に翻訳して古代の優れた文化の継承を成し遂げた事実に驚いたことが原点です。　なぜこの翻訳が意味あるかは、文化の連続性が現代の文化に反映していること（12世紀ルネサンスといわれる。）（例として医学他）また異論はあるがイタリアでのルネサンスを準備したものが、シチリア、トレドなどの地で行われた翻訳にあると認識している。この視点からスペインのコルドバなど、同時期にアラビア語からラテン語の翻訳（トレド翻訳学派）を進めた人々が存在した歴史を追って見たいと、当時栄えたイスラム支配下の都市への旅をしました。特に興味深いことは、カタルーニャ、11～13Cのロマネスク美術の”全能のキリスト像”などにビザンチンの影響がみられる。シチリア王国については、最近多く本などでています。-26　

  2008.04.19

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• エスペランサの地中海世界旅　

  文化的地中海世界論～エスペランサの地中海世界旅　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はじめに　地中海世界論を歴史、文化、地理から書いています。今回からエスペランサの旅を通して地中海世界の旅を連載する。　モザイクは地中海世界を通じてローマ共和国ーローマ帝国ー東ローマ（ビザンチン帝国）とつずく歴史を永久に地上にとどめる歴史的な記念碑であり、其の時代に生きた人々の生活の記録だと思う。多くのローマ時代の遺跡の中に人間、動物、事件などのモザイクは現代の我々に伝える歴史的保存であり、現代のＣＤやフロッピー、デスクに当る。　旅を通して、ローマ遺跡の中で特にモザイクに興味を持った。きっかけは1993年12-1月イタリアのシチリア島のパレルモで見たビザンチン様式のモザイクで部屋を埋め尽くしたパラティーナ礼拝堂の金色に輝くモザイクに圧倒された。ここは東ローマ～ビザンチン帝国の美術に影響をうけたモザイク。この後、ビザンチン時代のモザイクを求めて、2つ目は2003年10月イタリアのラベンナにサンタポリナーレ.ヌエボ教会、サンビッターレ教会（バシリカ）、サンタポリナーレ.イン.クラッセ聖堂、ガッラ.プラチーディアの廟などの多くのモザイクに感動した。3つ目のトルコのアヤソフィア大聖堂、カーリエ博物舘、モザイク博物舘などのビザンチン時代のモザイクを見る旅に出かけた。-25

  2008.04.18

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• 12C世紀ルネサンス　　大翻訳時代（倫理学と形而上学）　　　

  　　　12C世紀ルネサンス　　大翻訳時代（倫理学と形而上学）　　　　　　　　　　　　　　12世紀初めのカトリック世界ではヨーロッパでの哲学的学識の起点となる。古典は修道院や大聖堂付属学校で伝えられていた。10C（世紀）以降アリストテレス倫理学の研究され弁証法の発達をもたらせた。キリスト教の教義には形而上学的見地はなかった。アリストテレス倫理学の理解は翻訳が12Cに得られ、アウェロスの思想（アラブの思想）はラテンの哲学者に届いた。　ドミニコ派修道会（トマス、アクィナスなど）により取り上げられた。アクィナスはアリストテレスを消化し、神学的な思想体系に仕上げた。アラブではコーランの解釈が大切な学問を形成した。アラブ思想はヨーロッパ思想に新しい材料を提供し、形而上学の新しい世界の全てをもたらせた。ヨーロッパ思想のすべての流れはアラビア語からの翻訳の認識の上に立つ。ヨーロッパ思想の根底にアラビアの学問的成果がある。アクィナス、ロジャー、ベーコンなどのその後のヨーロッパの哲学者はアラブの著作者の恩恵をこおむっている。-24～　以下多くのアラビアの学問の翻訳があるが省略。

  2008.04.17

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• 12世紀ルネサンス　大翻訳時代（数学と天文学）　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　　12世紀ルネサンス　大翻訳時代（数学と天文学）　　　　　　　　　　　　　　　13世紀にヨーロッパでのアラビア数字（1,2,3、）の採用は科学の基礎となる数字の表示には画期的なもの。それまでローマ数字（I、V、Xなど）を使用。計算が大変で、数学理論の研究を遅らせていた。使用の初め1202年レオナルドの”そろばんの書”の刊行から。この本が書かれた経緯は、彼の父がアラブ商人との商売でアラビア数字が有用なことを知り、息子をアラブの数学教師に学ばせた。レオナルドには数学の天才の素質があった。アラビア数字の有用性が証明されると多くの用途に使われた。　ゼロの発見には1冊の本が書ける位長い物語があるが1～9までは0より先に使われていて、ゼロの位置は空白だった。英語、仏語のzeroゼロ空のーはアラビア語のsifrシフル空のーから変化した。（変化の過程知りたい人は辞典で見て、仏語はchiffre空の）。アラビア数字の優れていることは、位取り（1の位、10の位など）このゼロが表す高度な観念はヨーロッパにはないか？（空の観念はインド、中国、日本に定着、空：くうの空なる空、すべて空なり＝全ては空の世界，禅宗など）。　天文学はカロリンガ朝時代のキリスト教暦の議論から関心がはじまる。12Cのヨーロッパに天文学が根ずく。アラブの天文学にもとずく進歩は1106年ペドロ、アルフォンソというスペイン人のユダヤ教徒にはじまる。（発展の経過は略）ヨーロッパの科学はアラブの伝統と個人的なアラブ人との接触、アラビア語からラテン語の翻訳著作からの刺激を受けて発達した。-23

  2008.04.16

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• 12世紀ルネサンス　大翻訳時代（医学）～現代まで

  　　　　　12世紀ルネサンス　大翻訳時代（医学）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今回より数日間、12世紀ルネサンスがヨーロッパの各分野の学問などにもたらせた影響を書いて見たい。　ヨーロッパの医学はアラブの影響を受けるまで停滞していた。十字軍時代の話でフランク人の医師が、足を切断したとき誤って患者が死んだ話しが出ている。婦人の治療で、悪魔に取り付かれているとして頭を切り開いて、女性を即死させた。信じられない話が残っている。　当時のヨーロッパ医学の欠点は、1.病状の生理学的な原因についての無知。2.外科技術への無知が指摘されている。ヨーロッパで11Cの医学研究は薬物の研究がされ、12Cには解剖学の研究が始まる。アラブ医学の伝統がヨーロッパに伝わったが、外科教育は初め教会により禁じられていた。外科教育への変化はアラビア語からの翻訳の影響や十字軍でのイスラム人の医者を見て、外科の大切さを学ぶ。十字軍の影響から13C初め最初の病院が設立された。　まだアラブの水準から劣っていた。また専任医師をもつ病院の記録はやっと16C初めストラスブールにあらわれた。ヨーロッパで一般化するのは16C中頃になる。15～16Cまでヨーロッパのアラブ医学への依存が継続する。アウケンナの”医学要綱”は1473年に刊行された。この本は17C中頃まで刊行され、史上最も研究された著作といわれる。要するに15～16Cのヨーロッパ医学はアラブ医学の延長上にあったといえる。-22

  2008.04.15

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• 13世紀の翻訳運動～スペイン，カスチリア　

  13世紀の翻訳運動　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 重要な人物はカスティーリァの賢王アルフォンソ10世です。かれは科学と歴史の著作を翻訳させ、いくつかの高等教育施設を創設した。翻訳の言語ではアラビア語からラテン語と国の公用語であるカスティーリァのスペイン語に翻訳された。この翻訳運動の中でユダヤ教徒のはたした役割は大きい。スペインには一群のタルムード(ユダヤ教の法と伝承集）学者が定住していた。この人たちのおかげで学術用語としてのヘブライ語の使用が広まった。　ユダヤ教徒は日常はアラビア語とスペイン語を使い、ユダヤ人の中には科学と哲学を学ぶものもいた。12C初めアラビア語からヘブライ語翻訳が始まる。13～14Cには南フランスでもユダヤ教徒の研究がすすむ。ユダヤ教徒は西洋のキリスト教徒学者と協力してアラブの科学と哲学の翻訳者として大切な存在だった。　-21　　　　　　　　

  2008.04.14

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• 12世紀ルネサンスとは～ルネサンスを準備した大翻訳時代　

  12世紀ルネサンスとはールネサンスを準備した大翻訳時代　　　　　　　　　　　　　　　　　　 トレド翻訳学派とは？アラビア語著作をラテン語著作に訳した写本が現在残っている。翻訳運動の中には、訳者で素姓のしれない者もいる。トレドが翻訳運動の地となった理由～1085キリスト教勢力によりトレド征服後も、多くのイスラム、ユダヤ教徒がいて、アラビア語を話していた。1125以来トレド大司教のライムンドはこの状態がチャンスと考え学者たちにトレド行きを勧めた。修道院の尊者ペトルスが1142スペインを訪れたとき彼の翻訳計画を援助したといわれる。　12C(世紀）の多くの翻訳は二人の学者の共同作業により成された。トレドの大翻訳者としてイタリア人クレモナのジェラルドで約100点の翻訳が彼の仕事とされる。トレド以外の町で翻訳事業に貢献したのはタラソーナ(サラゴサ西方）で科学著作の翻訳。同地域で天文学と気象学の翻訳、ペトルスにより神学の翻訳が成された。バルセロナでは幾何学と天文学の翻訳など、参加の学者は各国の人ーイタリア、イギリス、フランスなど多国籍の人ただった。-20

  2008.04.13

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• スペインのレコンキスタの意味～スペイン史

  スペインのレコンキスタの意味　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 スペイン史のなかでレコンキスタの意味を考える。スペイン史の見方で西ゴート王国の残存勢力にカソリックの信仰心からレコンキスタが起きたとの考えは誤っている。理由はアストゥリアス地方は熱心なカトリックであったことがない。また西ゴート王国に服属したこともない。アストゥリアス地方で独立国を建てようとした勢力は山の民の精神と異民族支配からの解放を望んだ。8～9C（世紀）の北部地方やこの時期のアラブ支配の国ではイスラム、キリスト、ユダヤの三教徒が自由に交じり合い，共通の文化を持っていた。 なぜ宗教の違いが大きな対立にならなかったか？　1.イスラム、キリスト両方とも互いの信仰をもつ親族をもっていた。　2.都市の文化は誰にも受け入れられる文化だった。都市の文化は宗教的なものでなかったのがその理由。キリスト教徒側に宗教的熱意が生まれるのは、サンチャゴ巡礼ーサンチャゴ崇拝との関連による。サンチャゴへの崇拝、巡礼には古いガリシアやイベリアの天上の双子信仰などが取り入れられた。9C以降のガリシアの人々はサンチャゴの守りによりレコンキスタの勝利を確信するようになる。（レコンキスタの時代に突撃の言葉に”サンチャゴ”が使われた。) キリスト教徒側が敵をイスラムと自覚することで同朋キリスト教徒側の統一軍事行動が起きた。つまりレオン、ナバラ、カスティーリァ(統一スペイン以前）が、敵と戦うカトリック、キリスト教世界の一員だという意識が何世紀にも渡りスペインの独自性をもち、戦闘的（対イスラムへの）なカトリシズム(カトリック信仰）をはぐくむ要因になった。こうしてレコンキスタはスペインの独自性とカトリシズムをもった精神として戦われていく。-19　　　　　　

  2008.04.12

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• 　スペインのレコンキスタの歴史　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　　　　スペインのレコンキスタの歴史　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レコンキスタと十字軍でスペインのレコンキスタの始まりは７１１年のアラブ人のスペイン侵入以降、キリスト教勢力がいかに生成、発展していく歴史をみる。伝承によれば西ゴート貴族の一部が北西スペイン，アストゥリアスの山岳地域に撤退、ペラヨがイスラム勢力と戦い破ったといわれる。これらは伝説のおはなし。アストゥリアス王国の成立はアルフォンソ１世による。750年ウマイア朝の没落などアラブ帝国の変動に小国を建国した。これをレコンキスタの開始とする。北東部ではフランク族（現フランスの地にいた）がこの変動期にスペインに進出、シャルルマーニュが７７８年サラゴサ遠征、８０１年のバルセローナ占領など。アラブ側では、2世紀ほど辺境領の制度により安定していた。キリスト教勢力と対峙するアラブ側の前線はサラゴサ、トレド、メリダの三要塞が中心になった。アラブ支配の時代にも北部には小規模なキリスト教独立勢力が成立する。キリスト教独立勢力のアストゥリア王国は独立勢力の最初の国。すぐ南にレオン王国、924年アストゥリア、レオン連合王国の成立。パンプローナでは798年独立し、9C（世紀）にはナバラ王国へ、同時代カスティ－リァ伯も独立。長期間これら諸国の独立は安定がなかった。例として961年、アブドゥルラフマーﾝ3世のなくなる前の１０年間宗主と認められていた。　この時代の国はアスティーリャ、レオンの王国、ナバラ女王、カスティーリァ伯、バルセローナ伯が存在した。この時代の宗主権とは服属したキリスト教徒がアラブの支配者に忠誠の誓いと貢納（税金を納める）の約束をした。注目することは10Cまでは、イスラム、キリスト側にも宗教的な対立はなかったこと。有力なスペインの家系にイスラム、キリスト両方の信徒が混在していた。11Cにアラブ勢力の支配力が衰え、キリスト教勢力の拡大がおこる。キリスト教勢力側は1085年トレド奪還、1230年レオン、カスティーリァの合邦し、1236年コルドバ占領、1248年にセビージァ占領によりスペイン主要部を支配した。以後1479年のカスティーリァとアラゴンの合邦まで2世紀に渡り変化しなかった。最後に1492年にスペイン統一国家によりナスル朝グラナダ王国が陥落した。-18

  2008.04.11

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• レコンキスタと十字軍　

  　　　　レコンキスタ（スペインの国土回復）と十字軍　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レコンキスタの時代（711－1492）に西欧諸国では十字軍の進行が同時にすすむ。十字軍の動機の一つとして、教皇によるイスラム教との戦いの側面が大きい。11C末当時の戦いのポイントは東方のキリスト教徒への支援（ビザンチン帝国がセルジューク、トルコに圧迫されていた）。アラブに占拠されていたパレスチナの聖地への巡礼を回復すること。当時の前線はスペインのアラブ対キリスト教国（レコンキスタ）と南イタリア（シチリア島）のノルマン人によるシチリア再征服の戦いが大きい。十字軍の起こりは11C末の改革派の教皇の方針から始まる。レオ9世にはじまる教皇で、ウルバヌス2世のクレルモン公会議で十字軍を鼓舞した。　レコンキスタへの例ーカタルーニアへの手紙でタラゴナの救援への特典をあたえる。十字軍は対アラブの戦い以外にも、キリスト教異端勢力との戦いにも適用された。(例、1209南仏、カターリ派，アルビジョワ派との戦い。）教皇の方針の一つの成果が、1099エルサレムの奪取とエルサレム王国の設立とされる。この後何度もエルサレムの支配をめぐり、アラブ対十字軍の間で争う。1187イスラム側によりエルサレム奪回（これを奪回するため第３次十字軍が起こる。エルサレム奪回できず。）　第４次十字軍は目的が変わり1204コンスタンチノープルの占領になった。13C中頃エジプトのマムルーク朝の勢力が大きくなり、その後十字軍はエルサレムを奪還しようという意欲をなくした。十字軍により西洋世界が学んだことは12C-14Cにかけアラブの大きな力を知ったこと。イスラムへのゆがめられたアラブ像が西洋に広がった。十字軍思想が西洋人の心情と知性を捉えた。これ以降十字軍思想は対アラブの問題に何度も出てくる。西洋人にはイスラムが何世紀にも渡り強力な敵であり，スペインからイタリア、シチリアまでの地中海を支配している存在と捉えた。結果的に東方キリスト教世界は十字軍のため弱められ、ついに東ローマ（ビザンチン）帝国はオスマン、トルコに敗北した。-17

  2008.04.10

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• イスラム文化が現代に示すもの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  　　　　イスラム文化が現代に示すもの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンダルスの時代の政治・経済・文化・宗教は人々の生活を通じて、イスラム文化が現代のスペイン人ヘ残した遺産を見つめ直すことは大切である。スペイン文化の特質といわれるヨーロッパ文化の中でのスペインの文化の1面を持つイスラム文化はヨーロッパキリスト教文化とは異なった面を見つめることこそ異文化を知る道である。現代の世界の紛争の中心であるユダヤとイスラムの争いである、パレスチナ問題や、カソリック・イスラムの争いの続いた旧ユーゴスラビア問題など。イスラム支配のスペインで各宗教が共存し政治的にアンダルスという社会を形成し、各宗教の人々がお互いを尊重した社会を現代のわれわれがいま1度振り返って評価する必要がある。　イスラムの習慣や伝統でいろんなお話出ていますが、ラマダン祭（断食）という昼間だけ、食事おとらない習慣があります。ほとんどのイスラムの国ではラマダンの間、日の出から日の入りまで、何も口にしてはいけないというきまりがあります。例外は妊娠のひと、外国人などは食べてもいい。日の入り後、一気に反動で大食いしてしまうようです。イスラムの国の多くが熱帯の地域にあることお考えると、イスラムの人には厳しい習慣だとおもいます。こうした食を抜くことは、飽食の先進国の人にこそ、薦めたい習慣です。食の大切さを身をもって知ることは、われわれに必要かもしれない。-16

  2008.04.09

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• イスラム教とキリスト教とユダヤ教　　

  イスラム教とキリスト教とユダヤ教　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 3者の関連の問題は、現代世界のポイントといえると思います。スペイン中世期のアンダルスでのキリスト教、イスラム教、ユダヤ教の共存した時代がスペインに存在した。イスラムの時代を考えるとき当時の政治・社会・文化・宗教などはキリスト教のみの時代と比べ多様な時代だったといえる。例えばイスラムの政治の下に現代では対立しているキリスト教徒、イスラム教徒、ユダヤ教徒の人々が、お互いの立場を受け入れ、政治的にユダヤ人を欠くべからざる人材として財政部門などに受け入れていた。こうしてアル、アンダルスの国を支える人材としてキリスト教徒、ユダヤ教徒を受け入れていた様子から、現代のわれわれが学ぶべき社会が当時はあったように思う。 政治の支配はアンダルスの支配者としてイスラム系の人々がいた。しかし納税をする限りキリスト教、ユダヤ教を信じることも自由だったし、ユダヤ教の人々は現代の官僚のようにアンダルスの国に必要不可欠な人々であった。イザベルとフェルデナンド王の（アラゴンとカスチリアの統一スペイン）になってからユダヤの人々が追放され、ユダヤ人、イスラム系の人々もアフリカ大陸、オランダなどへ追放されている。スペイン王国の得たものは統一国家にはなったが、イスラム文化の持っていた豊かなもの、ユダヤ人が持っていた経済の力、技術の力など重要な国の資源をなくしてしまった。この力は全ヨーロッパへと放出されスペイン王国は繁栄から見放されていく。-15　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

  2008.04.08

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• 歴史的　地中海世界論～　レコンキスタについて

  　　　　　歴史的　地中海世界論　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　レコンキスタについて　レコンキスタへの私の考えは、サンチヤゴ巡礼の歴史を考えることから（中世スペインの研究）、レコンキスタのもつ意味中世スペイン史のなかで大切との認識です。私の中世スペインの歴史への視点を説明しておきます。興味の中心は、中世の地中海世界の一環としての中世スペイン史です。一例を挙げると、私が注目する地域としてイタリアの地中海の島、シチリア島です。ご存知のように、中世、地中海に成立した”シチリア王国”の文化、政治形態など、11世紀（Cと略）、十字軍のノルマンディ騎士団のノルマン人（仏のノルマンデイの人と同じ）が島に来てシチリア王国を建て、ノルマン、ビザンチン、イスラムの三様式ー文化、美術、、政治、などの共存を実現した。　この時代のすごさは、この上記三者が、ギリシャ、ローマの古典をアラビア語からラテン語（ラテン語から西、伊、仏、ポルトガル各国語へ分化）に翻訳して古代の優れた文化の継承を成し遂げた事実に驚いたことが原点です。なぜこの翻訳が意味あるかは、文化の連続性が現代の文化に反映していること。（例として医学他）また異論はあるがイタリアでのルネサンスを準備したものが、シチリア、コルドバ、トレドなどの地でなされた翻訳にあると認識している。この視点から中世スペインのコルドバ、トレドなど、同時期にアラビア語からラテン語の翻訳を進めた人々が存在した歴史を追って見たいと、当時栄えたイスラム支配下の都市への旅をしました。特に興味深いことは、カタルーニァ、11～13Cのロマネスク美術の”キリスト像”などにビザンチンの影響がみられる。-14

  2008.04.07

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• ポルトガル案内

  　　　　　　ポルトガル案内　リスボン市内でベレン地区以外のお勧め観光地かきます。市内全域の案内は、地球の○き方ー私的に迷うという字でよんでいます。ポルトガル61－シリーズの番号ーが詳しいと思います。美術館でグルベンキャン美術館をおすすめします。規模が大きく、エジプト,アルメニア美術,中国の陶器,日本の浮世絵、ペルシャのじゅうたん、フランスの象牙彫刻。コレクションではルーベンス，モネ，レンブラント、の作品が多い。館内にはレストランやコンサートホールもあり。敷地が広く，林や小川もながれている。芝生の上でのんびりしたことが、たのしかった。食事もおいしかった。地下鉄Palhava~下車。バス，ロシオから。ポルトガルへの情報どのくらいか不明ですが、時間あれば次の本見られたらどうぞ。モラエスの本ー日本通信、徳島の盆踊り,大日本などーわたし一部しかよんでいません。ルイス，フロイスー日本史、ほかあり司馬遼太郎ー街道をゆくのシリーズに天正の少年使節を書いたとこある。　多分、ポルトガルの道の書名と思う。　ポルトガルの美術のなかでアズレージョータイル絵ーはどこえ行ってもみられます。私が感動したポルトの鉄道駅ホールの大アレージョは歴史に題材をとった壮大な絵でした。リスボンにはアズレージョの博物館あるのでみられればいい。サンタ，アポローニア駅から1.5キロ、マドレ，デ、デウス教会のなかにあり。他に行かれるところでは、バイロ、アルト地区にあるファドのペーニャ－酒場、いいですね。お酒強いようなので、ワインの専門の酒場あります。ケーブルカーの上の駅前に古い建物のお店あり。甘いもの好きならポルトガルは天国です。お勧めはリスボンのロシオ広場カフェースイッサのお菓子はおいしい。ベレン地区には有名なおかしのお店あり、ここえはコメルシオ広場から市電あり。店に入って食べておいしかった。名前でません。だんだん記憶がよみがえるのでまた書きます。アテ、　マニヤン、ムィント、オブリガード。さようなら、ありがとう。 -13

  2008.04.06

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• イビサ島は素敵な島～スペイン、マジョルカ島

  イビサ島は素敵な島 イビサ島は素敵な島である。マジョルカ島から飛行機で30分間バスで空港より20分かかる。インフォメーションを訪ねてからホテルに行く。ホスタルパルケは素晴らしいホテルで3階建エレベーターがついている。　新しい建物でバスタブがついている、今までの滞在の中で1番良いホテルである。1泊3,000ペセタ(約2千円）4泊の予定。ホテルの裏手がイビサの城である。　城の中は昔の城壁の町で旧市街のようだ。小高い山を利用した自然の要塞のようだ。教会が1番高いところにあり形の面白い塔を持っている。修道院のすてきな屋根がある。夕焼けが素晴らしい。ニ度とこんなにきれいなオレンジ色の夕焼けは見られないと思う。 レストラン”サカルデ”、イビサ島の有名な魚料理レストランはホテルの紹介でレストランのなかでは高級そう。ソパ、デ、マリスコ(魚のスープ）が素晴らしい味だった。おコメの入ったスープには魚などの具が多く美味しく食べた。パンにつけるパテがうまくて入れ物の半分くらいの量を食べてしまった。名物のザート（クリーム）を食べ久しぶりに大満足した。料金は約2,000ペセタくらいである。 イビサ島～サン、アントニオ、最高にいい天気で久しぶりに熱い日だった。海岸に出ると前にはランサロテ島が見え素晴らしい景色である。夏はバカンスのリゾート地になり海岸の回りには高層のマンションだ。今はシーズンオフでお店は締まっている。昼食にはレストランでいわしを食べた。サルディナスの鉄板焼きでとてもおいしいイワシだった。この店の主人と話しをしたがアンダルシアの出身でゆっくりしたスペイン語を話していた。ビールとワインも1杯ずつ飲んだ.。-12　　

  2008.04.05

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• イビサ島とは？～スペインのマジョルカ

  　　　　　イビサ島とは？　1994年冬３日くらいイビサにいました。交通はマジョルカ島から30分のフライト、イビサ市ヘはバスで20分。市内のインフォメーションにて宿と市内地図もらう。場所は中心部のバラデルレイ通り。案内所は月ー金后１ー５時と土、午後、日，祝日は休み。アクセスはマドリー、バルセロナ、バレンシアからフライトあり。観光でよかったのはイビサの城塞、町の上部にあり中には古い民家も多い。丘の上のカテドラルも素晴らしい。長い時間、夕焼けのオレンジに輝く地中海を見ていた。　地中海の島はカルタゴの時代以後戦略的に重要で多くの国々の支配を受け，特にカタルーニャ王国の時代が長く、文化は他の島々の影響も大きい。イタリアのシチリア島の出土品と似た人形など。食べ物ではアフリカのクスクス料理も初めてイビサで食べた。　マジョルカとイビサにしかないパンでエンサイマーダという渦巻き状で柔らかなおいしいパンが好きで島にいた毎朝はパンとカフェ、コン、レイチェですごした。島の観光ではサンアントニオの海岸がよい。目の前にランサロテ島が美しい。海岸にはヨットクラブもあり食事もできる。ビールにイワシ（サルデイナス）の鉄板焼きがおいしかった。夏はまた別の楽しみがあるのでは。イビサは昔ヒッピーの島だった。-11

  2008.04.04

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• 地中海の島～イビサ島の歴史

  　　　　　イビサ島の歴史～マジョルカ島　多くの異民族支配が続き古代よりフェニキア、ギリシャ、カルタゴ、ローマ、アラブにより支配されている。イタリアのシチリア島や地中海世界の多くの島や都市も同様な歴史を持っている。現在はヨーロッパのリゾート地として多国籍な雰囲気がある。観光案内を少し書きます。　島の南にフォルメンテーラ島はリゾート化が少なく自然がおおい。イビサからフェリーと高速船出ている。ホテルのお勧め、Hostal Parque公園の隣，感じよい6年前は新築でバスもいい。住所　C/Vicente 　イビサの町のカテドルー13世紀の建築，丘の上から地中海がきれい。考古学博物館にはカルタゴやロ－マ時代のテラコッタ(焼き物）多い。ぜひ楽しんできてくだい。-10

  2008.04.03

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