ディディエ・ドログバに日本がワールドカップブラジル大会(サッカーW杯)で守りを乱される
日本が"チーム・ドログバ"の前に屈した。ブラジルW杯グループリーグ初戦。日本はコートジボワールに1-2の逆転負けを喫し、黒星発進となった。 立ち上がりは相手の出方を窺った。アルベルト・ザッケローニ監督は相手の4-2-1-3システムに対し、前線の選手がプレッシャーをかけて高い位置でボールを奪うように指示したが、なかなかはまらない。 長友佑都がその理由を説明する。「前線から相手のDFラインではめていくことを話していたのだけど、相手のボランチ2枚がセンターバックの方に降りていて、ボール回しを積極的にやっていたことで、はまらなかった」 雨が降ったり止んだりの落ち着かない天候。ピッチは重かったが、それに連動するかのように、日本は動きが重かった。単純に体が重かったのか、緊張していたのか、プレッシャーなのか。とにかく、試合の入り方が良くなかった。