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テーマ:今日の出来事(292654)
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たおやかで華奢なおしのの裸身(はだかみ)が闇の月夜に妖しく映ゆる
仏道とはわれ縁なしと思えども暁の寺にておしの切腹す 享年41歳 誰一人おらぬ店内におしのがひとり哭いている 新装開店ブディック・オシノ 出陣す おしのに別離(わかれ)の涙などいらぬ 唯、勝ちて還れ おしのの腹は悲しみの厚さ 涙を一滴こぼすたび腹が一ミリ厚くなる 貴種流離流れの果ての川原におしのひとりの風のあばら屋 しのちゃんと呼ばれし頃を涙しておしの玄海灘を往きて還らず おしのといふひとりのをんな吉原の闇に消え往きし時などもありき 元禄のすえに お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年03月17日 17時32分26秒
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